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プロローグ2
すいません、まだプロローグです。
それはまだ俺が幼かった頃の話だ。
俺には夢があった。なんてことのない、子供なら誰でも一度は夢に見るたわいもない夢だった。
寝る前に母親が読み聞かせてくれた絵本 「英雄王 アッシュ=アーサー」 の物語り。
そのアッシュのように大切な家族を、仲のいい友達、そしてなにより大好きな幼馴染の彼女を
守れるような大人になりたかった。
しかしそんなことは無理だとわかった。
なぜかって? そんなことは簡単だ。自分は違うと気がつかされただけだ。
それでは聞いていただこう、後の世に語り綴られる「勇者 レイス=シオンアレイスタ」 の
親友 サータ=シュレイテの物語りを
お久しぶりです。浮世 夢 です。 最近、学校や部活などが忙しく
なかなか次話が投稿できませんでした。 これからも不定期更新ですが
よろしくお願いします。