~死因~
2.初めての転生
「は?」
困惑した。死因?いや、今生きてるし...なに言ってるんだ?
「あんたは死んじまったんだよ!ww」
そこからのその女性の話はこうだった。
自分は「女神」で現世から離れた魂(つまり死んだ人)を案内する役割を持っている。
その中でも「転生課」という部類に所属していて、対応に困る「魂」をまわされるらしい。
そこに「失運死」した「僕」の魂がまわされてきた。
「失運死」とは...
人にはそれぞれ「運」の総量が生まれた瞬間から決まっていて、ほとんどの人はそれを使い切らずに死んでいくがその「運」を使い切ったものに起こる死因。
「僕」はそもそも他よりも極端に総量が少なかった。
その僅かな「運」をゴリゴリくんの当たり棒を当てることで使い切ったらしい。
「...それじゃあ僕の死因は?」
「直接的な死因はゴリゴリくんを当てたことによる「失運死」ww周りからはそうは見えないだろうけどねww」
もうただただ呆然とした。「失運死」?聞いたことねえよ!
「そこでだ!wwさっき説明したとおり私はあんたを転生させることができる!wwなにかひとつ願いを叶えてやろう!ww」
あっけにとられかけたがなんとか声を振り絞った。
「...運...」
「なんて?」
「豪運にしてくれ!こんな死に方二度としたくないっ!」