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異界への扉  作者: 貝殻
3/16

3.ボミネア王国へ

「うわぁ〜 す、すごい」


扉を開けると、翠の目の前にはまるでアニメの世界から飛び出したかのような景色が広がっていた。周囲は賑やかで、人々の笑い声や楽しそうな会話が響き渡り、その場の雰囲気をさらに温かくしている。翠の心は瞬く間に幸せでいっぱいになり、自然と口元が緩んだ。


「ほんとにアニメとかで見るような異世界だ、でもアニメで見るよりもすごいね なんか温かみがある」


『気に入ってもらえたようで何よりです さて何をなさるんですか?』


「とりあえずこの国がどんなところか見て回りたいと思ってるけど」


『でしたらまず私を透明化させた方が良いと思いますよ』


「じゃあそうしようかなどうすれば良いの?」


『いえ、許可さえいただければこちらでできます』


「じゃお願いね」


『それと許可さえいただけたら心を読んで声に出さなくても質問ができますよ?』


えっどうしよう、自分の心の中を覗かれるのはなんかやだな でも一人でブツブツいっている自分を想像するとそれもやだな


「お願いしようかな でも僕が質問したときだけ心を読むことってできる?」


『できますよ』


「じゃあお願いしようかな」


だが翠は見落としていた下に小さく『しないと約束はできませんが』と書かれていたことを

これでいいのか?


『はい、できています』


てか、君ってなんて呼べば良いの?


『なんでも良いですよ?本でもブックでも』


流石にそれはあんまりにもあれだから うーんどうしよう「栞」とかどう?


『良いですねそれ、それでいきましょう』


じゃあまず一番存在感があるお城から行ってみようか


『流石に中にははいれませんよ?』


近くで見るだけだから、ね?


『わかりました 案内するので言った道を進んでいってください』


了解


お城に向かう途中、翠は様々な光景に目を奪われた。活気あふれる市場、道行く馬車、子どもたちが遊ぶ公園のような場所などが、街を彩っていた。街の景観は整えられており、文明が発展していなくても楽しげな雰囲気が漂っていた。


そして翠は中央広場のような大きな広場についたそこでは芸を披露している人がいたり、占いをしている人

がいた。だが翠はそれらを見ずある一つに目をとめていた


ねえ栞あれってどうなってるの?


その先には70代くらいのおじいさんが子どもたち相手に何かを見せていた それは動物の形をしているが動物のような感じではないそれはまるで


「水?」


『はい そのとうりですあれは魔法というものです、無からものを生み出したり操ったり 現実ではありえないようなたくさんのことができます それが魔法です』


じゃああれは?


『現実に水を動物の形に形成してそれを操っているようです』


あれって僕も使えるの?


『使えないこともないです、ですがこの世界の人達とは少し違う使い方になります』


まあそれは後で考えるとしてとりあえず行こうお城へ


着いたーこれが


『はい ボミネア王城です』


「近くで見ると迫力がすごいね」


そのお城は堀がありその内側に塀がその中にお城があるお城は白い壁 紺色の屋根 金色の装飾 とてもお金がかかっているのがわかる


とりあえず周りを回ってみるか


「ここらへんならいけるかな?  あれ?ない?」


『どうされたんですか?』


「スマホがない これじゃお城の写真撮れないな」


『あっ 言っていませんでしたね あちらの世界のものはこちらには持ってこられません。同様にこちらの世界のものもあちらに持っていけません、ですが図書館内ではどちらの世界の物も存在することができます そのため図書館に戻れば持ち物は戻りますのでご安心ください』


じゃあこっちの塩とか砂糖持ってきて大儲けとかできないのか、写真は頑張ればいけるか、まあこっちにカメラとかがあればだけど


「よしじゃあ次行くか」 


どこかおすすめある?


『港の方とかきれいですよ 大きな船や海が見れますからね』


じゃあそっちに行こうかな


しばらく行くとだんだんと市場が見えてきたそして市場に並ぶ商品が魚介類が多くなってきた、そのまま案内されるまま進むとだんだんと船が見えてきた。更に近づくと見えていた船がどんどん大きくなってきた。


「この船こんなに大きかったんだ」


最初は帆船だと思っていたけど煙突あるからこれ蒸気船だよね?


もうそこまで進んでるんだ こんなにおっきい船がこんなに並んでると圧巻だなー


「よしだいたい港は見たかな? でも夕方になっちゃったな」


『じゃあ最後に塀もおすすめですよ』


塀の上?それって登れるの?


『はい、この国はすごく平和で脅威といえば魔物くらいしかないので頼めば登れると思いますよ』


よしじゃあ行ってみよう!



「あのーすみません」


「;@;lp/.o@p/;p:?」


『どうしたのかな?』


翻訳機能はどちらもちゃんとできているようだ


「塀の上に登ってみてもいいですか? 今日この国に来てここのこともっと知りたいんです」


「]:l;kju[@:p@tlk[o]s]@ro@kpy@ju:.@pikg-ou8/:y@k;:」


『良いよ ここからの景色はとてもきれいだからいい場所を選んだね 少し待ってね』


そしてしばらく待っていると


「;knlg/s;dl,/:t\ze,;:」


『良いよ ついてきてね』


そのまま兵士さんの休憩室のようなところへ案内され階段がまでいった


「;ktogsj:h\t;hkt/r;:pht\h;t;sjb/tr」


『この階段を登ってね』


「ありがとうございます」


「l;n;h:sんjfibpzoksijer;szkojislt;ohundr;l;mkln」


「いえいえ 降りたらまた声をかけてください」


「優しいお姉さんだったなー」


『女性の兵士なんて珍しいですね ここは一番に魔物の被害を受けるのである程度強くないとできないはず

なのですが 彼女もああ見えて強いのかもしれませんね』


そうかもね 降りたときにもう一回お礼を言おう


そして結構短めの階段を登るとそこにはとても幻想的な景色が広がっていた


あれなんだろう麦畑かな? 風車もでっかい

一面には夕日で金色に輝く麦畑がありその中に何個か風車が並んでいる、きれいで幻想的でずっと見ていら

れそうなほどだった


「コツコツコツコツ」


どのくらい時間が立ったのだろうか下から足音が聞こえてきた


「ih;gfpsziherog;/s」


『あらずっと見てたの?』


振り向くとさっきのお姉さんが立っていた


「あっ はいあんまりにもきれいだったのでつい」


「ji;g/\@zlskijteo;h:e/bi;oahe8tp;/mkzijlet;oh:w/njiotnjo;w」


『ここきれいだよね 私も交代のときよくここに来るんだ、夕方も幻想的でいいだけど昼間もまた違った意味で良いんだよ』


「そうなんですね、また昼に来てみることにします」


「ihi rs:rb/aebtmoe/doprain:vre@tv:,spertiiosj;tvr;/spoktporttk;vs」


『うん、他にもこの国のいいとこもっとあるからまたゆっくり回ってみてね』


「はいありがとうございます また来ます」


てかもう夜じゃんどうしよ絶対心配されてるよ


『その点は大丈夫ですこちらの世界と向こうの世界は時間がずれているのでこっちでの1時間は向こうの10分ですつまり翠さんはこちらで5時間から6時間過ごされているのであちらでは大体1時間いなくなった位の感覚です』


なにそれ?すごすぎない?


『では帰りましょうか』


来た時の扉まで戻れば良いの?


『いえ、どこの扉からでも帰ることはできます。そして次来るときは前回出たドアからになります』


そうなんだ じゃあ人目につかないドアから帰ろうかな


しばらく歩くと人どうりの少なそうな路地でドアを見つけた


よしここで良いかな でもどうやって戻るの?


『鍵を持ってみてください』


言われたと売りに鍵を持つとドアの取手の下に鍵穴が出てきた そこに鍵を差し込むと来るときに見たドア

へと姿が変わる


『異世界どうでしたか?』


「明るくてとっても楽しいとこだったよ」


『それは何よりです ですが危険なことも当然あるのでしっかり注意してください』


そしてドアに入った

3話を見てくださりありがとうございます

今回は切りの良いところまでやっていたら3000字を超えてしまいました。読みづらかったらすみません

そして今度から本の翻訳する「p;jsgpbs:@or」のところをなくしたいと思います。これであまりにも文字が多くなるのでやめようかなと思っています。

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