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第8話

 要塞都市には幾つかの重要機関がいくつも存在するが、最も重要な機関は要塞都市いや、日本全てのサーバーを一括管理している“大和”だろう。

“大和”とは数百年前に誕生したAIの事だ。

元々は将棋のプロ棋士と対戦する為に作り出されたAIに過ぎなかったが、大和は無数の人間と対戦を繰り返す事で、次第に人間とはどういうものなのか、その倫理観・考え方を学び、他のAIとは異質の進化を果たした。

いつしか大和は人間に最も近いAIと呼ばれるようになり、日本の防衛の中核、この要塞都市を動かしているスーパーコンピューターの管理を任されるまでに至った。

大和の持つ権限はまさにこの時代の王と呼ぶに相応しい。

大和の指示一つでこの要塞都市を吹き飛ばす事も可能なのだ。

かつてはAIが地球を滅ぼす事になるといった論争が巻き起こっていたが、いざ大和による要塞都市の運営が始まると、人間が運営するよりもよっぽど大和の方が人間らしい運営をする事が分かり、そんな論争はなくなった。

つまるところ現段階の要塞都市のトップ、いや日本のトップは人間ではなく、数百年を生きたAI・大和だったのだ。

そんな中、決戦を明日に迎えた要塞都市の中枢、スーパーコンピューターとAI・大和が眠る本部の司令室にて3名の年若い男女が集められていた。

映画のスクリーンよりも遥かに大きいそれの前で3人は直立不動で敬礼していた。

「Mシリーズパイロット、アベル、ホノカ、ルナミス、大和総司令官の命により、出頭いたしました」

三人を代表してアベルが名乗りをあげる。

するとスクリーンがピカッと灯り、ホテルの一室のような部屋の中央で、中学生程の年齢の身目麗しい少女がちょこんと立っていた。

少女の髪はピンク色で現実のものとは思えない格好をしている。

それは昔のアニメーションでよく見たコスプレのような格好だった。

「よく来てくださいました、皆さん。それにルナミスさん。私達と同盟を結んで下さり、本当にありがとうございます。これで無意味な犠牲はぐっと減る事でしょう」

身目麗しい少女がルナミスの出身である西洋の作法に則って礼をした。

そう、この少女こそ要塞都市本部の総司令官にして、AIでもある大和だ。

美しい少女の姿をしているのは、パイロット達の士気を上げる為だ。

この要塞都市ではかつての日本で世界に誇っていた分野、アニメーションの名残が未だに残っており、一流のデザイナーを呼んで大和をデザインした。

これにより、若い男のパイロットの士気が上がったのだから侮れない。

「これはこれは……名将と名高い大和司令官にお会い出来て光栄ですわ。でもまさか、大和司令官がこんなにも可憐な姿をしておられるとは驚きましたわ」

「……それは私も同感です。まさか数百年生きてこのような少女の姿と声を与えられるとは思ってもみませんでした……。自分はどっちかというと男という認識があったものですから……」

「大和総司令官は自らの性別を自覚していたのですね。……失礼、少々無粋でしたわね」

「いえ、気にしてませんよ。でもこの姿は割と気に入ってるんです。どうしてかこの姿で指示を出すと、皆頑張ってくれるんですよ」

大和はニコニコと笑顔で言った。

「なるほど……ここのパイロットが粒ぞろいな訳ですわね。流石はAIに国の実権を預けた国。HENTAIの国と呼ばれる訳ですか」

「ちょっ! HENTAIの国って何よ! HENTAIって!」

ホノカは堪らずルナミスに突っ込みを入れた。

ルナミスの侮辱とも取れる発言にも大和は気にせず、ニコニコと笑顔で答える。

「HENTAIの国……いいじゃないですか。私は好きですよ。この国の皆さんのそういうところ。最も、私はAIなので皆さんの気持ちまでは分かりませんが……」

「大和総指令官! この国の恥部まで受け入れてはなりません! 今後、私から厳しく指導致しますので!」

アベルはルナミスに自国の恥が伝わる事を恐れて堪らず進言した。

「なりません、アベル。緊迫した戦争が続く中、これ以上皆さんを締め付けてはいけません。個性が消えてしまえば、それはもう人間ではなく“機械”です」

三人の息を飲む音がゴクリと響いた。

「……っ! 失礼致しました。大和総指令官の仰る通りです」

アベルが深く頭を下げて一歩下がった。

ルナミスは感嘆の声を上げた。

「……なるほど。この要塞を落とすのが困難だった訳ですわ。よもや、AIである大和総司令官が人間の本質を誰よりも理解しているとは……。感服致しました、大和総司令官」

今度はルナミスが日本の作法に則り、深々とお辞儀をした。

これにはアベルとホノカが驚きの表情を見せる。

「いえいえ……それほど大層な事ではありませんよ。それに皆から羨望の眼差しで見られるのも悪くないですよ。もしかしてこれがアイドルってやつなんですかね?」

大和は相変わらずニコっと笑顔を振りまきながら、くるりと一回転する。

そんなはっちゃける大和の姿を見て、ホノカは思う。

やはりこの大和総司令官についてきて良かった……と。

ホノカにとって大和とは恩人でもあり、教師のようでもあり……親のような存在だった。

この国に生まれ落ちた時、ホノカに親は存在せず、すぐに孤児院に預けられた。

戦時中の世の中だ、ホノカのような子供は珍しくなく、孤児院にはたくさんの子供達がいた。

そこでホノカをずっと支え、育ててきたのは……AIである大和だったのだ。

ホノカの身の周りの世話は全てロボットがしていた。

どのロボットにもモニターが付いており、いつもその中から大和が見守ってくれていたのだ。

ホノカだけではない。大和は孤児院の子供達全ての親と言える存在なのだ。

それだけではない。この要塞都市、いや、日本全ての機械やコンピューターは大和が一括管理しており、もはや大和の慈愛の愛を受けていない者などいないのである。

ゆえにホノカは大和を信じ、この国を……いや、大和を守る為に、エクリプスのパイロットになる道を選んだ。

幸い、ホノカには才能があり、メキメキと頭角を現し、エクリプスの最高峰・Mシリーズ、ファイヤーバードのパイロットに選ばれた時は正に天にも昇る心地だった。

もちろん、ホノカをファイヤーバードに選んだのは大和だ。

選ばれた時、ホノカは初めて親から認められたのだと感じた。

それからもこの要塞都市を……大和を守る為に全力で駆け抜けてきたのだ。

「……ところで、私達はどうして大和総司令に呼ばれたのでしょう。明日の作戦が決まったのでしょうか?」

ルナミスは大和に尋ねた。

その瞬間、太陽のような笑顔を完全に消し、真剣な声音で大和は言った。

その変わりようはまさに大和も軍人であると言えた。

「……つい先ほど、私宛に一本の映像が届けられました。送り主はMシリーズ・ネクローシス。かの吸血鬼、メルキヲラ卿です」

「…………っ!」

三人は息を飲んで大和を凝視する。

「あ、あの吸血鬼ですって!? いったい何の企みがあって!」

ルナミスはメルキヲラの名が出るだけで怒りを示す。

過去にどのような因縁があったのかとホノカは邪推する。

だがあのメルキヲラが送ってくる映像ともなれば警戒する気持ちはホノカにも分かった。

「……まずは皆さん、この映像を見て下さい。話はそれからです」

シュンという音を立てスクリーンの映像が切り替わり、大和の姿が消えた。

代わりに現れたのは、朝日に雲海が照らされ、切り立った山肌を朝日が照らす見事な光景だった。

控えめに言っても絶景だ。

「あ……あれは、まさかZ1か!」

アベルはスクリーンを見て叫ぶ。

切り立った尾根に仁王立ちしているのは忘れもしない、ホノカ達に圧倒的な力を見せつけたZ1だった。

撮影者と思われる者の声が飛び込んでくる。

『……探したよ。まさかこんなところに雲隠れしていようとは。しかしこの私を甘く見てもらっては困る』

『……何のご用件かな? 3日も時間をあげたのに、一人で突っ込んで来るなんて。まさか僕にやられたのを忘れたのかな?』

『……っ! ……貴様……あの屈辱……今こそ万倍にして返してやるぞ!』

瞬間、ネクローシスは光剣を振り上げ、Z1に襲いかかる。

その速度は見事なもので、並の者なら見る事すら叶わないだろう。

だが……。

ガンッ! と音を立ててネクローシスの振り下ろした光剣がピタリと止まった。

『な……なにぃっ!?』

映像には小指一つでネクローシスの光剣を受け止めるZ1の姿があった。

ここでスクリーンをじっと凝視していたホノカがポツリと漏らす。

「Z1と戦っているのは、メルキヲラ……。あの光剣の一撃をああも軽々と受け止めるなんて……。Z1っていったい何なの……」

ホノカは改めてZ1の正に神業としか言いようのない動きに戦慄する。

それはアベルとルナミスも同様だった。

だが次の瞬間、3人は目を疑った。

『君が暴れると、この絶景が壊れるんでね。場所を変えよう』

シュンッ!

さっきまで映像は遥か上空の雲海を映していたというのに、今スクリーンには真っ暗な宇宙空間を映していた。

カメラが下を向くと、どこまでも続く広大な大地が見える。

『なっ! なんなんだ……これは!? 貴様! 何をした!?』

『君があそこで暴れると貴重な景色が壊れるんでね。移動したんだよ。……月にね』

『……っ! 月に……移動しただと!? そんな馬鹿な!』

カメラは頭上を見上げる。すると否応無い現実が襲いかかってくる。

『あ……あれは地球か……!? 本当に一瞬で月に来たと言うのか!?』

スクリーンには、はっきりと巨大な地球が映っていた。

「こ、これは……いったいどういう事ですの!? Z1とネクローシスが空間転移したとでもいうのですか!?」

ルナミスは信じられないとばかりに叫ぶ。

大和がスクリーン越しに答えた。

「おそらくその通りでしょう。未知の敵、Z1はどうやら私達とは比べものにならない科学力を持っているようです。到底信じ難い事ですが……」

3人は大和の言葉に沈黙するが、衝撃的な映像はまだこれだけではなかった。

『確か君はあの大陸出身だったね。なら、この僕が直々に送り返してあげよう』

Z1は人差し指を向けて、地球を背後にして立つネクローシスに微笑みかけた。

Z1の指先は白い輝きに包まれる。

『き……貴様……!? いったい……何をする気だ!?』

『そう恐がらないでよ。僕はただ君を故郷に送るだけさ』

次の瞬間、Z1の指先の光は臨界点を超え、一気にネクローシスに向けて極大な光線を放った。

『なんだ……と!? ぐっ……ぐぅわぁああーーー!?!?』

スクリーンが真っ白の閃光に包まれた瞬間、映像は途切れ、ブラックアウトした。

「……………………」

3人の誰もがすぐに声を発する事が出来なかった。

あまりの衝撃的な映像に頭が追いつかなかったのだ。

スクリーンは再びピカッと灯り、ホテルの一室のような部屋の中央で大和がちょこんと立っていた。

「これがメルキヲラ卿から送られてきた映像です」

大和が3人に言い聞かせるようにして言うと、ようやくホノカが恐る恐る声を発した。

「……あれでメルキヲラは生きているの……?」

大和は間髪入れずに答える。

「おそらく生きているでしょう。存命しているからこそ、私にこの映像を送る事が出来たのですから。流石は世界最強と名高いパイロットですね」

「……だが、あのメルキヲラもZ1には手も足も出ないのか……」

アベルは絶望に包まれた声音を上げる。

ホノカもあまりのネクローシスの一方的なやられ方に、本当に自分達で勝てるのか疑問を抱く。

「……まだ負けると決まった訳ではありません。どんな敵でも必ず倒す方法はあります。この世に絶対などありません、ホノカ」

大和の瞳にはまだ堅い希望の光が灯っていた。

大和の心を見透かしたような言葉にホノカは驚き、一瞬諦めかけてしまった自分を恥じる。

「ですが、どうやって空間移動すら可能にする敵と戦えばよくて? 大和総司令官には何か秘策があると……?」

ルナミスは恐る恐る大和に尋ねる。

「秘策というものではありませんが……。皆さん、メルキヲラ卿がこの映像を送ってきた意味を考えてみて下さい。そうすると見えてくるはずです」

「……あのプライドの高いメルキヲラが俺達にわざわざ敗北の瞬間を見せた理由は、俺達に何か伝えたかったからか……?」

ホノカはアベルの言葉が理解出来ずに問う。

「いったい何を伝えたかったっての? この映像を見る限りじゃ、Z1が次元を超えた強さを持つ敵って事しか分からなかったわよ? 1対1じゃ、勝ち目は相当薄いわね……」

「……っ! まさか……そういう事なのか……?」

アベルは何かに気付き、顎に手を当てて黙り込んだ。

ホノカは堪らずアベルに問いかける。

「ちょっと、アベルどういう事よ! ちゃんと説明してよ!」

アベルは恐る恐る答えた。

「……あの世界最強と謳われたネクローシスでさえ全く歯が立たずにZ1に敗れた。奴に勝つにはMシリーズの全ての機体と力を合わせるしかない。メルキヲラは恥とプライドを捨てて、俺達にこの貴重な映像を送ってくれたんじゃないのか……?」

「……っ!」

ホノカとルナミスは息を飲んだ。

ホノカは考える。確かにあの謎の機体、Z1は単独で倒せる相手には見えなかった。

あのネクローシスを歯牙にもかけない圧倒的な強さ。

アベルの傷を一瞬で治した謎の光。

そして月に一瞬で移動する未知の技術。

そのどれもが自分達には真似をする事が出来ない。

そんな強敵が明日、この地に攻めてくる。

これはどう考えてもこの日本、いや全地球の総力をもって向かい打たなければ勝ち目の無い相手だと思えた。

そんな中、アベルを発砲する事で同盟関係を破ってきたメルキヲラが恥を捨てて協力しようとする姿勢を見せている。

これは大きなチャンスなのではないだろうか。

もちろん、メルキヲラは信頼出来る相手ではないがその力は本物だ。

乗ってみる価値はあるではないかとホノカは思ったが、ルナミスは……。

「冗談ではありませんわ! あの吸血鬼がそのような理由で情報を寄越してきた筈がありませんわ! 何か他の企みがあるに違いありません! ミスターディアベルだってあの男に撃たれているのではなくて!? 何故あのような男を信用するのですか!」

「いや……別に信用しているわけでは……」

歯切れの悪いアベルの言葉に大和が割って入った。

「私もメルキヲラ卿を信用している訳ではありませんが、アベルの言った通りだと思っています。かの吸血鬼が私達に情報提供をした理由……それは、明日の決戦でネクローシスも私達と同じくZ1を迎え撃つと言う決意表明だったのではないでしょうか。Mシリーズの全機で持って初めて勝機が生まれると、かのメルキヲラ卿は考えたのではないかと私は思っています」

「そ……そんな!? あの吸血鬼が私達に協力するなんて……わ……私は信じませんわ。いくらあの未知の敵が破格の力を有しているとしても……」

ルナミスの声は震えていた。

ホノカはルナミスとメルキヲラの因縁の深さに眼を見張る。

だが……ホノカは思う。たとえMシリーズが束になったとしても本当にあの未知のエクリプスに本当に勝てるのか……? それほど未知のエクリプスZ1の力は常識を凌駕していた。

ホノカが僅かに思案する中、ホノカが最も敬愛するAI・大和は言った。

「もう一度言います。私もあのメルキヲラ卿を信用してはいません。なにせ、アベルを撃った男です。到底信用出来るはずもありません。ただ……私は思うのです。あのプライドの高い男が何の策も無しにあのZ1に再び挑むでしょうか。あれほど完膚なきまでにやられた相手に無謀に挑もうとするでしょうか。そうではないからこそ、メルキヲラは私達にわざわざこの映像を送ってきたのだと考えています」

大和の言葉に3人は黙り込んだ。

「……と言うことは、大和総司令官は、メルキヲラに何か秘策があるからこそ、この映像を我らに寄越してきたとお考えなのですか?」

アベルは大和に尋ねた。

「はい、その通りです。彼ならば起死回生の手を打つはずです。これまでの彼の実績を考慮すれば自ずと答えは出てきます。流石にどんな策までかは分かりませんが……」

大和が3人に言い聞かせるようにして言うと、今まで黙っていたルナミスは口を開いた。

「大和総司令官はあの……メルキヲラを信じると言うのですか……!? 正気ですか!」

「……はい、私は正気です。その上でMシリーズ5機が揃わなければ勝機はないと言っています。明日、ネクローシスは必ず現れるでしょう」

「……っ!?」

大和は射抜くような眼差しでルナミスの瞳を見た。

そのあまりの迫力にルナミスは声が出ない。

映像越しであるにもかかわらずこの迫力。

ホノカは久し振りに目にする母親の本気の眼差しを見た。

この有無を言わさぬ眼差しを受けると何も言えなくなってしまうのだ。

ホノカは大和と長く接した経験から大和の凄みを知っていた。

流石のルナミスといえども大和の威圧には声が出ないようだ。

「……分かりましたわ。わたくしも以前、協力すると誓った身。今回は大和総司令官の指示に従いますわ。ただし……メルキヲラを信用する事はやはり……出来ませんわ……」

ルナミスは苦虫を噛み潰したような表情で言った。

大和は場を圧迫するような凄みを霧散させ、ふんわりとした笑みをルナミスに向けた。

「それで構いません。私とてメルキヲラ卿を信用している訳ではありませんから。ホノカ、アベル、ルナミスさん……明日は必ずここを守り抜きましょう」

「……はっ!」

3人は声を揃えて敬礼を行う。

きりりとした表情で宣言する大和の姿にホノカは心打たれた。

流石は自慢の母親だ。あの頑ななルナミスをここまで絆すなんて……。

だがこれで心強い味方が増えた。

後は明日の決戦を待つだけだ。

決意を新たにし、気力を充実させるホノカだったが、一つだけ気がかりな事があった。

「あの……Z1から聞こえた声……どこかで……」

そのホノカの小さな呟きは誰にも聞こえる事無く、シャボン玉のように爆ぜて消えた。



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