死んだ俺が天使と話す話
小説2作目です
俺は会社からの帰り道居眠り運転の車にひかれて死んでしまった。
天使「あなたは死にました」
俺「マジでか」
天使「不幸な死を遂げてしまった方には一つ願いを叶えて生まれ変わらせるのが私たち天使の役割です。あなたの願いを一つ叶えましょう」
俺(おお。漫画で見たようなことが起こるとは。だったら漫画みたく異世界に行ってハーレム生活を謳歌しようかな)
俺「異世界に転生させてください」
天使「それは無理です」
俺「なんでだ。願いを叶えてくれんじゃねーのか」
天使「俺さん常識で考えてください。異世界なんて漫画のだけの世界です。現実にあるわけないでしょう」
俺(常識で考えれば今のこの状況があるわけないんだが)
俺「じゃあ、この世の中のあるとあらゆる知識をくれ」
天使「無理です」
俺「なんでだ」
天使「そんなたくさんの知識を人間の脳が覚えられるわけないでしょう常識で考えてください」
俺「たく、じゃ未来が分かる能力とかも当然無理か」
天使「当然無理です」
俺「女子にモテモテの容姿は。これなら可能だろ」
天使「生まれ変わったら美容整形してください」
俺「プロとして活躍できる最高の肉体」
天使「生まれ変わったら努力してください」
俺「じゃせめて金持ちの家の子供にしてくれ」
天使「自分の運を信じてください」
俺「もう、何だったら叶えてくれるんだろ」
天使「あなたの実世界の愚痴を24時間聞いてほしいとかそのような願い事ですね」
俺「もう願い事叶えなくてもいいから早く生まれ変わらせろ」
(終わり)