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【二年生編開始】異世界帰りの邪神の息子~ざまあの化身が過ごす、裏でコソコソ悪巧みと異能学園イチャイチャ生活怨怨怨恩怨怨怨呪呪祝呪呪呪~  作者: 福郎
悍ましき眷属達

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主席2

「やっぱり連携だな。炎と氷をかち合わせてどうするよ」

「つうか屋内で炎出すな」

「森ならいいんだな?」

「死ね」


「え? 冥王星って無くなったの?」

「お前いつの人間だ?」

「知らないで占星術使ってたんだけど」

「まあ、あるにはあるから……」

「はい?」


「先輩、今俺を盾にしようとしたでしょ!?」

「忍法身代わりの術だ」

「木でやれや!」


「不動明王様の力が急にふって消えた……」

「呼び方間違ったんじゃね?」

「いや間違ってない筈……」


「今日非鬼の模擬戦しに、アメリカから最優秀な奴らが来るってよ」

「ボンキュッボンが来るって言った?」

「言ってないけど言った」

「アメリカの戦い方に関する映像資料あったらみんな助かるよな」

「そりゃ勿論助かるとも」


 学園長、皆真面目にやってるなあと満足げに頷いてますけど、僕の邪神イヤーはちょっと違う声を幾つか捉えてます。


 学園長で思い出した。とりあえず昼休みにでも親父に連絡してお礼を言って貰おう。うんそうしよう。ビビりまくってる親父から、お礼の言葉を貰ったら学園長も一息つくだろう。きっとそうだ間違いない。僕ってなんて気遣い出来るんでしょう。


 猿君の調整も許可を貰えたし、やっぱり学園長は話が分かるね。ちょっと訓練とか実戦とか言ったら簡単にゆうどげふんげふん、理解してもらえるんだもの。持つべきものは武闘派の先生だ。


「はあ、抜け出してデートでもしましょうか?」


「お、お姉さま!」


 僕も是非デートしたいんですけど声に出すのはマズいですよ! あ、やっぱり学園長が横目でぎろりと僕達のこと見てます! この脳みそ筋肉野郎、俺とお姉さまがサボらないように監視してやがるな!? 品行方正な主席の俺とお優しいお姉さまの監視がどうしているってんだよ!


「やあ、少しいいかな?」


 あ? なんだてめえ?

 爽やかイケメンフェイスが俺に何の用よ? おお?


「僕は佐々木龍太。2年の主席をやっていてね。1年の主席の君に興味があるんだ」


 いやあ先輩流石っすね。目の付け所が違いますわ。あの戦闘会会長じゃなかった、生徒会長も見習うべきだね。


「四葉貴明っす! よろしくっす!」


 初めて尊敬できる先輩に会えた気がする。ここは丁寧なあいさつで第一印象をよくしないと。


「どうだろう、1つ模擬戦でもしないかい?」


「へいっ! 胸を借りるつもりで挑ませて頂きやす!」


「おい、貴明は戦闘会に参加してないぞ」


 流石フォローの塊、漢学園長。目の前の爽やか超先輩の事を心配して割り込んでくるとは。


「大丈夫です!」


「ほら、彼もそう言っていますし」


 分かってるよ学園長。ちょちょいと捻ったら先輩の面子が立たないから、ギリギリの戦いをして勝ったらいいんでしょ? あ、勝ったらそれこそ先輩の面子が立たないか。じゃあギリギリで負けましょう。なあに、爽やか先輩が主席なら、それといい勝負した僕も流石ってなるでしょ。


「それじゃあやろうか」


「うっす! おねがいします!」


 あ、でも案外素で苦戦するかもな。なんたってこんな爽やかなすんばらしい先輩なのだ。恨まれ値もほぼゼロだろう。ちょっと呪いが効きにくいかもしれん。第一形態いっちゃう? いっちゃうか?


「はあ、くれぐれも、くれぐれもやりすぎないように。いいな?」


 学園長そんなに念を押さなくても分かってるっつうの! だから第一形態で済まそうとしてるじゃん!


「それでは試合開始」


 さーて、まずは爽やか先輩の恨み値だ。まあこっちもないだろうな。こんな尊敬すべき人が誰かを恨むだなんてそんな。


 恨み値10


 ほらやっぱりね。というか恨み値10とか聖人かな? やっぱぱねえっす先輩! でもそうなると内容が気になるな。どれどれ?


『恵子と美奈と香織はどうしてあんなにメシマズなんだ?』


 こ、こいつ3人と同時に付き合ってやがる! しかも全員幼馴染で納得済みだと!? ぜ、ぜ、絶対に許さああああああああん! てめえみたいな奴を尊敬すべき先輩だなんてちょっとでも思った俺様が馬鹿だった! しかもそんなハーレム野郎のくせに飯が不味い事を恨んでるだとおおお!? 調子乗ってんじゃねえええ! どうせ恨まれ値がゼロなんだ! やはり俺様の第一形態でぶっ殺してやるううう!


 恨まれ値100


 は?


 なんで?


 こいつ爽やかフェイスの裏で、とんでもない屑行為をしてるんじゃねえの? しかも本人の恨み値は10なのに? ナチュラルボーン屑なの? サイコパスなの? ちょっと覗くの怖えな……どれどれ……?


『『『『『『『『しねしねしねしねしねしねしね』』』』』』』』


 うっわ、すんげえ濃い恨み。ちょっとこれ僕でもドン引きしちゃいそうな恨みの濃さなんですけど。もうタールじゃなくてアスファルトだわ。固形だよ固形。


 懐から取り出すわリバーシ。ていや。黒。ははあ黒ですよ黒。


 パンパカパーン! 先輩を恨んでる人は正当性を証明されました! 


 だから俺に教えてごらん。今君達の復讐を成し遂げてあげよう。


 さあ













『もげろもげろもげろもげろもげろ』

『バカップル共死ね死ね死ね死ね死ね』

『飯の時間にあーんとか馬鹿なの? 死ぬの?』

『ハーレムウラヤマハーレムウラヤマハーレムウラヤマ』

『怨怨怨怨怨怨』

『背中から刺されろ』

『彼女欲しいいいいいい!』


 アホかああああああああああああああああああああああ!


 単なる嫉妬で恨み値100まで行くとかあり得ねえだろ! うっわなんか瘴気まで漂ってやがる! こんなタールこっちから願い下げじゃ! 恨み晴らすのはこっちの自由意思なんだよ! てめえらそこで溺れてろ! 


『お前結婚までしているなああああああああ!』


 あ、俺まで標的にしやがった! 離せ! 俺はお姉さまのとこに帰るんだ!


「行くよ! 四気合体破邪滅倒!」


「あ、ちょっ!?」


 き、貴様あああああああああ!? なんだその気はああああああ!? ハーレムメンバーの想いと自分の気を合わせた四位一体の退魔攻撃だとおおおおおお!? ま、不味いいいいい! 今足元でへばり付いてる奴等の属性に合わせてるからそんな攻撃食らうと!? ぎゃああああああああああああああああああああ!?


「四葉貴明場外! うむ、よくやった」


「ぐっぐええええ……」


 溶けるうううううううう!? 醜い奴等の怨念と共に体が溶けるウウウうううううう!

 このままでは消滅してしまう! こ、この俺様が這い蹲って逃げる!? そんな馬鹿なことがああ!


「今日のお夕飯どうしましょうか?」


「お姉さまの手料理なら何でも嬉しいです! でへへ」


 ほらしっし、あっち行け怨霊共。自分の恨みは自分で何とかするんだな! 


 あれ? でも周りの皆さんどうして這い蹲ってる僕の事そんな目で見てるんです? 


 ……またなんかやっちゃいましたかね?

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― 新着の感想 ―
[一言] 学園長の胃痛の原因お前かよw 後周囲の皆さんダメなやつ扱いで見てるけどここまで特攻食らった感じになってるの大体君らの所為なんだよなぁ
[一言] ここちょっと疑問なんだけど恨まれ値100だとしても羨ましがられてるだけなのに正当性が黒なのはどうしてなんだろう?
[一言] マジつまんねー
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