女子ちゃんが辛い時のマニュアル
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
あとがき、余計なお世話なことばっかなんで、嫌な予感がなさったら飛ばしてくださいね。
でも作者はいつでも待ってますよ!!
「先に言っとくよ。恐らく一週間後に私は絶不調を迎える。死ねる状態なら内心死にたいと思って今を生きると思う。付き合って行く上で、その擦り合わせはしときたい」
「ん。死ぬのは駄目。私の為に生きて。で、私はどうすれば良いの?」
「それは……」
そんな会話をしてから徐々に彼女に変化が訪れた。常に明るく振舞っているが、目に光が失せて来て、何処かぼーっとする事が増えた。些細なミスも……凄く増えた。やんわり指摘すると、真っ青な顔をして、必死に頭を下げて詫びてきた。あぁ……分かってたんだ。こうなるの。
私と彼女は今日も二人横並びになって寄り添っていた。リビングには私達以外おらず、とても静かな空気が流れている。
「生きてて、ごめんなさい……。迷惑かけてごめんなさい。死ぬ覚悟が出来たら死ぬから、それまで侮蔑の言葉だけを与えて過ごして……」
「良いんだよ。だから自分に向かって死ねって言うのは止めようね。生きててね。私の為に」
そう言うと膝に顔を埋めてしくしくと泣き出した。堰き止められていたものが溢れ出たらしい。
少々天然ドジ。でも本当は完璧主義者。少しのミスも許せず、必要以上に自分を責める癖がある。此方から話し掛けて、少しずつ、少しずつ、内容を引き出して、今漸く弱音を聞き出せた。進歩である。
「とりあえず、ホットミルク作ってくるから。大丈夫になったら、話し掛けて来て」
そう言うと小さく顎を引いた。横隔膜が痙攣しているせいか、言葉の返事はひゃっくりで帰ってきた。
彼女からのお願い。泣いている時は声が潰れるから、落ち着いたら話をする。もしくは筆談で意思疎通を図ること。お互いがお互い負担にならない範囲でのお願い。
私は牛乳を煮詰めてマグカップに移すと、そっとテーブルの上に置いた。それから奥のソファに座って雑誌を捲る。後は待つこと。あの子が心の整理を付けて、暴走を止められるようになったら来てくれる。今はそれを信じよう。
それから数十分後、突然立ち上がると寝室に。後を追って様子を伺うと、羽毛布団を引き摺って来る途中だった。私の姿に気がつくと、ビクッと肩を震わせる。しかし直ぐに握っていたスマホを取り出すと、ポチポチと操作を始めた。
――添い寝して欲しい……。嫌じゃ無ければ……。
「良いよ。じゃあ添い寝しようね。布団はそのまま引き摺って来て」
先に布団に横になると、彼女も俯いたまま此方に近づいてきた。同様に川の字で横になると、一瞬目が合う。にっこり微笑むと、顔を赤くして背けてしまう。
――優しくしてくれて有難う。今度何か奢るから。
「うん。楽しみにしてるね」
彼女が泣いた時のマニュアル
1、ホットミルクを渡す。
1、渡したら放っておく。
1、筆談を許す。
1、無理に互いに気を使わない。話さない。
1、全て解決したら、何か奢ってもらう。
以上、二人で決めた取り決め
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。(でも待ってますよ!!)
本当!! お願いします!! 行きますよ!!
全国の女子ちゃんにこうしろ!!
とは言いませんが、余計な事を言わない、しないを守れば嫌われる事はないと思います。
モテる人は実践してそうだな……と。私も参考に……。
『この時点で余計なお世話ですよね!? 本当!! 特大のブーメランですね!?』
しんどい子には優しく!!
とはしょっちゅう書いてますが今回はより具体的に。
『この時点で余計なお世話ですよね!? 本当!! 特大のブーメランですね!?』(二回目)
傍に居てあげられるなら、何か温い物を渡してあげて下さい。
軽い鬱状態なので、物理的に距離を取って、近くで待機してあげて下さい。
※八つ当たりして余計自分を責める事も考えられます
下手に沢山話し掛けるよりも、その行動で救われます。
大丈夫になったら、向こうさんから来てくれると思います。
これが出来る人はモテそうだなぁ……。
と思う今日この頃……。
出来ねぇ奴が大口を。というご意見、ご最もです。
もし共感なさって下さったら、脳内で握手しましょう。
作者は鬼のようなドヤ顔で待ってますよ。(クソウザイ)