【揺花草子。】[#4936] ノンテロ版が欲しい。
Bさん「今日も夏クール作品の話をしていきます。」
Aさん「ふむ。」
Cさん「今期は出だしこそはけっこう視聴作がたくさんあったんだけど
1話目とか2話目でカットするものが意外と多かったわ。
結果的にはいつもと同じ程度の視聴数に落ち着いているわね。」
Aさん「そうなんですね。」
Bさん「と言いつつ、今日お話しするのは去る春クールから OA が始まり
2クール目となっている『アン・シャーリー』です。」
Aさん「おぉ。」
Cさん「飯岡あんね。」
Aさん「飯岡あんは違いますよ?
それはなみえはんの複数作品に登場する
若干夢見がちなでデコッパチ女教師ですよ?」
Bさん「『純情パイン』で飯岡あん先生が
『私の事をコーデリアと呼んで』みたいに言うシーンがあるけど
あのコーデリアも元ネタは『赤毛のアン』なんだよね。」
Aさん「おぉ・・・そんなシーンもあったっけ・・・。」
Cさん「肩の膨らんだ服に殊更ご執心なのもそうよね。」
Aさん「それは覚えてます! ありましたね!」
Bさん「阿部さんも多少知ってるかも知れないけれども、
原作はご存知モンゴメリ女史の『アン・シリーズ』です。
『アン・ブックス』とも呼ばれるね。
『赤毛のアン』はその第1作と言う位置付けだね。」
Aさん「ふむふむ。」
Cさん「『アン・シリーズ』は第1作『赤毛のアン』から
最終作の『アンの想い出の日々』まで全9作で構成されているわ。
シリーズを追うごとにアンの年齢も上がっていくわ。
第1作の『赤毛のアン』の冒頭時点でアンは11歳だったけれども、
終わりの時点では16歳だそうよ。」
Aさん「ほほう。」
Bさん「養父であるマシューの急逝とそのお葬式の下りだね。
あのあたりが『赤毛のアン』のラスト。
アンがアヴォンリー校で教師の職に就くのが第2作目『アンの青春』、
これが16歳から18歳までのアンが描かれる。
そしてその後教職を持してレドモンド大学へ進学して云々が
第3作『アンの愛情』。
今アニメで OA されているのがこのあたりだね。」
Aさん「なるほどなるほど。」
Cさん「同郷のギルバートとの関係も目が離せない感じだけれども、
この先も紆余曲折がありそうよ。」
Aさん「でしょうなあ。」
Bさん「現在 OA 中の『アン・シャーリー』がこの『アン・シリーズ』の
どこまでを描くのかは分からないけれども、
あの瘦せっぽちでちっちゃかったアンはもう遠い過去、
すっかり大人のお姉さんへと成長してしまった。
そしてこの先ももっと魅力的な女性へと成長していくのでしょう。」
Aさん「うんん・・・そう、かな・・・?」
Bさん「阿部さんは幼き日のアンの影を追いながら
OP をエンドレス再生してるんだっけ?」
Aさん「違うが!!???」
ご存知山田監督の絵コンテ演出ですからね。




