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機械鎧(マシンメイル)は戦場を駆ける  作者: 黒沢 竜
第十章~誠実と欲望の戦士達~
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第百八十八話  現れた黒幕 欲望との対峙


 ヴリトラ達はグリードベアを倒した事を太陽戦士団や村人達に報告する為に村へ戻る事にした。だが彼等はグリードベアの襲撃には何か裏があると考えて警戒を解く事なく急いで知らせに向かうのだった。

 グリードベアがヴリトラ達によって倒された頃、村の中央にある広場では太陽戦士団と懲罰遊撃隊の騎士が五人、そして村長が集まって話をしていた。既に村人の全員が村長の家や倉庫などに避難しており、残るはソルト達だけとなっている。


「これで村人の避難は完了ですね」

「ハイ、ありがとうございました」


 周囲を確認しながらソルトが村人が残っていない事を確認し、村長も頭を下げてソルト達に礼を言う。


「では、私達はヴリトラさん達の救援に向かいますので村長もご自宅へ・・・」

「分かりました。どうかお気を付けて」

「・・・騎士の皆さんは此処に残ってください。もし村人達に何かが遭った時はお願いします」

「承知した」


 ソルトの頼みを聞いて男性騎士が持っているMP7を握りながら返事をする。通常騎士が傭兵の指示に従う事はあり得ないのだが、今回は事情が違う為、騎士達も隊長戦士団の指示に素直にすたがった。


「よし、急いで村の東へ戻るぞ!」

「おう!」

「急ぎましょう。アイツ等だけだ心配だから」


 太陽戦士団がヴリトラ達の下へ向かおうとした時、遠くにある民家と民家の間を誰かが通過したのをソルトが見つけて足を止める。キッド達も突然立ち止まったソルトに驚き急停止した。


「とととっ!どうしたんだよ、ソルト?」

「・・・今、あそこの家の陰に誰かがいた様な・・・」

「えぇ?」

「まだ、避難していない村人がいるのでしょうか?」


 ラルフが村人が残っているのではないかと不安そうな顔を見せ、ソルト達も人影の見えた方を一斉に見つめる。ソルトはゆっくりと人影の見えた方へ歩いていき声をかけた。


「あのぉ!まだ誰か残ってるんですかぁ?危ないので早く避難してください!」


 ソルトが大きな声で呼びかけると、民家の陰から光る小さな物が地面に落ちた。それを見てソルトは立ち止まり落ちた物を見つめる。それは銀色の輝く指輪だった。なぜ指輪がこんな所にあるのか不思議に思っていると、民家の陰から大きな革袋を持ったシシルが姿を見せる。


「おっと、指輪が落ちちまった」

「バカ!何をやってるんだ!?」


 指輪を拾おうと姿を見せるシシルに男性が止めようとするが、二人の姿はソルト達にハッキリと見られてしまった。


「な、何だアンタ達は?」

「チィ!」


 驚くソルトを見て男性を舌打ちをする。シシルも落ちた指輪を拾うと持っている革袋にしまってめんどくさそうな顔を見せた。ソルトは剣を抜いて二人を警戒すると、そこにキッド達もやって来て武器を構える。


「・・・村長、彼等は何者ですか?」

「い、いえ、私にも分かりません。このような者達はこの村には・・・」


 村長も知らない人間、そして指輪を拾って革袋にしまった姿にソルトは警戒心を強くする。そんな時、二人の姿と彼等の服に付いているオークのメダルを見たアルバートがふと何かに気付いた様な顔を見せた。


「シシル、そしてオーククラスのメダル・・・・・・思い出した!この者達は『あかつき双爪そうそう』だ!」

「暁の双爪?」


 アルバートの方を向いてキッドが訊き返した。アルバートは真剣な表情で頷き口を動かす。


兄妹きょうだいで傭兵をしている者達だ。兄の『ザザル・マッケンダー』と妹のシシル・マッケンダー、嘗てはユニコーンクラスの傭兵だったのだが、依頼人の持つ貴金属類や金を盗むという行為を繰り返しており、その事が組合にバレてオーククラスに降格になったと言われている・・・」

「へぇ~?俺達も意外と有名なんだなぁ?」

「何を喜んでいるんだ、バカ!」


 自分達が知られている事に嬉しそうな顔をするシシルを叱るザザル。そんな二人を見て太陽戦士団は彼等を睨みつけた。


「最近は組合に姿を見せる事が無くなった者達がどうして此処にいる?」

「見ての通り、村人の持つ金目の物を奪っているんだ」

「降格になって少しは心を入れ替えたかと思ったが、懲りずにまだこんな火事場泥棒みたいなことをしているのか?」


 アルバートは改心せずに盗みを繰り返している暁の双爪の二人を睨んでウォーハンマーを構える。だが、ザザムは自分達を睨む太陽戦士団を見て余裕の表情を浮かべていた。


「一つずつ依頼を引き受けてちまちま報酬を受け取るよりもこっちの方がずっと儲かるからな」

「楽に金が手に入るならそっちを選ぶのは当然だろうが」

「クッ!傭兵の面汚しめ!」


 ソルトは罪悪感を感じずに笑っているザザルとシシルを睨んで剣を強く握る。するとシシルは革袋を担いで町の東側を指差した。


「そんな事より、いいのか?お前等のお友達が今もグリードベアと戦ってるんだろう?助けに行った方がいいんじゃねぇの?」

「・・・どうしてお前達がグリードベアの事を知っている?」

「決まってるじゃねぇか。俺達はそのグリードベアの騒ぎに乗じて村に侵入したんだよ」

「・・・偶然村を襲ったグリードベアの起こした騒ぎで偶然お前達がこの村に来て侵入したとは考え難い・・・・・・ッ!まさか、昼間や今のグリードベアの騒ぎは全部お前達が仕組んだ事なのか!?」

「はあ?今暴れているのはそうだが、昼間の騒ぎなんて知らねぇぞ?」


 ソルトの質問に小首を傾げるシシル。ザザルも心当たりが無く黙ってソルト達を見つめていた。最初は二人がウソをついていると考えていた太陽戦士団だったが、二人の態度から本当に昼間のグリードベア二匹の襲撃とは無関係なのではないかと感じ始める。だが、ザザルとシシルが今のグリードベアの襲撃に関係しているのは事実だった。


「いずれにせよ、お前達が何らかの方法であのグリードベアを村に差し向けて村を襲わせ、その騒ぎの隙に盗みを働いたのは事実だ。お前達をこのまま見過ごすわけにはいかない!」

「ほぉ?ならどうするんだ?」

「決まっている、お前達を拘束する!」


 ソルトの言葉にキッド達や騎士達も一斉に武器を構えてザザルとシシルを睨む。


「・・・いくら元ユニコーンでも二人でこの数を相手にするのは分が悪い。お前達の相手はあのグリードベアにしてもらう事にしよう」


 ザザルがそう言うとシシルは腰に付いている小さな革袋から何かを取り出した。それは幾つものボタンが付いているリモコンの様な物だった。シシルの取り出した物を見て不思議に思うソルト達。シシルはリモコンに付いているボタンの一つを押して再びリモコンを革袋にしまう。


「今、村の外で暴れているグリードベアを呼び出した。これでアイツはお前達を皆殺しにするだろうぜ!」

「何だと!?」


 シシルの事なにソルトは驚き声を上げる。勿論周りにいるキッド達も驚いていた。だが、グリードベアは既にヴリトラ達によって倒されていたことにこの時のシシルは気付いておらず、ソルト達もその事に気付いていない。


「それじゃあ、皆で仲良くグリードベアの相手をするんだな」

「俺達を追いかけて来てもいいが、その時はこの村は血の海に変わるだろうぜ」


 勝ち誇った様な顔で二人は笑いながら走り去った。逃げるザザルとシシルにファンリーザは矢を放つが二人には命中せずに民家の壁に刺さった。二人の姿が見えなくなると残ったソルト達は来るはずのないグリードベアの事で頭が一杯になる。


「クソォ!どうすればいいんだ!?」

「決まってるだろう!?グリードベアを止めるんだよ!放っておいたら村人達が危ねぇだろう!」

「だけど、村人達の金などがアイツ等に・・・」


 キッドの言っている事はもっともな事だった。しかし、村人達の貴金属類や金を盗んだ暁の双爪をこのまま見逃す事もできない。ソルトはチラッと村長の方を向く。すると、男性騎士がソルト達の下へ近づいて持っているMP7を握りながら口を動かした。


「村は私達が守る。貴公達は奴等を追ってくれ」

「し、しかし・・・」

「奴等が本当にグリードベアを此処に呼んだとも考えられない。それに、隊長達がまだやられたと決まった訳ではないんだ。隊長達ならグリードベアに簡単に負けるはずもない。もし奴が来た時は私達が命を懸けて守る」


 男性騎士の言葉にソルトは悩んだ。男性騎士は村長の方を向いて静かに声を掛ける。


「村長、此処は私達が命を掛けて守ります。どうか彼等を行かせて頂けないでしょうか?」

「え?え、ええ、金品を取り返していただけるのでしたら、私は構いませんが・・・」


 村長の許可が下り、男性騎士は太陽戦士団を見て頷く。ソルト達も互いに顔を見合ってお互いの意思を確認し合うと真剣な表情を見せる。


「分かりました。では、お願いします!」


 村の事を騎士達に任せて太陽戦士団はザザルとシシルの後を追いかけた。残った騎士達は自分達の持つ騎士剣や銃器を握り、周囲を警戒しながら村長を自宅へ誘導する。すると、広場の東側から何者かが近づいて来る気配を感じ、騎士達は村長を囲む様に守り、気配のした方を睨む。


「何者かが近づいてきます。村長、動かないでください」

「ハ、ハイ!」


 怯えた様子で騎士達の陰に隠れる村長。騎士達も緊張を走らせて武器を構えた。すると、民家の陰からヴリトラ達は飛び出す様に姿を見せる。


「フゥ、やっと着いたぜ。意外と遠かったな・・・」

「村も静かだし、全員避難が終ったようだな」


 ヴリトラとラピュスは辺りを見て避難し遅れた村人がいない事を確認しホッとする。突然現れたヴリトラ達を見て騎士達は驚きの顔を見せた。


「た、隊長!」

「ん?・・・お前達!」


 部下の騎士達を見てラピュスは彼等の下へ駆け寄り、ヴリトラ達もそれの続く。


「お前達、大丈夫か?怪我とかはないか?」

「ええ、こちらには何も問題は・・・いえ、一つ問題がありました」

「何?敵か?」


 驚くラピュスは男性騎士に訊ねると男性騎士はラピュスの顔を見ながら首を横へ振る。


「いえ、暁の双爪と言う二人組の傭兵が現れまして村人達の金品を盗んだんです」

「何っ?」

「それで太陽戦士団が取り返しにその後を追って・・・」

「お前達は残ったのか?」

「私達はグリードベアが来た時に備えて此処に残りました」


 何が遭ったのかを聞いたヴリトラ達はその暁の双爪がグリードベアと、そしてブラッド・レクイエム社と繋がっていると直感し、表情を鋭くする。

 考え事をしているヴリトラ達を見ていた騎士達はヴリトラ達の来た方角をチラチラと見ていた。


「あ、あのぉ、村に向かって来たグリードベアは・・・」

「ん?それなら俺達が倒したぜ?」

「「「「「ええぇ!?」」」」」


 ジャバウォックの話を聞き騎士達や村長は目を丸くして驚く。


「それで、グリードベアが誰かによってこの村に送り込まれたと考えて村が心配になり戻って来たんだ」

「読みは当たったわね?その暁の双爪が何か知っているのは確かよ」


 ジルニトラの考えヴリトラ達も「同感だ」と言うように彼女を見て頷く。


「俺達はこれから太陽戦士団の後を追う。グリードベアの襲撃がもう大丈夫だとは思うけど、俺達が戻るまでの間、村の事を頼むぞ?」

「分かった」


 ヴリトラの頼みを聞いて男性騎士は頷き、ヴリトラの隣にいるラピュスは自分の後ろにいるアリサと女性騎士の方を向いた。


「お前達も村に残れ、戻るまではアリサ、お前が指揮を執れ」

「ハ、ハイ!」


 指示を聞いてアリサは返事をする。


「暁の双爪は村の南側へ逃げました」

「ありがとうございます!」


 村長が暁の双爪が逃げた方向を指差し、それを聞いたヴリトラ達は走って村の南側へ向かった。広場を出て南側へ進んでいくと、村を囲む柵の一部が壊されて穴が開いているのを見つける。ヴリトラ達は暁の双爪がこの穴から侵入し、逃げる際にまたここを通ったのだと考えた。


「此処から村の外に出たんだな」

「だけどアイツ等、村を出て何処へ逃げたのかしら?」

「多分、あそこに見える林だろう。あそこは此処から一番近い場所にあるし、林の中なら身を隠せる場所はいくらでもあるからな」


 ヴリトラは村から約300m離れた所にある林を指差して言った。確かに夜中で周りが木々に囲まれている所なら身を隠すのにはもってこいだ。


「確かにあそこなら考えられるな・・・」

「なら、急いで向かおう!」


 ラピュスの言葉で一同は穴を潜り村の外に出ると暁の双爪が向かったと思われる林へ向かって走り出した。

 その頃、太陽戦士団は暁の双爪を追ってヴリトラの予想した林の中を進んでいた。林の中は薄暗く、月明かりだけで照らされた道をソルト達は慎重に進んでいる。


「クソォ~、完全に見失ってしまった」

「何処に隠れやがったんだ?」

「もしかして、もう林から出てしまったのではないでしょうか?」

「それは分からないな・・・」

「とにかく、注意して探すしかないわね」


 太陽戦士団の五人は周囲を警戒しながら逃げたザザルとシシルと探して奥へ進む。すると、道の脇にある茂みが突然ガサガサと揺れ、太陽戦士団は一斉に警戒する。全員が息を呑み一歩ずつ近づくと、茂みの中から何かが飛び出して道の真ん中に転がった。それは何と太陽戦士団が追っていた暁の双爪のザザルとシシルの変わり果てた姿だった。体には鋭利な刃物で切られた深い傷があり、二人とも瞳孔が開いたままピクリとも動かない。


「な、何だ!?」

「この二人、死んでます・・・」

「何が起きてるのよ・・・」


 驚くソルトと何が起きたのか分からずに固まるラルフとファンリーザ。すると死体が飛んで来た茂みから一人の男が出て来る。赤いラインの入った黒い特殊スーツを着て両腕両脚が機械鎧となり、灰色の髪で片目を隠した美青年。何とそれはジークフリートの親衛隊である機械鎧兵士の一人、ガルーダだった。


「グリードベアを失い金だけ持って逃げて来るとは、戦士の恥め・・・まぁ、いい実戦データが取れただけまだ使えたと言うべきか・・・」

「な、何だ・・・?」


 突然現れたガルーダに驚く太陽戦士団。その存在に気付いたガルーダはふと彼等の方を向き、冷たい視線で見つめる。


「ほぉ?こんな夜中にこんな所で人と会うとはな・・・」

「お、お前は一体何者だ?」


 ソルトが警戒しながら訊ねるた。彼の声は震えており、ソルトの戦士としての感覚がガルーダは危険だと感じ取っているのだ。ガルーダはそんなソルトの質問に答える様子は見せず、左手の腕時計を見つめる。


「その質問に答える理由はない。そして・・・私の姿を見たお前達をこのまま帰す訳にはいかない・・・!」


 ガルーダがそう口にした直後、彼は勢いよく地を蹴り、太陽戦士団に突っ込んでいった。

 同時刻、ヴリトラ達は林の一本道を走って太陽戦士団を探していた。道は今彼等が通っている一本しかなく、道を辿れば必ず追いつくとヴリトラ達は確信していたのだ。


「林に入って随分奥まで来たが、まだソルト殿達と会えないぞ?」

「多分かなり奥へ進んでるんじゃないかしら?」

「アイツ等は真面目な連中だからな、捕まえる為に必死で探してるんだろう」


 何時まで経っても太陽戦士団に会えない事で不安を見せるラピュスにジルニトラとジャバウォックは走りながら言った。すると、先頭を走っていたヴリトラが足を止める。


「おわっと!急に止まるなよヴリトラ!」

「一体どうしたのよ?」


 ジャバウォックとジルニトラがヴリトラの顔を覗くとヴリトラが驚きの表情で前を見ていた。


「ヴリトラ?どうしたの?」

「・・・・・・あれ見ろ」


 ヴリトラは顎で前を差し、ラピュス達はヴリトラの見ている方向を見る。その瞬間、三人も目を驚きの表情を浮かべた。彼等の視線の先には全身が傷だらけで大量の出血をして倒れている太陽戦士団の五人の姿があったのだ。


「あ、あれは・・・!」

「・・・太陽戦士団ね」

「ああ・・・」


 驚くラピュスの隣で鋭い表情へ変わったジルニトラとジャバウォックが太陽戦士団を見つめている。その声は震えており、怒りの様な物が感じられた。ヴリトラも同じ様な鋭い表情で倒れている太陽戦士団の奥を見ている。奥には暁の双爪の二人の死体の近くに立っているガルーダの姿があった。


「お前は・・・ガルーダ!」

「また会えたな、七竜将よ・・・」


 再び再会したヴリトラ達とガルーダ。倒れている太陽戦士団と立っているガルーダの姿を見て、ヴリトラ達はこの光景を作ったのがガルーダだと確信する。それと同時に強い怒りがヴリトラ達を包み込むのだった。

 太陽戦士団の後を追って林に入ったヴリトラ達であったが、そこでジークフリートの親衛隊であるガルーダと再会する。嘗て敗北した強敵を前にヴリトラ達はどうするのだか。


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