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【揺花草子。】(日刊版:2025年)  作者: 篠木雪平
2025年07月
201/331

【揺花草子。】[#4923] 首元が涼しい。

Bさん「引き続きホーナー氏がレッドブルの代表を電撃解任された件に関して。」

Aさん「んん。」

Cさん「フェルスタッペン選手の契約を巡るあれこれが

    この事態の背後にあるのではないかと言う憶測よ。」

Aさん「ですねえ。」

Bさん「4年連続チャンピオンのフェルスタッペン選手が

    今年のレッドブルのパフォーマンスに愛想を尽かし

    長期契約をうっちゃってでも他チームに移籍を考えると言うのは

    ごく自然ではある。」

Aさん「まあ。」

Cさん「来年はレギュレーションがガラッと変わって

    チームの序列もガラガラポンが想定されてはいるけれども、

    今のレッドブルにはこの1年で急激に競争力を落としたシャシー、

    ちゃんと動くかどうかも分からない新 PU と、

    不安要素はいくらでもあるわ。

    そんな中でこのレギュレーション変更もうまく乗り越え

    初年度から競争力を発揮しそうなトップチームが

    彼の移籍先として想定されているわね。」

Aさん「ですね。」

Bさん「まあそれ即ちメルセデスだ。

    今年の成績で言えばマクラーレンが強いけれども

    来年 PU が新しくなる中でカスタマーであるマクラーレンが

    今年と同じ程度の競争力を維持できるかは分からないし、

    ドライバーラインナップは現行の2人で完成されている感があるからね。」

Aさん「だねえ。」

Cさん「ワークスで言えばフェラーリもそうなんだけれども、

    フェラーリはフェラーリでメルセデスほどうまくやれる期待感は

    何でかないわよね。」

Aさん「何でかないですね確かに・・・。」

Bさん「他にも来年1年は育児休暇としてお休みして、

    新レギュレーション下の趨勢が見えてきたタイミングで

    2027年に復帰、などと言う憶測もあったりするよね。」

Aさん「それもまああり得ない話じゃないかなとは思うけどね。」

Cさん「例え1年空いたとしてもフェルスタッペン選手が移籍したいと言えば

    どのチームだって席を空けるのは間違いないでしょうからね。」

Aさん「確かに。」

Bさん「と言う事で、フェルスタッペン選手の移籍先の

    第一候補と目されるメルセデス。

    しかしそこには生え抜きのラッセル選手、

    それに期待の新人で表彰台も経験済みのアントネッリ選手が居る。

    フェルスタッペン選手が移籍するには

    どっちかを押しのけなきゃいけないわけだ。」

Aさん「だねえ・・・。」

Cさん「トト・ウォルフ氏はフェルスタッペン選手と話している、

    あるいは話していたと言う事実は認めているわ。

    それがどう帰着するか、気を揉んでいるのは

    アントネッリ選手よりもラッセル選手の方だと

    囁かれているわ。」

Aさん「ですねえ。

    条件が揃えば勝ち切れるだけの力があるドライバーだし

    実際今季勝ってもいるのに来年の契約が怪しいと言うのは

    何とも恐ろしい話です。」


Bさん「これじゃ全く成績の上向かない阿部さんも

    電撃解雇の可能性大だよね。」

Aさん「何の成績が上向かなくてぼく解雇されるの?」


 企画への貢献度とか?

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