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機械鎧(マシンメイル)は戦場を駆ける  作者: 黒沢 竜
第七章~裏切りと言う名の正義~
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第百三十九話  ティムタームへ! 見えてきた黒幕の正体


 白銀剣士隊との戦いに勝ったヴリトラ達。彼等は自分達の無実を証明し、ラピュス達の家族を救出する為に急ぎティムタームに戻る事にする。しかし、今のティムタームはヴリトラ達にとって敵の拠点、色々と町の情報が必要だった。

 戦いが終わった後、ヴリトラ達は白銀剣士隊を拘束し、近くに生えている木に縛りつけてティムタームに向かう準備を進める。バンとジープを森の外まで移動させて荷物をチャックし、トーマスから情報を聞き出す。


「よし、これで全部だな」

「ああ、何時でも出発できるぜ」


 バンに荷物を積み込んでいるニーズヘッグとジャバウォック。二人の近くではリンドブルムとジルニトラがジープにバンには積めない余った荷物を積んでおり、ニーズヘッグとジャバウォックは二人の方を向いて仕事がスムーズに進んでいるのを確認した。


「そっちももう終わったか」

「ええ、準備完了よ。あとは敵から情報を聞き出すだけ」

「すんなりと喋ってくれるとは思えねぇけどな」

「まぁ、アイツ等も騎士の端くれだからね。敵に捕まった時に尋問をされる事も考えて色々と訓練を受けてると思わよ?」


 ジャバウォックとジルニトラが白銀剣士隊から情報を聞き出すのには時間が掛かると話しながらチラッと白銀剣士隊の方を向く。

 離れた所では戦いに敗れた白銀剣士隊が武器を取り上げられて木に縛りつけられて座り込んでいる姿があり、少し離れた所ではヴリトラ達と戦い命を落とした兵士や騎士達が仰向けになり大きな布を被せられていた。戦った倒れた相手に対するヴリトラ達なりの礼儀なのだろう。倒れている兵士達の前ではララン、ファフニール、アリサが膝をついて兵士達の遺体を見つめている。三人の後ろではその作業を手伝ったと思われる第三遊撃隊の騎士達の姿もあった。


「・・・安らかに眠ってください」

「・・・・・・」


 目を閉じて手を合わせながら呟くファフニールと黙って目を閉じているララン。二人の後ろではアリサが立ったまま目を閉じて右手をそっと胸に当てていた。


「・・・本当は埋葬したいのですが、今は時間がありません。一刻も早く隊長達の家族を助けないといけないんです・・・許してください」


 申し訳なさそうな顔で兵士達の遺体を見つめるアリサ。自分達の命を奪いに来た相手にもかかわらず、本当は埋葬してやりたい。その優しい気持ちを知ったラランとファフニールは心を打たれ、せめて布だけを被せようとアリサを手伝ったのだ。


「私達の世界では味方の遺体に布を被せるって事はやるけど、敵の遺体に布を被せるって事は滅多にやらない事なんだけど、それをやろうって思えるアリサさんは優しいですね」

「そんな、私はただ甘いだけですよ・・・。抑々敵に情けを掛けられる事は侮辱されるのと同じ事、寧ろ私は酷い女なのかもしれません・・・」

「・・・そんな事はない」

「そうですよ。少なくとも、私とラランちゃんはアリサさんは優しい人だって思ってますよ?」

「・・・ありがとうございます」


 ファフニールとラランの言葉に苦笑いを見せるアリサ。後ろに第三遊撃隊の騎士達も目の前で話し合う少女達を黙って見守っていた。


「・・・さて、こっちは終わりましたけど、他はどうでしょう?」

「リンドブルム達が荷物を積んで出発の準備をしています・・・あっ、そう言えば、私達は車に乗ってティムタームへ行きますけど、ラピュスさん達はどうするんですか?」

「・・・隊長達は此処に来た時に乗って来た馬を使うみたい」


 ファフニールがラピュスと第三遊撃隊の騎士達はどうするのかアリサの方を向いて訊ねるとラランがアリサの代わりに質問に答える。


「そうなんだぁ、てっきり歩いて来たのかと思ったんだけど・・・それなら大丈夫だよね?」

「・・・ただ、馬に乗ってたのは白銀剣士隊の騎士達だったみたい」

「え?それって・・・」

「・・・隊長達は他の兵士達と同じように歩かされてたと・・・」

「うわぁ、酷い」


 白銀剣士隊に歩かされていた事を聞いてファフニールは頬を膨らませる。そんなファフニールの顔を見ていたアリサが苦笑いをしながら自分の頬を指で軽く掻いた。


「で、でも、今度はその白銀剣士隊が乗って来ていた馬を使わせてもらう事なったから、楽なはずですよ?」

「・・・今度は白銀剣士隊が歩いて帰る番」

「そうだよ!そうしないとダメ!」


 ラランの言葉にうんうんと頷くファフニールにアリサは苦笑いのまま心の中で「子供だなぁ~」と考えるのだった。いくら七竜将の一員でもまだ十四歳の少女、仕方がないと思ったのだろう。

 その頃、白銀剣士隊は木に縛りつけられた状態で数人の第三遊撃隊に見張られており、隊長のトーマスはヴリトラとラピュスから取り調べを受けていた。


「トーマス、お前に聞きたい事がある。一つはラピュス達の家族だ何処に軟禁されているのか、二つ目はお前達に俺達の討伐の命令を下したのは誰か、そして三つ目は今回の一件を仕組んだ黒幕が誰なのかだ」


 ヴリトラが縛られて座り込んでいるトーマスに聞きたい事の内容を話す。それを聞いたトーマスはそっぽ向いて鼻で笑った。


「フッ、バカめ。そう言われてアッサリと話すはずがないだろうか!」

「だろうね」


 トーマスが何と答えるのか分かっていたのかヴリトラは呆れ顔でトーマスを見下ろしながら腕を組む。隣ではラピュスがトーマスとその隣で縛られて座っているシャーリアを見ていた。


「シャーリア、お前も知っているのだろう?ヴリトラ達が反乱を起こしたというウソを流して彼等が処刑しようとした人物が誰なのか?」


 今度はラピュスはシャーリアに事件の真相の事を訊ねた。シャーリアは視線だけを動かしてラピュスを見上げると静かに口を開く。


「生憎だが、私は何も知らない。私はただトーマスに従うように命令されてそれに従っただけだ」

「それを命令したのは誰だ?」

「・・・答える義理は無い」

「クゥ!」


 答えようとしないシャーリアにラピュスはカチンときたのか表情が鋭くなる。そんなラピュスの肩にヴリトラはポンと手を置いた。


「落ち着け。コイツ等だって戦士だ、敵に捕まって味方の情報を簡単に話すとはお前も思ってないだろう?」

「それはどうだが・・・」


 ヴリトラもジルニトラと同じ様にトーマスとシャーリアがすぐに答える思っていなかったのか、冷静にラピュスを宥める。ラピュスも家族の命が懸かっているせいか少し感情的になっており事に気付き、何とか自分を落ち着かせた。

 落ち着いたラピュスを見たヴリトラはトーマスの方を向いて静かにオートマグを取り出す。トーマスは拳銃を取り出したヴリトラを見て嫌な予感がしたのか一瞬目元が動く。


「・・・俺も手荒な真似はしたくなんだけど、俺達にも俺達の事情がある。だから、何としても俺達は元老院の情報を手に入れないといけない。話すつもりが無いんなら、やり方を変えるしかない」

「ご、拷問でもするつもりか?」

「俺は傭兵だ。お前達みたいに相手を甚振るような事はしないっていう騎士道精神の様なものは持ち合わせていないんでね・・・」


 そう言ってヴリトラは低い声を出しながらオートマグをトーマスに向ける。ラピュスと違って感情を表に出してはいないがその表情はとても冷たい物だった。それを見ていたラピュスは思わず息を飲み微量の汗を垂らす。


「待てヴリトラ、その必要は無い・・・」


 ヴリトラが銃口をトーマスに付きつけているとオロチが声を掛けて来てヴリトラとラピュスはふと彼女の方を向いた。オロチの手には丸められた羊皮紙が握られており、二人の前にやって来るとオロチはその丸めていた羊皮紙を広げる。そしてそれを見たトーマスの表情が急変した。


「これを見ろ・・・」

「何だよそれ?」

「これは元老院がコイツ等に出した指令の内容が書かれてある指令書だ。コイツ等の荷物を調べていた時に見つけた・・・」

「指令書?」

「ああ、ここにはこの数日間に私達を目撃した町の事やどの方角へ向かったか、そしてラピュス達特務隊を連れて私達を探せと言う事が細かく書かれてある。そして数日前に立ち寄った町で私達がこのグリンピスの森がある方角へ向かったという目撃情報の事も・・・」


 オロチの話を言いたヴリトラとオロチはトーマスとシャーリアの方を向いてジッと二人を見つめる。トーマスは目を逸らし、シャーリアは目を閉じたまま黙って俯いた。オロチは指令書を読んで行き、一番下に掛かれてある誰かの名前に注目する。

 

「この指令書を書いたのは元老院議員の『バーバント・シェンダー』と言う人物らしい・・・」

「バーバント?」

「知ってるのか、ラピュス?」


 ヴリトラがラピュスの方を向いて訊ねるとラピュスは指令書を覗き込みながら頷く。


「ああ、元老院の中でも最高議長のファンスト公から一目置かれている人物だ。元老院の中では若い方だが議員としての実績はとても高く陛下からも信頼されている」

「あのハゲオヤジから信頼されているとなると、ソイツも騎士だけを真の戦士だとか言っているどうしようもない奴なのか?」

「いや、バーバント殿は寧ろ元老院の中ではそう言った差別を嫌っておられる方だ」

「じゃあ何で差別主義者であるファンストから一目置かれてるんだよ?」

「ファンスト公はバーバント殿の元老院議員としての実力を認めておられるのだ。彼と意見が対立すれば全力で彼を黙らせてしまうんだ」

「つまり、『実力』だけを認めてそのバーバントって言う人の『考え方』は認めていないって事なのか?」

「そういう事だ」


 あくまでもバーバントの技術だけを認め、求めているファンストの考え方に苛立ちを感じて舌打ちをするヴリトラ。オロチも表情は変えていないがどこから苛立っている様子を見せていた。


「この指令書のサインによるとこの指令書を書き、コイツ等に私達の討伐を命じたのはバーバントと言う人物で間違いないだろう・・・」

「なら、バーバント殿が今回の事件の黒幕だと?」

「そう先走るな、まだ分からん。もしかすると誰かに命令されてこの指令書を書いたのかもしれない・・・」

「バーバント殿の背後に本当の黒幕がいると?」

「その可能性はある・・・」


 ラピュスはオロチの話を聞き、元老院議員であるバーバントを動かしてヴリトラ達を討伐させようとした人物がいると知り、驚いて目を見張った。元老院を動かすなど普通の人間にはできない事なのだから当然と言える。


「元老院の人間を動かせる程の人間なんてそうはいないだろう?」

「ああ、できるのは王族か元老院の中でも高い権力を持つ人間のみだ」

「王族は考え難いな。陛下やパティーラム様達は俺達を危険な存在とは思ってないんだから」

「となると、考えられるのは元老院内部の人間って事か・・・」


 ヴリトラとラピュスがお互いの顔を見ながら黒幕が誰なのかを考える。するとオロチが持っていた指令書を丸めながら二人の方を向いて話に参加した。


「私達を目障りな存在と見て、元老院の中でも議員を動かし指令書を作成させる事のできる程の権力の持ち主。考えられるのは一人しかいないだろう・・・?」


 オロチの方を向いて二人は黙りながら考える。そして、元老院内部の人間で議員を自由に動かせて自分達を嫌う人物がふと二人の頭に浮かんだ。


「・・・元老院最高議長」

「・・・ファンスト公」

「他にいないだろう・・・?」


 黒幕がファンストではないかと疑うヴリトラとラピュス。オロチは彼が黒幕だと確信している様子だった。三人の会話を聞いていたトーマス達白銀剣士隊は黙り込みながら三人を見つめている。

 ヴリトラはトーマスの方を向いてオートマグをホルスターにしまいながらジッと彼を見下ろす。


「トーマス、お前達に俺達を殺せと命令したのはファンストなのか?」

「・・・知らん」

「本当か?」

「・・・フン」


 質問に答えずにソッポ向くトーマス。そんなトーマスを見たヴリトラは森羅の鞘を持ち、森羅を少し抜いてカチャっと金属音を鳴らした。それを聞いたトーマスはビクッと反応するもヴリトラの方を向かずに目を逸らしたままでいる


「・・・そっか、知らないなら仕方ないな」

「・・・は?」


 ヴリトラの言葉を聞いたトーマスは気の抜けた様な声を出してヴリトラの方を向く。ヴリトラは森羅を戻してトーマスに背を向けながら遠くにいるリンドブルムの方へ歩いて行く。その後にオロチが続き、残ったラピュスも目を丸くして二人の背中を見ていた。


「お、おい、ヴリトラ!」


 ラピュスは慌ててヴリトラとオロチの後を追い、残ったトーマスは縛られたままヴリトラの方を見つめ、シャーリアは黙って俯きながら目を閉じていた。

 ヴリトラとオロチがリンドブルム達のいるバンの方へ歩いているとラピュスが追いついてヴリトラの隣にやって来る。


「おい、ヴリトラ、よかったのか?彼等から情報を聞き出さなくて?」

「問題ない。知りたかったことは全部分かったし、家族の軟禁場所も大体想像がつく」

「本当か?」

「ああ、それにファンストはズル賢いオヤジだろう?もし白銀剣士隊が負けて俺達が情報を得ようとした時に何も知られないようにする為に重要な事は教えていない可能性がある」

「だからこれ以上情報を聞く必要が無いと判断したんだ・・・」


 ヴリトラとオロチの洞察力に驚くラピュスは歩きながら二人の顔を見つめた。七竜将のメンバーは全員がIQ150を超える者達ばかり、頭の回転が速く判断力の優れている七竜将をラピュスは改めて凄いと感じる。


「それに俺達の目的は元老院の俺達の計画がバレないようにアイツ等をティムタームに戻らせない事だ。情報は聞けたらラッキーって感じにしか思ってなかったんだよ」

「あ、あのなぁ・・・」


 「何ていい加減な」と言いたそうに肩を落とすラピュス。そんな彼女の態度を気にせずにヴリトラとオロチはリンドブルム達の方へ歩いて行く。

 それからヴリトラはリンドブルム達を集めて次の行動に付いて話し合う。ティムタームに戻り、今回の一件が全て元老院の仕組んだという証拠を掴む事、ラピュスと第三遊撃隊の家族が軟禁されている場所を突き止めて救出する事、それらをヴリトラは細かく説明した。


「・・・という訳だ。俺達はティムタームへ戻って今回の事件が元老院最高議長のファンストが仕組んだ事であるという証拠を掴み俺達の無実を証明し、捕まったラピュス達の家族を助けて保護する。これは俺達七竜将だけじゃできない事だ。お互いの大切な物を取り戻す為に、力を貸してほしい!」


 ヴリトラはラピュス達の方を向いて真面目な顔をして力を貸してほしいと頼んだ。ラピュスやリンドブルム達は勿論、第三遊撃隊も家族を助ける為に迷わずに力を貸す事を決断し頷く。それを確認したヴリトラは少し離れた所で自分達を見ているガズンの下へ向かう。


「おっさん、俺達はこれからティムタームへ戻る。おっさんはどうするんだ?」

「言っただろう?この森に攻めて来た白銀剣士隊を片づける事には協力するが、それ以上の事は関わりたくないとな?」

「分かってるよ、それでどうすんの?」

「俺が元老院の邪魔をしちまったって事はもう知られちまったからな。また住み易そうな森を見つけて移り住むぜ」

「そっか・・・」

「まったく、お前等のおかげで折角見つけたいい隠れ家を出て行くことになっちまったよ」

「ハハハ、ワリィワリィ」


 笑いながら嫌味のような事を言うガズンにヴリトラは苦笑いで返す。ガズンの後ろではガルバとミルバが顔を出してヴリトラを見上げており、それを見ていたファフニールが二匹の下へ駆け寄って来た。


「ミーちゃん、ガー君、私達もう行くね?」


 ファフニールに頭を撫でられて気持ちよさそうにすするガルバとミルバ。そんな二匹の顔にガズンは腕を組んで笑う。


「ハッハッハ!嬢ちゃん、縁が有ったらまた会おうぜ?今度はもっと多くの猛獣達に会わせてやるさ」

「うん、楽しみにしてます!」

(してるのかよ・・・)

 

 猛獣と会う事を楽しみすると言うファフニールにヴリトラは心の中で呆れる。それから一通りの話を終えた後、ヴリトラとファフニールはジープへ戻り乗り込む。全員が乗ったのを確認するとジープの運転席にいるオロチとバンの運転席にいるジャバウォックがエンジンを掛ける。ジープの助手席に乗ったヴリトラは自分達を見ているガズンに手を振った。


「じゃあな、おっさん。縁が有ったらまたな!」

「おう!」


 ガズンが挨拶を返すとヴリトラ達はジープとバンを走らせた。ラピュスと第三遊撃隊もトーマス達が乗って来て馬に乗ってヴリトラ達の後を追う。ヴリトラ達の姿が見えなくなるとガズンは木に縛られているトーマス達をチラッと見て地面に置かれている最低限の荷物を担ぎガルバに跨る。そしてガズンを乗せたガルバとその隣にいるミルバはヴリトラ達の行った方向とは正反対の方へ走り出した。

 ヴリトラ達とガズンの姿が見えなくなると縛られていたトーマスは悔しそうな顔で歯を食いしばった。


「おぉのれぇ~!たかが傭兵如きにやられるとは何たる屈辱!なんとしても脱出して元老院の方々にこの事を・・・」


 悔しがるトーマスの隣で縛られているシャーリアは俯いて目を閉じたまま黙り込んでいる。だが、次の瞬間、シャーリアの口元が動き彼女はニヤリと笑う。そしてその事に白銀剣士隊の隊員達は誰も気付いていない。

 グリンピスの森を出て首都ティムタームへ向かうヴリトラ達。黒幕の正体がファンストである事も掴み、遂に彼等は本格的に動き出す。果たしてヴリトラ達はどうやって元老院に反撃するのだろうか。


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