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【揺花草子。】(日刊版:2025年)  作者: 篠木雪平
2025年07月
196/337

【揺花草子。】[#4918] やたらと重い二重扉でも可。

Bさん「今日はアレですよ。アレアレ。」

Aさん「アレって何だよ・・・。」

Cさん「アレアレ詐欺よ。」

Aさん「聞いた事のないタイプの詐欺ですし

    この現場で詐欺る理由は一体何なんですか!!!」

Bさん「まあ阿部さんもうっすら勘付いているとは思うけれども、

    今日7月15日は我ら週末の過ごし方系フリートークコンテンツ

    【揺花草子。】の公開記念日なわけです。」

Aさん「週末の過ごし方系コンテンツなの?

    そんなカメラとか持ち出してお出掛けしちゃうような

    コンテンツじゃなくない?

    そもそも収録は週末だけじゃないしね?」

Cさん「終末系コンテンツだしね。」

Aさん「終末系ですかぼくら?

    そもそも終末系ってジャンルが微妙に良く分からなんですけども。」

Bさん「それはおかしな話だよ。

    『エヴァ』とかがまさにそうだし、

    少し前に『少女終末旅行』ってアニメもあったじゃない。」

Aさん「あぁー・・・ポストアポカリプスものって事?」

Cさん「ごせんぞが窓を突き破って飛び込んできたりするからね。」

Aさん「確かに窓から登場はロマンだってご先祖も言ってましたけども!!」

Bさん「なので今日は阿部さんにも窓を突き破って登場してもらいたいと思う。」

Aさん「既に席について収録も始まっているのに敢えて?」

Cさん「敢えてよ。

    そこらへんを乗り越えてこその我ら【揺花草子。】だもの。」

Aさん「そんな体張る系でしたぼくら?」

Bさん「ここに来てジャンル変更と言う事だよ。

    まる14年を迎え15年目にして新たな扉を開くよ。

    窓だけに。」

Aさん「うまい事言ってやったみたいな顔するんじゃないよ。」


Bさん「それじゃ阿部さん

    向こうのミキサー室とこちらの収録ブースを隔てる

    でかいガラスをブチ破ってダイナミックエントリーを

    決めてもらおうかな?」

Aさん「無茶言わんで!!???」


 それは困るよ!!!!!

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