【揺花草子。】[#4741] シーズン予想その4。
Bさん「まだ開幕まで2ヶ月近くあるF1 2025年シーズン。
ここまで今シーズンの予想を勝手気ままに繰り広げてきました。」
Aさん「んん。そうだったね。」
Cさん「昨日はルーキードライバーたちの戦いぶりを予想したわね。」
Aさん「そうですね。」
Bさん「一応シリーズとしては今日が最終回としたいけど、
今日はズバリ角田選手を始めとする日本人ドライバーたちの
今シーズンあるいは来シーズンまで含めての展望を議論したい。」
Aさん「おぉ・・・。」
Cさん「まず角田選手、2025シーズンの成績はどう見るかしら?」
Aさん「や、なんだかんだ言って普通にチームメイトのハジャー選手は
コテンパンにすると思いますよ。
そら長いシーズン2,3戦は予選決勝で上回られる事はあるでしょうけど
それでもチームメイト対決って意味では7割8割は勝つでしょう。」
Bさん「だろうね。
個人的にはハジャー選手はシーズントータルで
10ポイントをちょっと超えるぐらいがせいぜいじゃないかと予想する。
角田選手は少なくとも今シーズンと同じくらい、
30ポイントは行けるんじゃないかと。」
Cさん「多少期待値込みだけどね。」
Aさん「確かに・・・2024年シーズン終盤の趨勢が今年も残置されるとすれば
角田選手でもポイントは相当難しい感じになっちゃいそうですしね。」
Bさん「ご存知の通りレッドブルへの昇格と言う点では
ローソン選手の後塵を拝した角田選手だけど、
シーズン前半ローソン選手が大ゴケする可能性も
まあ決してないわけじゃない。
じゃあその時に角田選手にお鉢が回ってくるかと言うと、
これもちょっとないかなと予想する。
かと言ってデビュー半年のハジャー選手が
ローソン選手に乗り代わるかと言うとそれもまたちょっと考えられない。
そう考えるとレッドブルはますますフェルスタッペン選手1人の才能に
頼らざるを得ない感じがしてくるね。」
Aさん「んん。まあそこら辺は全然予想もつかないけどね。」
Cさん「まだペレス選手やリカルド選手の復帰の方が幾分目があるように思うわ。
ペレス選手なんて最近のインタビューで
『半年くらいしたら今後の身の振り方を考える』
なんてコメントを残してるけど、
半年後にローソン選手がダメダメなら再登板ワンチャンアリですよ、
なんて密約をレッドブルサイドと結んでるかも知れないしね。」
Aさん「あぁ・・・なんでも起こり得る F1 の世界ならそう言う事も
あり得るかも知れないですね・・・。」
Bさん「話を角田選手に戻すよ。
知られている通り、角田選手の契約は2025年の単年契約。
もちろん書類上は延長のオプションがあるとは思うけど、
角田選手が2,3回表彰台に立つとか優勝するとか
余程の事がない限りオプションが行使される可能性は低く、
2025年オフを以てリリースと言うのが大方の予想ですね。」
Aさん「だね。」
Cさん「けど他の多くの有力ドライバーたちはだいたい
2026年まで含めた複数年契約になっているわ。
その契約が十分に尊重されると言う前提に立てば、
2026年シーズンに角田選手が乗るシートはもうないんじゃないかと
目されてもいるわね。」
Aさん「ええ・・・。」
Bさん「もちろん、さっき阿部さんも言った通り
F1 と言う世界では何でも起こり得る。
何しろ2025年から複数年契約を得ていたペレス選手が
その1年目のスタートさえもできずに契約解除になるほどだからね。
いま複数年契約がある人は単に今現在書類上
そうなっていると言うだけに過ぎない。」
Aさん「それは、まあ、そうだろうね。」
Cさん「仮に角田選手が2025年シーズンで20勝くらい挙げて
ワールドチャンピオンになったとしたら
他のどのチームでも自分のところのドライバーをどけて
角田選手の席を用意するに違いないわよね。」
Aさん「それはそうでしょうけどね!?」
Bさん「しかしながら悲しいかな今のレーシングブルズの力では
それは残念ながら夢幻のようなものだ。
速い車に乗せたら絶対素晴らしい成績を残すと言う確信はあるけど
その場が与えられる可能性は残念ながらこの先も高くはないかなと。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「なので、こう言う事を言うのは本当に申し訳ないし、
ぼくらもこれが現実になって欲しいとはこれっぽっちも思わないけど、
残念ながら角田選手にとって2025年シーズンが少なくとも当面は
F1 最後のシーズンになってしまうんじゃないかと懸念している。」
Aさん「んん・・・!」
Cさん「他のチームのルーキードライバーが大ゴケしてそこに滑り込むとか、
もしかしたら2026年から参戦するキャデラックが
白羽の矢を立てるとかはあり得るかも知れないけどね。」
Aさん「どっちにしてもトップチームからは離れた場所ですねえ。」
Bさん「その他、今季はアルピーヌでリザーブを務める事になる平川選手、
F2 で2年目のシーズンを迎える宮田選手、
SF 2年目のシーズンに挑む岩佐選手と、
F1 に近いところに立つ選手たちが控えている。
けど彼らも少なくとも短期的には F1 デビューには
辿り着けないかなと言う予想だよ。
宮田選手に関してはシーズン3〜5勝くらい、
シリーズランキング5位以内くらいを得られたら
ハースあたりのリザーブの席はゲットできるかもだけど。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「まあ言っても今年のシーズンオフに
ぼくらのこの予想がまるっきり外れてた!!と
振り返られればそれがいちばん良い。」
Aさん「期待はしているわけだね!!?」
もちろん期待はしています。




