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特攻列島  作者: みやこのじょう
第七幕 奪還
85/102

登場人物紹介

挿絵(By みてみん)

【協力者】


堂山(どうやま)ゆきえ(生存、負傷)

 

 モラハラ夫と別れたシングルマザー、31才

 無人島では三ノ瀬率いる裏道班の先頭に

 地図の暗記と周辺警戒で何度も危機を脱した

 人を傷付けることに抵抗がある

 現在は足の怪我のため

 シェルター内の医療施設に入院中

 娘のみゆき(2才)と無事再会した

 

 

安賀田(あがた)まさし(死亡、遺体未回収)


 難病の妻を抱える会社員の男性、48才

 無人島ではメインルート班を率いた

 仕事柄アジア数カ国の言葉が話せる

 山頂で敵に声を掛けて情報を得た

 会社や妻のことでストレスを抱えている

 命と引き換えに地対艦ミサイルを破壊した



多奈辺(たなべ)さぶろう(死亡)


 男手ひとつで孫娘を育てる男性、59才

 無人島ではメインルート班の一員

 銃の魅力に取り憑かれ撃つことに固執

 本来は慎重な性格だが

 銃を手にしてから行動にも変化が起きた

 山頂で一人、住宅街で二人行動不能に

 最後は背後から撃たれて死亡



井和屋(いわや)さとる(生存)


 母親から搾取されていた青年、20才

 無人島では三ノ瀬率いる裏道班に所属

 助けてくれたゆきえに対し母性を求め始める

 ゆきえのために他人に危害を加えることに

 疑問を感じなくなった

 手榴弾により数人行動不能にした

 島からシェルターに来た後に正気に戻る

 船に弱い



江之木(えのき)まさつぐ(生存)


 男手ひとつで息子を育てる会社員、39才

 妻はりくと出産時に死亡

 それ以来祖父母に預けていたが相次いで他界

 中学に上がるのを機に一緒に暮らし始める

 妻の忘れ形見である息子のりくと(14才)を

 大切に思っているが接し方が分からない




【保護対象者】


堂山(どうやま)みゆき


 ゆきえの一人娘、2才

 平時は保育園に通っている

 幼いながらも母親を気遣う優しい子

 父親のことは覚えていない

 現在はシェルター内で保護されている



安賀田(あがた)ちえこ


 安賀田の妻、50才

 公的援助対象外の線維筋痛症(合併症有)に苦しむ

 子どもが出来ず、夫の家族から責められていた

 難病発症以前は働いていたが在宅療養に

 現在はシェルター内の医療施設に入院中

 安賀田の死を知らされていない



多奈辺(たなべ)ひなた


 多奈辺の孫娘、小学生、8才

 両親を交通事故で亡くし、3才の時から同居

 唯一の肉親である祖父に懐いている

 祖父には甘えるが、外ではあまり笑顔を見せない

 現在はシェルター内に保護されている



井和屋(いわや)みつる


 さとるの弟、中学生、14才

 育児放棄気味の母親と二人暮らし

 母親より世話を焼いてくれる兄が大好き

 成績が良く、さとるの勧めで塾に通い始めた



江之木(えのき)りくと


 江之木の息子、中学生、14才

 生まれてから小学校高学年まで祖父母が養育

 2年前から父親と暮らし始める

 まだ親子としてはぎこちない関係

 中学に上がった頃から塾に通い始める




【保護政策推進課メンバー】


真栄島(まえじま)のぼる(生存)


 59才、『勧誘員』

 おっとりした優しそうなおじさん、人情派

 無人島チームの司令塔であり心の拠り所

 別行動で敵の拠点から武器を奪うなどした

 作中での描写はないが多分何人か殺ってる


 

右江田(うえだ)しんじ(生存)


 29才、細身長身、『勧誘員補佐』

 三ノ瀬を先輩と呼んで慕っている

 図体は大きいが気は弱く主体性がない

 主な武器は振り出し式の三段特殊警棒

 多奈辺の死に責任を感じており、

 ひなたに対して申し訳ない気持ちでいっぱい

 現在はシェルターにてひなたの側にいる



三ノ瀬(みのせ)りん(生存)


 31才、小柄で童顔、『勧誘員補佐』

 銃大好きお姉さん

 無人島では裏道班を率いて行動

 慣れた射撃で敵を数人行動不能にした

 主な武器は消音器付き拳銃と小銃

 常に明るいチームのムードメーカー



・アリ(生存)


 国籍不明年齢不詳の作業着姿の青年

 無人島では脱出手段である船を死守した

 武器や戦闘スタイルは不明

 港で七、八人の敵正規兵と戦い撃破

 普段は飄々としているが、

 祖国の人間を殺害して少し凹んでいる

 さとるとは犬猿の仲



葵久地(きくち)れい(生存)


 27才、長髪眼鏡

 情報収集及び操作担当

 基本シェルター内に待機している

 必要に応じて送迎役も務める



杜井(どい)やえか(生存)


 39才、真栄島と同じ『勧誘員』

 江之木含む男性陣4人とチームを組んで

 有人の島に兵器を破壊しに行き、成功

 チームから犠牲者を出したことを悔やんでいる

 娘がいる




【その他】


井和屋(いわや)あやこ


 37才、黒髪長髪、さとる達の母親

 みつる誕生直後に浮気がバレて離婚

 外面が良く、子ども会やPTA役員を務めるが

 育児放棄気味で家にはあまり寄り付かない

 毎日飲み歩き、働き始めた長男にたかる日々

 現在は安否不明



暮秋(くれあき)せいいち


 65歳、国会議員(与党)

 痩せ型の長身、総白髪

 保護政策推進計画の発案者のひとり

 自衛隊や警察、消防などの人員を使わず

 民間人を安価な戦力として投入する法律を

 密かに制定しようと企んでいた



阿久居(あぐい)せんじろう


 64才、国会議員(野党)

 がっしり体型、総白髪

 敵対国に情報を売っていた内のひとり

 講演会で政府を批判、世論を操作して

 国内を混乱させるつもりだった



尾須部(おすべ)とうご


 26才、シェルター職員、未成年者教育要員

 目元の2連ほくろが目印

 学習塾の講師(馬喜多市→別の市に転勤)

 両親が暮秋せいいち議員の熱心な支援者

 幼少期から暮秋とうまと比較され続け、

 色々溜め込んで今回の騒動を引き起こした



暮秋(くれあき)とうま

 

 32才、父である暮秋議員の補佐

 頭脳明晰、容姿端麗

 汚れ仕事の手配が裏の仕事

 将来は父の跡を継いで出馬する予定

 尾須部とうごを弟のように可愛がりながら、

 同時に見下している





 ─────────────────



【地名と現状】


 舞台は太平洋に面しているどこか

 以下の地名は全て架空のものです


 登世葦とよあし市→工業港、市街地壊滅

 宇津美うつみ町→港町、田舎、被害なし

 亥鹿野いかの市→海沿い、市街地壊滅

 馬喜多まきた市→駅前を中心に被害あり

 飛多知ひたち市→被害なし、江之木宅

 那加谷なかや市→被害なし、第六幕の目的地

 波間中はまなか町→港町、田舎、被害なし



【敵、敵対国について】


 作中で敵対国がどこかを明かすことはありません

 なので敵側の情報はわざと出していません

 アジアのどこか、または複数の国の可能性有り


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