表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機械鎧(マシンメイル)は戦場を駆ける  作者: 黒沢 竜
第十三章~姫騎士は異世界を歩む~
237/333

第二百三十六話  戦況変化 ケルピーの悪魔の導き


 ヴリトラ達が施設の制圧を順調に進めて行く中、施設の司令室では司令官と坂口となぜかいるブラッド・レクイエム社の幹部と思われる少女、ケルピーが動き出す。ヴリトラが気付いていない間にその牙は徐々に彼等に近づいていた。

 情報のロックを解除する為にヴリトラ達と別行動を取っていたニーズヘッグ達は施設内にある二階建ての建物の中にいた。そこには多くの通信設備などが備わっており、その前でニーズヘッグ達は作業をしている。


「・・・これでよし・・・」


 機材の前で何やらスイッチを押したりなどをしているオロチ。その後ろではファフニールが黙ってオロチの作業を見ており、二人から少し離れた所ではニーズヘッグはパソコンを操作している姿があった。


「どう?オロチ」

「ああ、外部との連絡回路を遮断した・・・」

「それじゃあ、これで敵は増援を要請する事ができないんだね?」

「敵が既に要請をしていなければな・・・」


 新たな敵の増援を防ぐ為に敵の連絡手段を潰したオロチと安心して笑みを浮かべるファフニール。実は彼女達が今いるのは通信棟でブラッド・レクイエム社のコンピューターを探すのと同時に敵の連絡回路を押さえる為に潜入していたのだ。そしてオロチは上手く敵の連絡回路を遮断する事に成功した。

 オロチが作業を終わらせ、二人がニーズヘッグの方を見ると彼は未だにパソコンを操作していた。


「ニーズヘッグ、そっちはどうだ・・・?」

「ちょっと待ってくれ。今二つ目のセキュリティに取り掛かってる。コイツが結構手強くてな」


 パソコンのキーを叩きコンピューター内に潜入していくニーズヘッグ。オロチとファフニールは彼の後ろからその作業を黙って見ていた。

 しばらくするとニーズヘッグがキーを叩く指を止めてEnterキーを押した。すると画面に大きく「アクセス完了」の文字が浮かび上がる。


「よし、アクセスに成功した」

「本当?」

「ああ、後はコイツを使って情報のロックを解除するだけだ」


 ニーズヘッグはポケットから取り出したフラッシュメモリーを差し込み、補給基地で得たユートピアゲートの情報のロック解除と分析を始める。ニーズヘッグが作業を始めるとファフニールは一人窓から外を眺めた。


「・・・ヴリトラ達、大丈夫かな?もうかなり時間が経ってるけど」

「心配ない。敵の中に機械鎧兵士がいるならまだしも、相手は全員が普通の傭兵なんだ。アイツ等が負ける事はない・・・」


 ヴリトラ達の事を心配するファフニールにオロチが話し掛ける。しかし、それでもやはり心配なのかファフニールはオロチの方を向きながら不安そうな顔を見せた。


「でも、もしトライアングル・セキュリティが機械鎧兵士を所持していたらどうするの?」

「それは無いさ」


 心配するファフニールにニーズヘッグがパソコンを操作しながら言った。


「どうしてそう言い切れるの?」

「アレクシアさんが調べたところ、俺達がファムステミリアに飛ばされてから今日までトライアングル・セキュリティには機械鎧兵士を使う様になったといった大きな変化は無かったらしい。会社が機械鎧兵士を使うようになるにはかなり面倒な手続きが必要で他の会社とかにもそういった情報は必ず送られる。つまり、トライアングル・セキュリティが機械鎧兵士を使う様になったらタイカベル・リーベルトにも情報が入るって事だ」

「しかし、この半年間にそんな情報は入ってこなかった。つまり奴等は機械鎧兵士を所持いていない、という事だ・・・」

「へぇ、そうなんだ・・・」


 ニーズヘッグとオロチの説明を聞いてファフニールは不安な表情から安心の表情へと変わる。でもすぐに真剣な表情へと変わり二人を見つめた。


「だけど、それでも安心はできないよ。相手は殆どが軍隊にいた人なんでしょう?」

「ああ、元軍人のプロだ。それにどれ程の武装をしているのかも分からない。だからさっさとコイツを終わらせてヴリトラ達の救援に向かうんだろう?」


 口では大丈夫と言ってもやはりニーズヘッグも心配なのかキーボードを叩く指の動きを更に速くして作業を急ぐ。オロチも同じなのか無表情でパソコンの画面を見ながらずっと腕を組みながら指を上下に動かし落ち着かない様子を見せている。そんな二人の姿をファフニールは小さく笑いながら見ていた。

 その頃、ヴリトラ達はTS兵達を粗方片づけてコンテナの陰に身を隠しながら合流していた。コンテナの陰に隠れて弾薬のチェックや再装填リロードをしながら遠くにいる残りの敵を確認している。


「どうだ、敵の様子は?」


 ヴリトラがオートマグの弾倉を新しいのに交換しながら敵の様子を窺っているリンドブルムに訪ねた。リンドブルムはライトソドムを両手で握りコンテナの陰から200m程離れた所で木箱やジープの陰に身を隠している数人のTS兵達を覗いている。


「全員が物陰に隠れてこっちを見てるよ。動く様子がない」

「無理もねぇな。あれだけ大勢いた仲間が全員やられたんだから」


 リンドブルムの隣でマイクロウージーの弾倉を変えながらジャバウォックが口を動かす。ヴリトラ達の隠れているコンテナの周りや離れた所には大勢のTS兵達の死体が転がっており、戦いがどれだけ激しかったかを物語っている。それに比べてヴリトラ達は掠り傷程度の怪我しか負っておらず殆ど無傷に近い状態だった。それ程の力の差を見せつけられたらTS兵達の士気が下がり攻め込んで来ないのも当然と言える。


「これからどうする、ヴリトラ?」

「・・・俺達の目的は敵を殲滅しこの施設を制圧する事、だが敵が戦意を失ったのなら話は別だ。投降させよう」

「いいのか?相手はブラッド・レクイエムの傘下だぞ」

「傘下でもアイツ等はブラッド・レクイエムとは違う。それに俺達は傭兵だ、殺し屋じゃない」

「・・・了解だ」


 マイクロウージーをしまいながら頷くジャバウォック。周りにいるラピュス達もヴリトラの意見に賛成したのか黙って彼を見つめている。


「リンドブルム、アイツ等に投降する様に伝えてくれ」

「分かった」


 リンドブルムはライトソドムをゆっくりと下ろしてコンテナの陰から姿を見せる。遠くにいるTS兵達はいきなり姿を見せたリンドブルムを見て驚きながらAUGを構えた。リンドブルムは狙われているにもかかわらず冷静にTS兵達に向かって声を上げる。


「トライアングル・セキュリティの皆さん!僕達七竜将の実力は十分理解したはずです。これ以上戦ってもそちらの被害が大きくなるだけ、武器を捨てて投降してください!投降するのであれば命は保障します!」


 TS兵達は姿を見せて投降を勧めて来るリンドブルムに戸惑いながらも物陰から顔を出す。そしてリンドブルムの後ろからヴリトラ達も姿を現した。


「もう一度言う!武器を捨てて投降しろ!」


 ヴリトラの大きな声を聞き、士気の低下したTS兵達はこれ以上の抵抗は無駄だと感じたのかゆっくりと姿を見せて持っている武器を地面に置こうとする。すると、何処からか戦場には合わない明るい声が聞こえてきた。


「スト~ップ!ダメダメダメェ~、君達はそれでもブラッド・レクイエム社の傘下の兵士なのぉ~?」

「「「「「「!」」」」」」


 聞こえてくる若い女性の声にヴリトラ達はフッと反応し、TS兵達も一斉に振り返った。そこには120サイズのライフルケースを持って歩いて来るケルピーの姿があり、彼女を見たTS兵達は驚きの顔をする。


「大丈夫、君達ならアイツ等に絶対勝てるよ。もっと自信を持って」

「えっ、で、ですか・・・」

「それに私も来たんだよ?私がいれば大丈夫、百人力だって♪」


 ニッコリと笑いながらTS兵達に語りかけるケルピー。そんな彼女を見てTS兵達がざわめき始めた。

 ヴリトラ達は突然現れたケルピーに驚きながらもジッと彼女を見つめている。


「おい、何なんだあの娘は?」


 ラピュスがケルピーを指差しながらヴリトラ達に訊ねるとヴリトラは鋭い目でケルピーを見つめている。


「分からない。だが、只者ではない事は間違いない」

「ああ、それにアイツが着ているのは、ブラッド・レクイエムの特殊スーツだ」

「何っ?」


 ジャバウォックの言葉にラピュスは思わず聞き返す。そして目を凝らしてケルピーの着ている特殊スーツを見てブラッド・レクイエム社のマークを見つける。リンドブルム達も同じようにケルピーの姿を見て目を見張って驚いていた。


「ほ、本当だ・・・でも、どうしてこの施設にブラッド・レクイエムの人間が?だってブラッド・レクイエムの社員は全員ファムステミリアにいるはずでしょう?」

「そうよね・・・しかもあの格好からしてあの子も兵士みたいだけど・・・」

「・・・機械鎧兵士?」


 リンドブルムとジルニトラにラランが驚きながら訊ねる。ラランの質問にリンドブルムは彼女の方を見ながら首を横に振った。


「分からない。あの人の体は見た感じではどこも機械鎧化していないから・・・でも、あの首についている首輪の様な機械は気になるね・・・」


 ケルピーの首についている首輪の様な機械を見てリンドブルムは嫌な予感がしていた。ヴリトラ達にとってはいるはずのないブラッド・レクイエム社の人間がいるという事が彼等に十分すぎる程の衝撃を与えていたのだ。

 驚くヴリトラ達を気にもせずにケルピーはTS兵達に笑顔で話し続けており、TS兵達も全員がケルピーに注目している。


「敵はたったの六人、それに比べて君達は十人以上いるんだよ?数では圧倒しているんだ、大丈夫!」

「だ、大丈夫なのか?俺達・・・」

「分からねぇよ・・・」

「でも、ブラッド・レクイエムの人間もいるんだ。俺は大丈夫な気がしてきた・・・」

「俺も」

「俺もだ」


 ケルピーの話を聞いたTS兵達が徐々に士気を高めていった。それを見てケルピーも小さく笑いながら彼等を見つめる。


「おい、アイツ等の士気が回復してねぇか?」

「マズイわね・・・これじゃあまた戦いが始まっちゃう・・・」


 敵の士気が回復した事にジャバウォックとジルニトラは表情を曇らせる。勿論ラピュス達も同じだった。だが、そんな中でヴリトラだけはTS兵達の士気の回復にある疑問を抱いている。


「・・・おかしい」

「何がだ?」


 TS兵達を見ながら呟くヴリトラにラピュスが不思議そうに訪ねた。


「確かに数では向こうの方が有利だ。でも今まで何十人もの兵士をぶつけても俺達には勝てなかった、その時点でアイツ等は俺達との力の差をハッキリと理解しはず。それなのにいくらブラッド・レクイエムの人間が来て数では勝ってるなんて言われてもあそこまで士気が回復するのはおかしすぎる。仮にあの女が機械鎧兵士だったとしてもたったの一人、こっちは五人の機械鎧兵士がいるんだぞ?」

「言われてみれば、明らかに戦力が違うのにあそこまで兵士達の士気が回復し、勝てると思うのはおかしすぎるな・・・」


 勝ち目が無い戦況でTS兵達の士気が異常なほど回復する事に疑問を抱いていたヴリトラ。ラピュス達も彼の話を聞いて違和感に気付きTS兵達の方を見る。するとTS兵達は一斉にAUGを構えてヴリトラ達の方を向いた。彼等の背後ではケルピーが笑いながらヴリトラ達を指差している姿がある。


「さぁ、一斉に七竜将に攻撃を仕掛けろ~~!」


 ケルピーの合図でTS兵達は一斉に引き金を引く。銃口から吐き出された弾丸は真っ直ぐヴリトラ達に向かって飛んで行き、ヴリトラ達は一瞬驚きの表情を浮かべるもすぐに持っている武器で弾丸を弾いたり回避行動を取った。ヴリトラ、ラピュス、ジャバウォックが愛剣で弾丸を弾き、リンドブルムは高くジャンプして銃撃をかわし、そのままコンテナの裏に着地した。そしてジルニトラはラランを抱きかかえながら横へ跳び、そのまま素早くコンテナの裏に隠れる。


「大丈夫か!?」

「あ、ああぁ!なんとかな!」

「・・・そっちはどうだ!?」


 ラピュスはアゾットで弾丸を弾きながら返事をし、ラピュスが大丈夫なのを確認したヴリトラは今度はコンテナの裏に隠れたリンドブルム達に声を掛ける。


「大丈夫だよ!・・・それよりもこれからどうするのヴリトラ!?」

「そうよ!投降を勧めても向こうがやる気満々じゃどうしようもないわ!」

「クッ・・・!」


 戦意を取り戻してこちらを攻撃して来るTS兵達を睨みながらヴリトラは歯を噛みしめる。さっきまで士気が低下していた敵が突然士気を高めて再び攻撃して来た以上、もう投降を聞き入れる事はない。

 銃撃を防ぎながら黙って考え込むヴリトラ。すると隣で同じように銃撃を防いでいたジャバウォックがヴリトラに声を掛けて来た。


「こうなった以上、もう戦うしかないぞ!?」

「・・・チッ、仕方ない!」

「ヴリトラ、彼等を殺すのか!?」


 再びTS兵達と戦う事を決意したヴリトラにラピュスは驚きながら訊ねる。


「しょうがないだろう!敵さんは俺達を殺す気なんだ。らないとこっちがられる!」

「・・・・・・」

「殺意のある敵を助けようと考えるな、殺されるぞ?」

「・・・ああ、分かった。私も騎士の端くれだ、それぐらい理解している」

「よし、行くぞ!」


 ラピュスも戦う事を決意し、ヴリトラ、ラピュス、ジャバウォックの三人はTS兵達の方を向くと銃撃を防ぎながら一斉に走り出す。ヴリトラは走りながら小型通信機のスイッチを入れてリンドブルム達に連絡を入れた。


「リンドブルム、ジルニトラ、俺達はこのまま敵に突っ込む。お前達は援護射撃を頼むぞ!」

「「了解!」」


 指示されてリンドブルムとジルニトラはコンテナの陰から飛び出し、愛銃でTS兵達に向けて援護射撃を始める。TS兵達は走って来るヴリトラ達とリンドブルムとジルニトラの援護射撃を前にしても表情を変えずに銃撃を続けた。その雰囲気は明らかにさっきまでと違っていた。まるで恐怖を感じていない様に見える。

 そんなTS兵達を見ながら表情を歪ませるラピュスはアゾットで弾丸を弾きながら距離を縮めて行き、一番近くにいるTS兵に袈裟切りを放つ。斬られたTS兵は叫び声を上げながらその場に倒れ、近くにいた別のTS兵二人は仲間が死んだのを見ても眉一つ動かさずにラピュスを睨みながらAUGを彼女に向ける。ラピュスは撃たれる前に素早く姿勢を低くしてTS兵達の懐に入り込み素早くアゾットを横に振った。二人のTS兵は腹部からバッサリと斬られてそのまま後ろに倒れ動かなくなる。


「・・・何なのだこれは?」


 仲間が死んでも感情を見せずに戦うTS兵達を見てラピュスは不気味さを感じる。離れた所ではヴリトラとジャバウォックが他のTS兵達を倒し終えて同じように死体を見下ろしている。周りにはもう生きている敵の姿は無く、戦いはあっという間に片付いた。


「これで全員か?」

「ああ、多分な」


 ラピュスはヴリトラに近づきながら他に敵がいないかを訊ね、ヴリトラも周りを見回して敵がいない事を確認する。するとコンテナの方からリンドブルム達が周囲を警戒しながら走って来る姿が見えた。


「大丈夫ーっ!?」


 大きな声でヴリトラ達の安否を確認するリンドブルム。ヴリトラはリンドブルムの方を向き、手を振りながら「大丈夫だ」と目で伝える。


「敵はなんとか片付いたみたいね?」

「ああ・・・だけど、どうも腑に落ちない点がある」

「・・・コイツ等の事?」


 ジルニトラがTS兵達の死体を見ながら訊ねるとヴリトラは頷いた。


「ああ、さっきまで戦意を失っていた奴等がどうしてあんな風になったんだ?」

「そうだよね、どうしてなんだろう?・・・・・・あれ?」


 ヴリトラの隣で考えていたリンドブルムがふとある事に気付く。


「どうした?」

「・・・さっきの女の人がいない」

「んん?・・・ブラッド・レクイエムのか?」

「うん、さっきまでそこにいたはずなのに・・・」

「そう言えばいつの間にかいなくなってたな・・・逃げたか?」


 ヴリトラ達が周囲を見回してケルピーを探すが何処にも彼女の姿は無かった。そんな彼等を数百m離れた所に見張り台から覗いている人影がある。ヴリトラ達が探していたケルピー本人だった。


「クスクスクス、探してる探してる。上手くトライアングル・セキュリティが彼等の注意を引いてくれたおかげで距離を取る事ができわ」


 笑いながらヴリトラ達を眺めていたケルピーは姿勢を低くして足元にあるライフルケースを開ける。中にはスナイパ―ライフルの「レミントンM700」とそのスコープ、減音器サプレッサー、そして小型のスピーカーが二つ入っていた。ケルピーはM700にスコープと減音器を取り付けるとスピーカーを腰の左右に取り付け、腰に付けてあるヘッドセットを頭部に装着した。


「さて、楽しませてよね?このブラッド・レクイエムの美少女スナイパーであるケルピーを。フフフフフ・・・」


 そう言ってケルピーは笑いながらボルトハンドルを引いて弾薬を薬室へ送り、遠くで自分を探すヴリトラ達に狙いを付ける。そんなケルピーにヴリトラ達はまだ気づいていなかった。

 突如現れたケルピーによってTS兵達は士気を取り戻して再びヴリトラ達に戦いを挑むも返り討ちにあり、そんな戦いを終えたヴリトラ達は違和感と不快感を覚える。そしてそんな彼等をケルピーがスナイパ―ライフルで狙いを付けるのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ