【揺花草子。】[#4870] グッとくる。
Bさん「一昨日アクションカムの話をしたけど、
そのお話の中で『mono』の話題を出しましたね。」
Aさん「んん、そうだね。」
Cさん「この記事収録時点では
#06 の丸石道祖神探しとカレー旅のエピソードが描かれたわね。」
Aさん「そうでしたね。」
Bさん「少し前にも『mono』の話をしたかと思うけど、
粒揃いの今期作品の中でも個人的には『mono』は
トップクラスにお気に入りの作品です。」
Aさん「ほほう。」
Cさん「我らバーキン家は早くも円盤の購入を決めたわよ。」
Aさん「あら! それはそれは。」
Cさん「ただね、昨今の円盤事情を鑑みると
だいたい3話収録4巻構成、4話収録3巻構成、6話収録上下巻構成が
大部分になって来ている中で
『mono』は2話収録6巻構成と言う形で、
今となってはだいぶ珍しい構成を採って来たわ。」
Aさん「そうなんですか。」
Bさん「7,8年くらい前までは6巻構成が一般的だったんだけど、
円盤ビジネスの崩壊が叫ばれて久しい昨今、
そもそもパッケージ1巻1巻に掛ける労力が
売上に見合わなくなって来てると言う事情はあると思う。
だから巻数を減らす方向にシフトして来てると思うんだよね。
6回リリースするより3回リリースの方がパブリッシャー側は
絶対楽なはずだからね。」
Aさん「なるほど、そう言う売る側の事情なんてのもありそうだね。」
Bさん「ま、そんなビジネス的な話はともかく『mono』です。
同じあfろ先生の作品だけれども、『ゆるキャン△』との作風の違いは
そこそこはっきり見えてきたかなって気がする。」
Aさん「そうかもね。『ゆるキャン△』よりも日常寄り、
キャラたちがわちゃわちゃやる方向寄りって感じだよね。」
Cさん「個人的にはさっちゃんもアンちゃんも桜子ちゃんも
話数や場面によってちょいちょい髪型を変えてるのが
なかなかグッと来るわね。
アンちゃんはサイドテールにしてたりツインテにしてたりだし、
さっちゃんも特に髪を結ってない時もあればサイドテールの時もあり、
しまりんだんごの時もあるわよね。」
Aさん「しまりんだんごと言う独特の表現。」
Bさん「あと劇伴がとても良い。
ご存知『けいおん!』シリーズの劇伴を務めた
百石さんらしさがすごく出てて作品に彩を添えているよね。」
Aさん「だね。」
Cさん「ED 序盤の5人による謎ステップも可愛いわ。
さらに言うと5人それぞれちゃんと身長差があって
その身長差がだいたいおんなじ程度って言うのもグッとくるポイントね。」
Aさん「細かいとこ観てますねえ・・・。」
Bさん「設定があるかどうか分からないけど、ざっくり言うと
いちばん小さい桜子ちゃんが 145cm くらいだとして
次に小さいアンちゃんが150cm、真ん中のさっちゃんが 155cm、
ハルさんが 160cm、カコさんが 165cm って具合に、
もちろんこの数字は適当な値ではあるけれども、
でもそれぞれ前後の差分が同じくらいに見えるって言うのが
とっても良いなって思うんだよね。」
Aさん「細かい・・・。」
Bさん「そんなわけでパッケージは2話収録6巻構成と言う
古式ゆかしいスタイルを選んでいる『mono』。
これまた今となっては割と懐かしい部類となる
キャラソンアルバムのリリースが7月上旬に控えています。」
Aさん「ふむ。」
Cさん「ひと頃は『こんな作風の作品でも出す?』ってぐらい
猫も杓子もってレベルで隆盛を極めたキャラソンだけれども、
ここ数年はすっかり退潮気味じゃないかなと思うわ。」
Aさん「確かに。あんまり聞かなくなりましたよね。」
Bさん「で、このアルバムは既にジャケットイラストも公開されていて、
さっちゃんがアンちゃんのアクションカムを持ちながら
笑顔でこちらに目線をくれている様を
見下ろしの視点で描いているんだけど。」
Aさん「ふむ。」
Bさん「率直に言ってとってもえっちだと思うよ。」
Aさん「すごい率直に言うね!!???」
健全です。




