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機械鎧(マシンメイル)は戦場を駆ける  作者: 黒沢 竜
第十一章~新たな同志を求めて~
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第百九十五話  ストラスタの国境へ 近衛姫騎士との再会


 ストラスタ公国と同盟を結ぶ為にストラスタ領の国境の町、ワズロへ向けて出発したヴリトラ達。出発の直前にガバディアから色々と忠告されながらヴリトラ達はヴァルボルトとパティーラムの護衛をする為に共にティムタームを発つのだった。

 ティムタームを出てから二時間が経ち、ヴリトラ達は道中にある広い草原で休息を取っていた。草原に着く前にも何度か休息を取っていたが、殆ど馬に乗って行動をしているので騎士達には殆ど疲れは見えていない。寧ろ馬を休ませる為に休息を取っていると言った方がいい。


「よし、此処でしばらく休む。皆も体を休めろ、疲れを感じないからと言って無理をしていると後で一気に疲れが出て来る。しっかり休む様に!」

「「「「「ハッ!」」」」」


 ザクセンの指示を聞いた近衛騎士達は一斉に返事をし休息に入る。草原に座り水を飲む者、馬の手入れをする者など色々おり、近衛騎士達から少し離れた所ではタープテントの様な物が張られており、その下でヴァルボルトとパティーラムが椅子に座りながら紅茶を飲んで休んでいる姿があった。近衛騎士達に指示を終えたザクセンがヴァルボルトとパティーラムの下へやって来る。


「皆、休息に入ったか?」

「ハイ、一時間程休んだ後に再び出発する予定です」

「そうか。なら、それまでそなたも体を休めておくとよい」

「ハッ」


 一礼するザクセンを見てヴァルボルトは小さく笑う。そんな会話を見ていたパティーラムは周囲を見渡して誰かを探す様な素振りを見せた。


「ザクセン隊長、七竜将と遊撃隊の方々はどちらにいらっしゃるのですか?」

「は?七竜将達ですか?」

「ええ、彼等も私達の護衛をして頂いているのです。改めてお礼を申したいと思いまして」


 傭兵隊と遊撃隊の者達に王女自ら礼を言うという事にザクセンは少し驚いた表情を見せる。パティーラムがヴリトラ達と面識がある事は知っていたが、王女自ら礼を言おうとする程気を許していたとは思わなかったのだ。

 ザクセンは目を見張って表情を固めており、それを見たパティーラムとヴァルボルトは不思議そうな顔でザクセンを見ている。


「ザクセン隊長?どうかしましたか?」

「あっ、い、いえ!・・・七竜将達でしたら向こうにいるのを見ました。彼等が乗っていた鉄の馬に何かをしていたみたいですが・・・」


 そう言ってザクセンはヴリトラ達がいる方角を指差し、パティーラムはゆっくりと立ち上がった。


「そうですか。お父様、私は少し彼等にご挨拶をしてまいりますので」

「ん?おお、そうか・・・」

「では、行ってまいります」


 パティーラムはヴァルボルトに頭を下げるとヴリトラ達のいる方角へ歩き出す。すると、突然ザクセンがパティーラムに声を掛けた。


「お待ちください、姫様。念の為に誰かを護衛にお連れ下さい」

「フフフ、大袈裟ですよ?周りには近衛隊の皆さんがいらっしゃいます。これ以上安全が状況はありません」

「しかし、何時何が起こるか分かりません。せめて騎士を一人、お供させてください」


 ザクセンの頼みにパティーラムは困り顔を見せる。するとヴァルボルトがパティーラムの方を向き、持っていた紅茶のティーカップを目の前のテーブルに置いた。


「パティーラム、お前は今まで護衛も連れずに城を抜け出した事が何度もあった。そしてその度にザクセン達に迷惑を掛けているのだから、ティムタームに外に出ている時ぐらいはザクセンの頼みを聞きなさい」

「・・・ハイ、お父様」


 痛いところを突かれたパティーラムは素直にヴァルボルトの言う事を聞き護衛を付ける事にする。護衛を付ける事を許されたザクセンは近くで待機している一人の近衛騎士に声を掛けた。


「おい、お前、姫様にご同行しろ」


 ザクセンが声を掛けたのは一人の姫騎士。金色の鎧を着た十代後半ぐらいの黒い長髪をした少女だった。

 姫騎士はザクセンの前に来ると近くにいるヴァルボルトの方を向いて膝まづく。


「お主は、確かレレット・トルーメルだったな?」

「ハッ!」


 ヴァルボルトに名を呼ばれて姫騎士は力強く返事をする。彼女は以前ヴリトラ達がティムタームの武術大会で出会った黄金近衛隊の天才姫騎士のレレットだった。彼女はジークフリートに姉のビビット・トルーメルを殺されて心に傷を負っていたが、それでも騎士として王国の為に戦う為に姉の死を乗り越えて来たのだ。


「レレット、そなたにパティーラムの警護を担当してもらいたい」

「姫様の警護をですか?」

「うむ、周りには近衛隊の騎士が大勢いるから安心だとは思うのだが、念の為にな」

「・・・承知したしました。姫様は私が命を掛けてお守りします」

「ハッハッハ、そんなに緊張しなくてもよい。落ち着いていつも通りでよいのだ」

「ハ、ハイ・・・」


 レレットはヴァルボルトに笑われて若干顔を赤くして照れる。彼女はヴァルボルトとザクセンに言われたとおりパティーラムの下へ行き警護に付き、目の前にいるパティーラムに頭を下げて挨拶した。


「レレット・トルーメルです。よろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします。ごめんなさい、私の勝手な都合で貴方をつき合せてしまって」

「いえ、とんでもない。王族の方々と行動を共にするのが我々黄金近衛隊の使命ですから」

「そう言って頂けると嬉しいです。ありがとうございます」


 笑顔で礼を言うパティーラムを見てレレットは再び頬を赤くする。二人はゆっくりと歩きだし、レレットはパティーラムの斜め後ろからゆっくりとついて行った。


「それで、どちらへ行かれるのですか?」

「七竜将の皆さんにご挨拶に行くのです」

「七竜将?・・・例の傭兵隊ですか?」

「ええ、レレットさんはヴリトラさん達と面識はあるのですか?」

「・・・ええ、武術大会の時に少しだけ」


 レレットは武術大会の事を思い出して少し声を低くする。パティーラムも武術大会で何が起きたのかを知っている為、レレットの反応を見て暗い顔を見せた。


「・・・ビビットさんの事はお気の毒でした」

「いえ、姉も騎士として生きていましたから、何時死んでもおかしくないと覚悟はしていたでしょうから・・・」


 武術大会でゼットと名乗ったジークフリートに双子の姉であるビビットを殺され、その遺体を持ち去られたレレット。騎士として覚悟をしていたとレレットは言うが、やはり姉が死んだ事は相当辛かったらしく、表情は曇っていた。


「姉は最後まで騎士としての誇りを持ってあのZと言う男と戦いました。私はその遺志を引き継ぎ、姫様達をお守りします。そして、何時かは姉の仇を・・・」

「・・・そうですか。レレットさん、騎士でもない私がこんな事を言うべきではないと思いますが、言わせて頂きます。どんな時でも決して騎士としての生き方を失わないでくださいね?」

「ハッ、肝に銘じておきます」


 パティーラムの忠告を聞き返事をするレレット。そんな会話をしながら歩いていると、丘の上で自動車の点検と荷物のチェックをしている七竜将の姿が見えて来た。その近くではラピュス達第三遊撃隊も自分達の荷物を確認している。


「あそこですね。行きましょう」

「ハイ」


 ヴリトラ達の姿を確認したパティーラムとレレットは気持ちを切り替えてヴリトラ達の下へ歩いて行った。

 止まっているバンの近くではジャバウォックとジルニトラが持って来た食料、弾薬、そして使えそうな武器などを簡単に確認している。


「弾薬は十分だろうな」

「ええ、でもあまり無駄撃ちもできないわよ?ブラッド・レクイエムから戦利品として手に入れた弾薬や少しずつ減って来てるし、ジープとバンのガソリンも・・・」

「・・・もし次にブラッド・レクイエムと戦うような事があればまた装備品とかを回収した方がいいな」

「アイツ等と戦わない事が一番なんだけどね」


 そんな話をしているジャバウォックとジルニトラの近くではジープにもたれて地図を眺めているヴリトラの姿があった。その隣ではラピュスが一緒に地図を覗いて大体の現在地をヴリトラに教え、二人を挟む形でリンドブルムとラランが地図を覗いている。


「ティムタームを出てから二時間経ったけど、今俺達はどの辺りにいるんだ?」

「恐らく此処だろう。今私達がいるのが大きく広がる草原だからな」

「このペースで行くと、夜になる前にはストラスタ公国の国境を越えられそうだな」

「ああ。ただし、何も悪い事が起こらなければ、だがな」


 目的地に向かう途中に何が起きるか分からない。常に危険と隣り合わせなのがファムステミリアでは普通の事だった。今までにもモンスターなどに襲われる事が何度かあり、ヴリトラ達もその事は十分理解している。するとリンドブルムがラピュスの方を向いてニッと笑う。


「大丈夫、僕達七竜将がいれば並の事は対処できるから」

「いくらお前達が強くても、もしブラッド・レクイエムの連中に襲われたらそうもいかないだろう?」

「・・・一番危険な連中」


 ラピュスに続いてラランもリンドブルムを見て忠告する様に言った。だがリンドブルムは笑ったまま数回軽く頷く。


「分かってるよ。僕達が自分達の力を過信する様な事はしないって知ってるでしょう?」

「ああ、どんな相手だろうと油断せずに戦うさ」

「勿論その事は理解しているつもりだ。だけど、何が起こるのか分からないのが戦闘だからな」

「・・・気を付けて」

「ああ、ありがとう」


 自分達を心配するラピュスとラランを見て礼を言うヴリトラ。そこへパティーラムとレレットがやって来てそれに気づいたリンドブルムが目を見張って反応する。


「・・・あっ!パティーラム様」

「えっ?」


 リンドブルムの言葉にラピュスはフッと振り向き、立っているパティーラムとレレットの姿を見つけた。


「お忙しいところをすみません。少しだけよろしいでしょうか?」

「あ、ハイ・・・」


 突然やって来たパティーラムにヴリトラは呆然としながら頷く。ジャバウォック達やアリサ達もパティーラムが来た事に気付いて一斉に集まり、懲罰遊撃隊の騎士達は全員膝まづく。


「一体どうされたんですか?」

「いえ、別に御用がある訳ではないのです。今回私とお父様を護衛して下さる事になった皆さんに一言お礼を申したくて」

「そんなぁ、俺達は自分からやると言ったんですから、礼なんていいですよ」

「いいえ、私達が皆さんに大変なお仕事を依頼したのは事実です。王族として、そして守ってもらう立場としてお礼を言うのは当然の事です」


 パティーラムはそう言ってヴリトラ達に深く頭を下げた。王女が頭を下げる光景にラピュス達懲罰遊撃隊や護衛をしているレレットは目を疑った。そして七竜将達も驚きの顔でパティーラムを見ている。頭を上げたパティーラムは真面目な表情でヴリトラ達を見つめた。


「ストラスタ公国の領内に入ると何が起きるかは私や陛下にも分かりません。その時は皆さんのお力が頼りです。よろしくお願いします」

「ハ、ハイ、分かっています」

「陛下と姫様の為、そしてこの国の為に全力を尽くします」


 ヴリトラとラピュスはそれぞれ戸惑いの顔をしながら返事をし、それを見たパティーラムは笑顔を見せる。頭を下げて真面目な顔を見せたと思ったら今度は笑顔で感謝を伝えるパティーラムにヴリトラ達はただただ驚くのだった。


「・・・ところで、後ろにいるのは・・・」


 リンドブルムがパティーラムの後ろで控えているレレットに気付き、ヴリトラ達も一斉にレレットの方を向く。すると、レレットと面識のある者達は意外そうな顔を見せる。


「レレット殿・・・」

「レレットって、前にティムタームで開催された武術大会で会った・・・」


 ラピュスとリンドブルムが武術大会で出会った姫騎士の事を思い出す。そしてそれと同時に武術大会で起きた悲劇も思い出した。


「久しぶりだな?レレット」

「ええ」

「ビビットの事は気の毒だったとしか言いようがない」


 ビビットがジークフリートに殺された時の事を話すヴリトラ。それを聞いたレレットは目を閉じて小さく俯いた。


「あの時、私達がもっと早く来ていればビビット殿も助かったかもしれないのに・・・」

「アンタ達のせいじゃないわ。悪いのはあのZと言う男よ」


 小さな声で言うレレットを見てラピュスは気の毒そうな顔をでレレットを見つめる。ヴリトラ達も黙って彼女を見つめていた。


「・・・ねぇ、アンタ達はあのZについて何か知ってるんでしょう?教えてくれないかしら?」

「ジークフリートの事か?・・・そんな事を聞いてどうするんだ?」


 ニーズヘッグが真面目な顔で訊ねるとレレットは右手で握り拳を作る。


「アイツの事を知りたいのよ。姉さんの仇を討つ為に・・・」

「仇?まさか、ジークフリートと戦うつもりなんですか?」

「そうよ」


 ラピュスが驚きながら訊ねるとレレットは頷く。ララン、アリサは驚きながらレレットを見ており、七竜将は意外そうな顔で見つめている。七竜将が束になっても傷一つ付けられなかった相手に挑もうという大胆な事を考えているのだから当然の反応とも言えるだろう。


「レ、レレット殿、戦うと言うのは・・・一人で、という事なのですか?」

「当然でしょう?姉の仇は妹が取るのは当然だし、私は騎士よ、一対一という同じ条件で戦いたいの」

「・・・恐らく、それでは勝てないと思います」

「どういう意味?」

「ジークフリートは私達が想像している以上の強さを秘めています。七竜将ですら勝てなかった相手なんです、レレット殿一人では勝ち目はありません」

「私が弱いと言いたいの?」

「違います。私達とでは力の領域が違い過ぎていると言う事です」

「それは戦った時に私自身が判断する事よ。戦ってもいないのにそんな話だけで納得できるはずないでしょう?」


 確かにレレットの言っている事は一理ある。その目で実力を見てみない限りジークフリートがどれだけ強いのか知る事もできない。


「私達は奴の戦いをこの目で見たから分かります。一人で戦うには危険ない相手です。仲間と力を合わせて・・・」

「言ったでしょう?一人の相手に複数で挑むのは騎士道に反する行為よ。私は近衛騎士として、最後まで騎士の誇りを持って戦うわ」


 あくまでもジークフリートと一対一で戦う事を望む頑固なレレットとそんな彼女に困り果てるヴリトラ達。すると、そこへラランが一歩前に出て呟いた。


「・・・それはただの無謀」

「何ですって?」

「・・・仇を討ちたい、騎士の誇りを持って戦う。考え方は正しいけど、戦い方は無謀すぎる。敵の事を知らずに挑んだら、お姉さんと同じになる」

「・・・その言葉、私達姉妹に対する侮辱と受け取っていいのかしら?」


 腰の騎士剣を握りラランを睨むレレット。ラランも腰に納めてある短剣を握り、何時でも抜ける態勢に入った。いきなり険悪した雰囲気になり、ヴリトラ達は「マズイ」と言いたそうに表情が変わる。


「ちょ、ちょっと二人も、止めてください!姫様の前ですよ?」


 慌てた様子で二人を止めに入るアリサ。アリサの言葉でラランとレレットはパティーラムがいる事に気付き、彼女の方を向いて頭を下げた。パティーラムはそんな二人を見て小さく頷く。

 何とか場の空気が戻った事に一安心したヴリトラは静かにレレットに声を掛ける。


「ジークフリートが何時何処に現れるかは俺達にも分からないんだ。姉さんの仇を討ちたいと言うアンタの気持ちは分かった。だけど、今はストラスタ公国との同盟の事だけを考えようぜ?」

「・・・分かった」


 とりあえずヴリトラの言う事に納得してレレットは低い声を出した。そして今度はパティーラムの方を向き、もう一度頭を下げる。


「姫様、先程は見苦しい姿をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした」

「・・・申し訳ありません」

「いえ、お気になさらないでください」


 レレットとラランは王女であるパティーラムに言い争う姿を見せた事に謝罪する。そんな二人にパティーラムは首を軽く横に振った。


「とにかく、今はヴリトラさんの仰る通り、同盟の事だけ考えましょう。ブラッド・レクイエムの事はその後で・・・」

「ハイ」


 パティーラムの言葉にレレットは頭を上げて返事をする。


「では、私達はそろそろ戻りますので、また次の休息の時にお話しいたしましょう」

「ええ、その時はまた」

「では・・・」


 軽く頭を下げてパティーラムはヴァルボルト達の下へ戻って行く。レレットもその後に続いて去って行った。

 二人が去ると、ラピュスはラランの方を見て腕を組みながら睨みつける。


「ララン!一体どういうつもりだ?姫様の前で近衛騎士に喧嘩を売るような発言をして」

「・・・レレット殿は仲間に頼らずに全部一人でやろうとしていた。一人でやっても結果は見えてる。だから止めただけ」

「だとしても、別の言い方があるだろう!?」

「まぁまぁ、落ち着けよ」


 ラランを注意するラピュスをヴリトラは止める。


「ラランの言ってる事も一理ある。それにもしあのまま話を続けていたらレレットは敵討ちの事だけを考えて同盟の件に集中できなくなってたかもしれない。そうなると、また面倒な事になっちまうかもしれないからな。ラランのおかげでアイツは今やるべき事を思い出せたんだ。大目に見てやれよ」

「・・・分かった。だが、ララン。次に同じ様な状況になったら、よく考えて発言しろ?」

「・・・なるべく頑張る」

「なるべくはダメだ!」


 ボケているのか真面目に言っているのか分からないラランの無表情な顔にツッコミを入れるラピュス。そんな二人のやり取りを見ていたヴリトラ達は少しだけ気持ちが和んだのか笑みを浮かべている。それからしばらくして休息を終えたヴァルボルト達は再び国境へ向かって出発するのだった。

 しばしの休息の中でそれぞれの思いを相手に伝える一同。相手を信頼し、互いにぶつかり合い、様々な思いの中でその人間達の間に絆や理解し合いたいと言う意思が生まれるのだった。


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