【揺花草子。】[#4839] 狭き門。
Bさん「昨日は何としても Nintendo Switch 2 を発売日に手に入れたいと言う
強欲なあなたに最適なソリューションとして
任天堂さんの筆頭株主になると言う大胆なソリューションを
提示しましたが。」
Aさん「大胆にも程があるよね?
様々な大手ファンドと渡り合って個人が筆頭株主になるとか
とてもではないが現実的ではないよね?」
Cさん「資本主義の原則と言っても良い
カネにモノを言わす典型的なソリューションね。」
Aさん「典型的って言って良いんですかねこれ。」
Bさん「まあもちろんいちばん良いのは
きちんと抽選に通ることであるわけだけど、
どれくらいの当選率かって言うのは恐らく明かされないでしょう。」
Aさん「それはそうだろうねえ。」
Cさん「だから抽選販売に申し込んだ有志の人たちを募って、
その皆さんに当選したかどうかを必ず回答してもらう
アンケートを取ることで当選率は推察できるとは思うわ。」
Aさん「それたぶん少なくとも1,000人くらいは集めないと
統計的に有意な結果にはならないですよね。」
Bさん「でもまあ、これで分かるのはあくまで競争率でしかない。
初回出荷台数を推測したいとなったら、
サンプル調査によって導出された当選率のほか、
応募者の総数も必要なわけだ。
こちらについては推測のしようがないよね。」
Aさん「それはそうかもねえ。
Switch Online の契約者数についての公開資料があれば
そこがマックスって事にはなるんだろうけど。」
Cさん「一応ね、IR資料だとか外部の統計データなど関連情報を当たると
有料契約者数は 3,400万件くらいって言う数字があるみたいね。
もちろんこの数字はグローバルでの数字だし、
このうちどれだけの数が Switch 2 の抽選販売の条件を満たしていて
なおかつ実際に応募したかは全く分からないわけだけど、
それでも阿部さんも言う通り今回の抽選のレギュレーション上
この 3,400万と言う数がマックスであって
これ以上の数が抽選に挑む可能性はないわけよね。」
Aさん「そうなりますね。」
Bさん「つまり初回出荷台数が1台だと仮定すれば
当選確率は最低でも 0.000003% 程以上はあると
言えるわけだ。」
Aさん「初回出荷台数1台って事はなくない?」
年末ジャンボで1等を当てるより低い確率。




