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【二年生編開始】異世界帰りの邪神の息子~ざまあの化身が過ごす、裏でコソコソ悪巧みと異能学園イチャイチャ生活怨怨怨恩怨怨怨呪呪祝呪呪呪~  作者: 福郎
チーム花弁の壁

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マネージャー

「あらあなた、丁度良かったわ」


「なんだかお姉様に呼ばれた気がしたんです!」


「やっぱり私達繋がり合ってるわね。ふふ」


「でへ、でへへ」


 蜘蛛君と写本の製作に取り掛かろうとした時、なんだかお姉様に呼ばれた気がしたので教室に戻ったが、どうやら完璧にその勘は当たっていたらしい。これが夫婦の絆……!


「佐伯お姉様達のチームの事ですか?」


「ええそう」


 どうやら用件もズバリと当ててしまったらしい。やはり夫婦の絆パワー。でへ、でへへ。


 おっと考えが逸れた。俺とお姉様が話しているのは、戦闘会の団体競技にチームとして参加する事となった、佐伯お姉様、橘お姉様、そしてマイフレンド藤宮君の事。もっと言うなら、そのチームにマネージャとして俺とお姉様も参加する事となったのだ!


「まあ、飛鳥の方は放っておいても大丈夫そうだけどね」


「はは、ははは」


 通常マネージャーの仕事は、訓練のサポート、スケジュール管理、対戦相手の情報収集と解析、千本ノックからエースとの内緒のお付き合いまで多岐に渡り、今年から始まった集団戦闘とはいえ、上級生の強豪チームには早速マネージャーが付いているみたいだ。


 このマネージャー、将来活躍するであろう推薦組のチームに対して、一般クラスの生徒が立候補している。うーん、卒業後の人脈作りとは大変だな。尤も、普段から一般クラスを見下しているような名家出身の連中には、当然寄り付きもしないらしい。だからそんな奴等は、全部自分達でやらないといけないのだ。ぷぷぷ。ざまあ。


 そして普通に佐伯お姉様がマネージャーを募集した場合、とんでもない事が起こるのは目に見えていた。それは当然……。


「私達、佐伯お姉様のマネージャーになります!」


 これ、俺の発言ではない。


「ははは。気持ちは嬉しいけど、もう他の人に頼んじゃっててね」


「そんなあ……」


 態々我がクラスにやって来た一般クラスの女の子達。そう、達である。通称佐伯お姉様親衛隊。これ、俺が密かに付けたんじゃなくて、クラスの皆さんも親衛隊扱いしている集団だ。皇帝の俺でさえ親衛隊はいないというのに、流石は佐伯お姉様だ。


 ともかく、佐伯お姉様だけなら全く問題ないだろう。なにせ彼女達をマネージャにすれば全部やってくれる。


 問題は、いや問題とか言ったら非常に失礼だな。うんうん。


 問題は佐伯お姉様ではなく、橘お姉様と藤宮君だ。2人とも人付き合いが非常に苦手、を通り越して壊滅的だ。特に藤宮君は、佐伯お姉様親衛隊の中に放り出されると、次の日には別のチームを探しているだろう。


 というか藤宮君は人付き合いが云々どころでは無い。橘お姉様は女性だから大丈夫だろうが、このチームに紛れ込んでしまった藤宮君は男である。つまりその次の日を迎える前に、親衛隊に君側の奸として闇討ちされかねないのだ。ローマのプラエトリアニかな?


「あなたは結構適性あるわよね」


「えっへん!」


 佐伯お姉様に断られてしょんぼりしている小娘共に比べて、俺は非常にマネージャーとしての能力が高い。蜘蛛君達に行ったマネジメントもそうだが、情報分析と言う点において非常に役立つこと間違いなしだからだ。


 なにせ生まれながらにして邪神、ナチュラルボーンイビルゴッドな俺は、嫌がらせに掛けて他の追随を許さない。つまり、相手の嫌がる事を進んでやりましょう。という事だ。悪い意味で。


 その上邪神イヤーと邪神アイを兼ね揃えているとくれば、もうこれは完璧と言う他ないだろう。という訳で対戦相手諸君、悪いがトラウマをほじくり返させてくれたまえ。これもお姉様方とマイフレンドの為なのだ。あ、流石に下剤を盛る盤外戦術は取らないから、そこは安心してくれたまえ。マジの真剣勝負なら毒盛るけど。


「とりあえずは、部室を取るとこまで頑張ってもらいましょうか」


「全力で応援します!」


 この戦闘会の集団戦、勝てば勝つほど設備のいい部室を与えられるらしい。今のとこ一年生で部室を持っているチームは無いが、最速は我がチームで間違いないだろう。そうなれば色々と資料も集めて置けるので効率が良くなる。


「貴明、そろそろの筈だ。見に行こう」


「そうだね藤宮君! お姉様ちょっと行ってきます」


「ええ。私は飛鳥と橘と話を進めてるわ」


 考え事をしていると藤宮君に誘われた。お姉様に断りを入れてから、目指すは掲示板の下だ。


「さて、相手の学年と数は……」


「僕は1個上で5人と見たね。ついでに言うと癖のないバランス型」


「俺もそんな気がする」


 その掲示板に、対妖異ならいくつかの選択肢が張られ、対人間の集団戦なら、相手のチームと構成が張り出されるのだ。


 なお人間同士の集団戦について、当初学園長は戦闘会に組み込むつもりはなかったようだが、未だに人型が多い都市伝説系の妖異が、妙に全国的に増えているせいで、急遽試験的に行われることとなったらしい。


 そんでもって佐伯お姉様、橘お姉様、藤宮君擁する我がチームは、一年の中では間違いなく最強チームで、まず同学年と当たる事はない。勝つことが分かっていて、しかも切磋琢磨するというには、少々実力に差がありすぎるのだ。はっきり言って、2年の平均チームよりも強いだろう。


 だから


「やっぱり1個上で、しかも5人だね」


「ああ。それに全系統揃ってる」


 だから学園長、もしくは担当者がこれくらいで丁度、もしくは様子を見てみようと思ったのだろう。


 張り出されていた対戦相手は、1学年上の先輩方で、隙がないように全系統揃っていて、かつチーム上限一杯の5人であった。

そのうちあらすじとタイトルを【異世界帰りの邪神の息子ー呪いの化身が過ごす異能学園生活ー】に変えようと思っています。


タイトル長けりゃいいってものじゃないと気が付きました。ってのは半分冗談!ちょっとタイトルとあらすじに乖離が出てるなと思ってまして。貴明が普通の生活したいの最初だけだし。


来週中には変えるような気がします。ご了承くださいませ。


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