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【揺花草子。】(日刊版:2025年)  作者: 篠木雪平
2025年06月
168/329

【揺花草子。】[#4890] 人に歴史あり。

Bさん「いまさらネタバレもないだろって話だから言っちゃうけど、

    ドラクエ II の大ボスはハーゴンで、ラスボスはシドーじゃないですか。」

Aさん「だねえ。」

Cさん「FC 版ではパッケージイラストにはっきり

    シドーの姿が描かれてるからね。

    最初からラスボス感出してたわよね。」

Aさん「それは確かにそうでした。」

Bさん「で、このハーゴンと言えば、肩書は『大神官』です。」

Aさん「ん、そうだね。」

Cさん「邪教、即ち破壊神シドーを信仰する宗教の最高位の神官、

    って感じなのかしらね。」

Aさん「そんな感じに見えますね。」

Bさん「ハーゴンがどのような経緯でシドーへ帰依するようになったかとかは

    作中では全く描かれていないけれども、

    他でもない『ドラゴンクエスト III HD-2D リマスター』で

    その一端が匂わされたよね。」

Aさん「あぁ・・・あのラストのね・・・!!」

Cさん「これも未プレイ勢にはホント申し訳ないけれども、

    『III』で勇者がゾーマを討ったそのあと、

    竜の女王が卵を産み落として命を終える場面が描かれたわ。

    そしてその様を見守った神官長が

    『すべて このワタシに お任せください・・・

     このハーゴンに・・・』

    と衝撃の科白を独り言ちるわけね。」

Aさん「そうでしたねえ・・・!!!

    あれには衝撃を受けました。」

Bさん「あの大神官ハーゴンが在りし日は『上の世界』で竜の女王に仕え、

    そしてのちに竜王と呼ばれる事になるドラゴンの

    ある意味育ての親となると言う展開は驚きと言える。

    『上の世界』とアレフガルドのある世界はゾーマの死とともに

    『閉じてしまった』と見られ、

    2つの世界を移動するのは容易ではないはずだ。

    それでもなお竜王と呼ばれる事になるドラゴンは、

    そしてハーゴンは何らかの手段で以てこの障壁を乗り越え

    アレフガルドの地へと降りるわけだよね。」

Aさん「んん・・・そのあたりも『I & II』で描かれたりするのかな?」

Cさん「竜の女王は既にゾーマの存在を感知しており、

    この世界の他にもう1つの世界つまりアレフガルドが

    存在している事を既に知っていたわ。

    確かバラモスもギアガの大穴を通って

    こちらの世界に来たと言う設定だったはずだし。」

Aさん「ですね。」

Bさん「と言う事は当然ハーゴンもアレフガルドの存在を知っていた。

    でもじゃあなんで竜王とともに上の世界ではなく

    わざわざアレフガルドに移動してその世界を統べる事を目指したのか、

    そもそもどのような経緯で邪教を信奉するに至ったのか、

    そのあたりが明かされる事を強く望むよ。」

Aさん「確かに気になる。」


Bさん「もしかしたら

    竜王の父親はハーゴン説まであると

    思ってるよ。」

Aさん「それはかなり衝撃的な説だな!!!!!」


 楽しみです。

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