【揺花草子。】[#4745] 約束を果たす。
Bさん「そんなわけで去る1月3日に OA された
『ピタゴラスイッチ 特大号 こうすると→わかる』の中で発表された
『ビーだまビーすけ』シリーズ最新作となる『EPISODE 4』です。」
Aさん「んん。」
Cさん「故郷の村が魔族の襲撃を受けて壊滅し、
ビーすけは幼馴染の女の子の助けで生き延びる事ができたのよね。」
Aさん「それは違う種類のクエストの第4弾ですね。」
Bさん「前エピソードまでは、ビーすけたちの組織と対立していたのは
黒玉軍と言う組織だった。
今回はさらに第三勢力であるところの『トゲトゲ軍』が登場するよ。」
Aさん「んん!」
Cさん「エゥーゴとティターンズの諍いに割って入って来た
アクシズのような立場よ。」
Aさん「そうですか? その解釈合ってますか?」
Bさん「それは冗談としても、トゲトゲ軍はその地域でどうやら
ここ最近勢力を伸ばしてきている組織の様子。
ビーだま3兄弟の拉致をあっさり成功させている点を鑑みると
組織としてはかなり統率が取れている様が窺えるよ。」
Aさん「ふむ・・・。」
Bさん「ビーすけたちがか拐かされたと言う一報は
すぐに黒玉軍にも伝わった。
トゲトゲ軍が対立勢力であるビーすけたちに対し
やはり暗殺と言う強硬手段を取らなかった事を見ると
彼らの目的もまた黒玉軍と同様に
ビーすけたちが知る何らかの秘密を聞き出そうと言う事では
なかったかと想像するよ。」
Aさん「黒玉軍の前提自体がどうなのか分からんけどな。」
Cさん「報告を受けた黒玉王はこの情報を重く見なかったわ。
一帯に覇を唱える黒玉軍にとってみれば、トゲトゲ軍の如き
ポッと出の飛沫組織なんて歯牙にもかけていなかったのだと思うし、
あれだけ執着していたビーすけたちに対しても
興味を失っていたようにも見えるわ。
恐らく彼らの支配体制が盤石となり、ビーすけたちが持つ秘密は
もはや無用と考えていたのかも知れないわね。」
Aさん「そうなんですかねえ。」
Bさん「あるいは、過去何度も自分たちを翻弄してきたビーすけたちの
組織力をある意味信頼していて、
トゲトゲ軍如きにビーすけたちを御する事など出来はしないと
高を括っていたのかも知れないね。」
Aさん「なるほど。我々でもできなかったのだからどうせ無理だろと。」
Bさん「けど、その方にひと際いきり立ったのが黒玉王子でした。
王子とビーすけは、エピソード 3 で描かれた通り
深い谷底から協力して生還を果たした間柄。
そんな彼のピンチにいても立ってもいられなくなり、
王や側近の制止も聞かず飛び出します。」
Aさん「んん。」
Bさん「シンプルにエモい。」
Aさん「シンプルな感想来た!!!」
滾る。




