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自己紹介

ただの自己紹介です

「1番アリス」

「はいっ!私の名前はアリス。世界で初めての虹に選ばれた魔法使い。私の育て親はあのインフィニティ。この学校で一番の魔法使いを目指します」


 彼女は金髪で瞳は水色。学校で初めて会った子だ。髪がもう少し長かったら私と瓜二つまではいかないと思うが、そっくりになったと思う。育て親がインフィニティって二つ名なのだろうか?あのって言ってるぐらいだから有名なのだろうか?後で調べてみようかな。


「2番エレン」

「は〜い。私はエレン。黄色の魔法使いだよ〜。特技は料理でお菓子なんかも作っちゃうよ」


 彼女も金髪で瞳は緑。ゆるすぎるのはあれだが、友達になれたらいいな。お菓子とか作れるみたいだし。


「3番マイ」

「はい。マイと申します。赤です。みんなと友達になれたらいいなと思っています」


 彼女は珍しく黒寄りの茶髪で瞳は黒。髪はショート。エレンの挨拶で尻餅ついていたみたいだがこの先大丈夫なのだろうか。心細そうだが友達がいなかったとかなのだろうか?


「4番マリナ」

「はいっ。私はマリナ。赤の魔法使いで、趣味は読書と本のコレクション。図書館があると聞いたので片っ端から読んで卒業するまでには全部読みたいです」


 今まで読んできた本は500を超える。地図を見る限り図書館は広めに作られているので楽しみだ。できれば神話の本や神話時代の本がたくさんあればいいのだが。


「5番ミチル」

「はい。私はミチル。色は紫。虹のアリスだっけ?あの育て親がインフィニティみたいだけど、私に抜かれないようにせいぜい頑張りなさい」


 彼女は紫の長髪、瞳は黒。あんまり関わりたくないけど、この性格だといい成績を取ると突っかかってくるだろうな。ミチルもインフィニティと言ってるからやっぱり有名なのか?


「6番ナディ」

「はぃ。私はナディです。水色の魔法使いです。漁師の家系だったので、釣りとか魚料理とかが得意です」


 彼女は水色の髪に青い瞳。水色の魔法使いはあんまり聞かないが海の魔力が血に流れているのだろうか?海の神獣のお話が好きなので、話せたらいいな。


「7番リノ・アールグレイ」

「はい。私はリノ・アールグレイ。色は緑。趣味は植物を育てることです。茶葉やハーブ、野菜や花など様々なものに挑戦しています」


 彼女は茶髪で瞳は赤。最初のご機嫌ようはお嬢様ぽかったが、なんなんだ?貴族か?


「8番ソフィー・ベルガモット」

「はい。私はソフィー・ベルガモットと申します。緑の魔法使いです。私は貴族なのですが友達のように気軽に接してくれたら嬉しいですわ」


 彼女は金髪で瞳は黄色。見た目も雰囲気もお嬢様。一体何を食べてどのような環境で育ったのだろうか。


「9番ユノ・アールグレイ」

「はい。私はユノ・アールグレイです。緑の魔法使いです。私も貴族なのですが、皆さんと一緒に同じ生活していきたいと思っています。気軽に友達のように接してくれたら嬉しいです」


 彼女も茶髪で赤い瞳。リノよりこっちの方が姉に見える。


「10番フルア」

「はいっ!俺の名はフルア。赤の魔法使い。好きなことは剣を振り、己を磨くこと。将来は魔法剣士になることです!」


 彼は茶髪で赤の瞳。熱い、燃えているわけではないが、違う意味で燃えている。やっぱり彼とは初めて会った気がしない。昔どこかで顔を合わせていたのだろうか?


「11番キリア」

「はい。僕はキリア。緑の魔法使いです。僕の親は風精霊の魔法を使えるから、僕も出来るように頑張っていこうと思ってます」


 彼は緑の髪で瞳も緑。風の精霊といえばフェーン、スズカ、ソウライ、フブキ、メフウの五精霊が有名である。彼はどの精霊の魔法を使えるのだろうか?


「12番コウ」

「俺はコウ。黄色の魔法使いだ。うちは、鍛冶屋で親父に教えられて何回か武器を作ったことがあるぜ」


 彼は銀髪で瞳は茶色。なぜあいつは武器を作ったからとそんな理由で誇らしそうに言うのだろうか?魔族の町の武器屋にある武器は正直ただの金属の塊だった。道具とは使えば使い込むほどその道具は成長すると教わった。その道具がどんなに良くても、前から使ってた道具の方がどんなものよりも良い。矛盾しているが私はそうと思わなかった。武器で例えると短剣を毎日降っている人がとても強い長剣を手に入れ次の日上手く扱えず魔獣にやられる。これに似たことがよく起こる。最初に使う武器がゴミならばそれを買い替えるループが起こるだろう。あいつの親父さんがゴミを作っていたら、鍛冶がなんたるかを今度教えてやろうか。


「13番ナツキ」

「僕はナツキ。緑の魔法使い。ここに来るまでは森に住んでました。そこには緑の魔法使いが多くいる集落があり、キリア君と一緒に植物採取や狩をしていました」


 彼は緑の髪と青い瞳。私も似たような生活をしていたので、気が合いそうだ。森の集落は聞いたことがないがどこに住んでいたのだろうか?そこにはどんな植物が生えているのだろうか?後で聞いてみようか。


「14番レイ」

「僕はレイ。青の魔法使いです。僕は薬学を教えられておばあちゃんのお手伝いをしていました。薬草をポーションにしたり、毒消剤など作ることができます」


 彼は青い長髪に青い瞳。私と同じ色の瞳。普通は血、魂(前世)、魔力、の違いで髪の色や瞳が変わる。そのため魔族では稀に親と似つかない子が生まれることがよくある。人族では、魂と魔力の概念が無い、または違うものと考えられているので人族の間で生まれる子は親に似る。私は人族の間に生まれたが先祖が魔法使いだったため先祖返りを起こしたのだと思われる。だから私は不思議に思う。瞳の色が同じなのは偶然か運命なのか。


「15番ユウ」

「はい。俺はユウ。色は黄緑。うちの家系は様々な色が出て、家族全員違う色です。黄緑がどんな魔法使いか本で調べてもよくわからなかったので、成長してどんなものか調べていきたいと思います」


 彼は黒髪で瞳は赤。黄緑の魔法使いは見たことも情報もあまりなかったので彼を観察すれば知ることが出来るだろう。


「最後に私ね。私はルル。二つ名は紅月(レッドムーン)。赤の魔法使いで得意魔法は光の月魔法。趣味は鳥の飼育をしているよ」


 先生は赤に近い茶髪。瞳は赤。レッドムーンと言うからには燃えた月を飛ばしてくるのだろうか?絶対違うと思うが。


「一応他の先生を紹介するね。別のクラスにいる先生はラナ。二つ名は黄日(イエローサン)。今暇してるもう1人の先生はステラ。二つ名は蒼星(ブルースター)。先生に会ったら名前で呼んであげて。多分喜ぶから」

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