5話 魔法VS超能力③
前回、超能王国との戦闘中、突如として王女?が参戦
どうやらもう一人の王女らしい…
果たして超能王国と魔法王国にどういう影響を与えるのか…
「もう1発必要か?(やめて!!)…黙れっっっ!」「ぐっ…イレナ!止めろ!!」
「命令してくんなよ…(ちょっとイレナ!!そろそろ良い加減にしなさい!!)ウッ!?なんだ………ハァ…ハァ…」「破裂して爆発」「睡魔王!!」
「それはやめr………」「バタッ」
「おい!なんか全員倒れたぞ!!」「あー…やってしまった!!この先どうすれば良いんだ!!」
「そんなにポルターガイストって奴がバレるとやべーのかよ!」「やべーとかそういう問題じゃない!!アレが他国にバレたと言うのなら間違いなく王女アレナは!実験に使われてしまう!!」「なっ!てかアレナって言うのか…」
「記憶を消せる者が居れば良いんだが…」
「うっ…うん………」「お父様!」「アレナ…」
「王様…ポルターガイストって…………」
「………教えても良いが…その代わりに…この事を外部に伝えるな…もうバレてるかもしれないがな………お前を正式に雇う…魔法戦士としてな」「…あ、ありがとうございます」何それ…
「この世界には魔法と超能力がある…だが…
厳密に言えば無脳力と霊能力というイレギュラーなのがある…無脳力は初級魔法と超能力を組み合わせる事で起きる現象…詳しくはわからんが…法則を操れる」「法則!?」「あぁ…だが…霊能力は全くわからん…
未知の力だ…5年前にアレナが身につけたモノ…」「未知………」
「だから私は探究する…霊能力は悪い力か良い力か…」「そうなんですか…」
「お前が未来に転移したのは無脳力による力だろうな…超能王国側は何人か
奴隷魔法使いが何人かいる…」
「つまり超能王国側が俺を転移させた…」
「そう言う事だ…なぜ転移させるのか理由はわからないがな…」
「そういえば名前をまだ聞いてなかったな」
「真道炎次さんよ」「え?いつのまに名前を教えてたのか!?」「そういえばお父様はまだ知らないんでしたわ」「まぁ炎次…お前を雇うというのなら名を名乗らないとな…俺はオーエム・クリスターだ」「私はアレナ・クリスター!」
「よろしくお願いします!」
「じゃっ!魔法を習得するぞー」「うあー」
「そういえばまだ魔法なかったんだった…」
…
「ほれ」「な…」目の前にオーラを纏ったマネキンが置かれた「今からコイツと戦え」「はぁっ?」
「じゃあ頑張って魔法身につけるんだぞー」
「どうやって!!」「ソイツと戦ってるうちに魔法は身につく…魔法人形のオーラを吸い取るんだ!」「は?吸い取るってなn…うぐぅっ!?」
「人間…皆殺シジャアアアアアアアアアアア!!」こっわ!!
「あ〜ソイツは怨念が込められて作られた奴だから少し強いかもしれん…すまんな」
「少し強いとかのレベルじゃないよ!全然!!」
「コラ!逃げるんじゃない!戦え!!」
だからどうやって!!吸い取るって…なんなんだよ!!掃除機にでもなれって言うのか!!
「コロスコロスコロスコロス」「くっ!!一か八か!!ぶん殴る!!」「バンッ!!」「イっっっ!!くぅぅぅ〜」硬すぎだろ…フライパンみてーな硬さ!!モース硬度4ぐらい!よく知らんけど!!
つづく
「100代目魔法伝道師:カイザーテイル」
好きなもの:分かり合える奴
嫌いなもの:減給処分
魔法:「マルチタスク」左手で触れた物と右手で触れた物の位置を入れ替える
ランク:D級
テイル(意味:尻尾)