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【揺花草子。】(日刊版:2025年)  作者: 篠木雪平
2025年08月
215/331

【揺花草子。】[#4937] LUCKY。

Bさん「昨日は夏クールアニメと言いつつ

    春クールスタートで今期も順調に OA 継続中の

    『アン・シャーリー』についてお話したのでした。」

Aさん「んん。そうだったね。」

Cさん「ご存知山田監督のセンスが迸る OP / ED が最高よね。」

Aさん「最高ですねえ。

    いかにも山田監督って感じの演出てんこ盛りですよね。」

Bさん「今日はまた別な作品を採り上げる。」

Aさん「ほほう?」

Bさん「ズバリ『CITY THE ANIMATION』であります。」

Aさん「おぉ。あの。」

Cさん「何日か前に話してた『フードコートで、また明日。』の

    裏番組って形になるわよね。」

Aさん「んん、そうですね。月曜23時ですよね。」

Bさん「ご存知京アニさんの2011年春夏2クール作品『日常』の原作

    あらゐけいいち先生の作品だよ。」

Aさん「だね。

    『日常』と似た感じの不条理コメディって感じがする。」

Cさん「いちおう主人公は同じアパートの

    南雲ちゃんににーくらちゃん、それに泉ちゃんの3人が

    メインって感じだと思うけれども、

    ほぼ同じくらいの重みのキャラもたくさんいて

    その辺も『日常』と良く似た感じになってるわ。」

Aさん「あぁ、確かに。

    『日常』ではゆっこたち3人のラインと

    はかせたち東雲研究所のラインが並立してた感ありますもんね。」

Bさん「中盤でそのラインが交錯してくあたりがグッと来るものがある。」

Aさん「んん。確かに。」

Bさん「そんなわけであらゐ先生お得意の群像劇の様相を呈する

    『CITY』であるけれども、

    そんな中に『落胆くん』という漫画を連載している

    鬼カマボコ先生と言う人がいます。

    この人も同じアパートの住人だそうだけど。」

Aさん「いつも焦ったり泣いてる人だね。」

Cさん「作中では一度連載を打ち切られたわよね。

    担当編集の人も非常に辛そうな表情だったわ。」

Aさん「でしたね。」

Bさん「で、その鬼カマボコ先生の後に連載をする予定だったのが

    人気漫画家と評されている長野原大介先生と言う人。」

Aさん「んん・・・!!!」

Cさん「ご存知『日常』のみおちゃんのペンネームよね。」

Aさん「そうですね・・・!」

Bさん「作中では一瞬の登場だったけれども、

    アニメでの CV もちゃんみおと同じ相沢さんだったし、

    これは同一人物と言って良いでしょう。」

Aさん「だろうね・・・!!!」

Bさん「人気漫画家と言われているくらいだから、

    それなりのキャリアを積んでると考えられる長野原大介先生。

    その一方、『日常』ではまだ高校1年生で

    漫画家志望で投稿する原稿を頑張ってますと言う状態だったわけだ。」

Aさん「そうだったねえ。

    ゆっこが原稿をダメにしちゃったのを

    何とか誤魔化そうとしたりしてたよね。」

Cさん「『日常』から『CITY』までどれくらいの時が

    経っているのかは分からないけど、

    少なくともデビューして数年ほどの時間は

    過ぎていると考えられるわ。」

Aさん「そうかもです。」


Bさん「そうなるとはかせも

    阿部さんがグッと来る幼女の年頃を

    過ぎている可能性が高いね。」

Aさん「そもそもはかせ出て来ないだろ?」


 パラレルワールドと言う解釈もある。

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