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【揺花草子。】(日刊版:2025年)  作者: 篠木雪平
2025年01月
14/329

【揺花草子。】[#4736] ドキドキビジュアル。(3日連続)

Bさん「昨日は一部の層に根強く存在すると考えられる

    『きららに男はいらねえ』と言う意見について言及しました。」

Aさん「んん・・・はぁ。」

Cさん「『男はいらねえ』だけど、『男の娘はむしろアリ』と言う

    一見相反する主張を内包しているのは面白いわね。」

Aさん「お・おぉ・・・。」

Bさん「要するに可愛ければいいってわけですよ。

    実はキモオタニートなおっさんが変装していても

    姿形が美少女なら受け容れられる。」

Aさん「そうかな?

    おっさんが変装しても美少女にはなれなくない?」

Cさん「そこはきらら的奇跡のパワーが介在しているかも知れないじゃない。

    コミュニケーションに難のある良く解らない白い淫獣から

    謎の魔法的パワーを授けられて、

    それで全く他人の容姿に変身できる力を手に入れた。

    その力を使って JK として女子校に潜り込むみたいな。」

Aさん「それは普通に犯罪ですよね・・・。」

Bさん「その他、『きららに男はいらねえ』と言う意見と近いものとして、

    『きららに JC と JK 以外はいらねえ』と言う

    より苛烈な意見もあるように思います。」

Aさん「んん・・・?」

Cさん「端的に言えば大人がいらないと言う事ね。

    良くある例だと親は海外出張中でずっと不在で作中に登場しないとか、

    そもそも生活基盤が女子寮とかそう言う例もあるかしら。」

Aさん「んん・・・なるほど。」

Bさん「そんな中でも、主人公たちに寄り添ってくれる立場の

    若い女の先生はサブキャラとして重宝されがちです。

    『けいおん!』のさわちゃんとか『スロウスタート』の清瀬さんとか

    『ゆるキャン△』の鳥羽先生なんかが該当するね。」

Aさん「ふむ。」

Cさん「まあ清瀬さんは寄り添ってるかって言われると微妙なところはありますけどね。」

Aさん「それはそうですけど、

    かむちゃんとはめちゃめちゃ仲良いですし・・・。」

Bさん「こう言う

    『きららには JK か JCだけ、例外として若い女性の先生だけいれば良い』

    と言った尖った意見は、

    主人公たちの世界はそのキレイな箱庭で完結していて欲しくて、

    大人たちの汚い世界とは無縁であって欲しい、隔絶されていて欲しいと言う

    無菌主義とでも言うような要求から来るものだと思われる。」

Aさん「無菌主義か。言い得て妙だね。」


Bさん「だとしたらこの現場はなんでぼく以外に大人が3人もいるの?」

Aさん「昨日も言ったがぼくらはきらら系じゃないからだよ?」


 そもそもきみだって JKJC じゃないだろう。

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