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居酒屋うぇいど

透けた向こう

作者:壮馬深景
何時でも五月蠅いくらい賑やかな奴がいた。
ある日、突然、そいつは死んだ_はずだった。
ふわふわと宙に浮く体は透けていて、向こう側がうっすらと見える。

また戻ってきた、いつも通りの日常。
誰もが続くと信じた日常。

崩れていく音は小さすぎて、誰も気が付くことはなかった。
沸かない実感
2015/03/31 22:06
間抜けな声
2015/04/01 00:42
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