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〜プロローグ〜

思いつきなのでつまらなかったらすいません。書き直しました。

 ある町にリナと言う名前の女の子がいた。その女の子は、母と父、どちらにも似ていなかった。髪は金色で瞳は青、母も父も、目と髪は黒よりの色だったため、似ていないとよく言われた。

 リナが5歳になって少し経ったある日、悲劇は起きた。



「お母さん?ねぇ、お母さん!目を覚ましてよぉ!」


 それは突然だった。

 強い風が吹き、紙がお母さんの足元に落ち、お母さんは踏んでしまった。

 踏んだと同時にお母さんは倒れてしまった。


「......踏み絵を考えたのはいいんだけどなぁ、それをうっかり風に飛ばすとか、俺らが後始末をすることを考えろよ」


 愚痴を言う兵士の声が聞こえる。


「あ〜あ、やっぱり死体が転がってるよ。これを片付けるの面倒なんだけど」


 兵士は近づいてくる。


「おい、そこのお前。この紙を見つけたら絶対踏むな。俺の仕事が増える。さっさと帰れ。仕事の邪魔だ!」


 兵士は紙を拾いながらどこかへ行った。

 この感情はなんだろうか。怒り、憎しみ、悲しみ、恨み、負の感情が溢れてくる。

 この町は人魔軍と呼ばれる組織が管理している。

 普段は町の中心にある城にいるが、城から出てくるといつも厄災を運んでくる。

 私のお父さんは人魔軍の兵士に殺された。

 そして今日、お母さんも殺された。

 私はお父さんに勧められて本を毎日読んでいる。だから死とはどのようなものなのかを理解している。

 どんなに強い英雄でも、どんなに丈夫なものでも、お母さんもお父さんも、もちろん私も、この世にあるものはみんないつか死んでしまうことはわかっている。永遠のお別れ。

 奴らは死と言うものを理解していない。私のお母さんをゴミのような扱いをした。


 許せない


 いつか復讐をしたい


 今それができない自分が憎い


 お母さんを引きずって家に帰った。幸い家はすぐ近くだった。

 お母さんをベットに上げる。

 少し経って落ち着いたが、目の前の事実に涙があふれる。

 たくさん泣いて疲れて、私はそのまま眠る。




 リナのポケットが光る。

 ポケットから模様が書かれた紙がふわふわとひとりでに浮く。

 その紙はさらに強く光り、リナは目を覚ます。


「この紙は?」


 確かこの紙は、少し前に行った魔法使いの宴と言う、魔法使いがたくさんいる町のパーティーに行った時にあるお姉さんがくれたものだ。

 紙は光るのをやめて落ちた。紙の模様も消えた。


『...コンコン』


 ノックする音が聞こえる。


『コンコン』

「入っていいかな?」


 誰かの声が聞こえる。


「ヒィッ...」


 突然の事でへんな声が出てしまった。


「まっ、いいか!」

『...ガチャ』


 鍵は私が持っているはずなのに何故か開いてしまった。


「おーい、どこにいるの?」


 どうやら私を探しているようだ。


「あー...手遅れだったか...この様子だと少なくともあと......」

「やめて!」


 今度は言えた。でも私はすぐに殺されるのだろう。


「お母さんを捨てるなら、私も同じところに連れて行って!」

「お嬢ちゃん、ちょっと勘違いしてない?この私に見覚えはない?」

「あれ...あの時のお姉さん?」


 確かこの人は、月のように綺麗なお姉さんだ。


「あの時に名前を聞いていなかったわね。そういえば、名前を聞くときは自分からと、そんなルールがあったわね。私の名前はルナ。あなたは?」

「リナ」

「リナね。リナ、私はあなたに二つの道を与えます。一つは大人になるまでに、修業をして一般的な暮らしをする道。二つは魔法使いになる厳しい魔法の修業をして暮らす道」


 もしも魔法使いになったら奴らに復讐できるのだろうか?どうせ普通の暮らしをしてただ死ぬだけなら、魔法使いになって本に出てくる登場人物みたいに魔法を使いたい。


「魔法使いになる!」

「それがリナの答えだな。その力をどんなことに使おうが関係ない。今からお前は人族をやめ、魔族として生きることになる。お前に新しい名前をやろう。今のリナの魔力はないに等しい。確か力ある人が魔とか聖とかをつけて名付けるとその名前を持つものは力を持つと聞く。それに因んでお前の名前はマリナ。マリナでいいか?」


 勝手に名前を変えられたが、今の自分を捨てられる。そして新しい自分を手に入れれる。


「ん」

「わかった。じゃあマリナ、今から私の家に行くから。必要のあるものを持ってきて。重いものなら教えてね。多分二度とここには戻らないから忘れ物ないように」


 たくさんの本と日記を最初に持ってきた。さすがに量が多かったため手を貸してくれた。いろんな大切なものを魔法でしまってくれた。


「じゃあこの箒にのって」


 本の中だとよく出てきたが大丈夫なのか?


「大丈夫?」

「実際に見たらいい。マリナの知らない世界を見せてあげるよ。」


 箒はゆっくりと浮かび上がり屋根より高く上がった。次の瞬間、いきなり箒は空を走り出した。


「どうだい、この景色。いつになってもこの景色は最高だね」

「少し早い…気分が……」


 初めて酔った…馬車に乗ったときは大丈夫だったのに…


「情けないね。ホイッ!これで大丈夫だろ」


 さっきの吐き気はすうっーと消えた。


「ありがとうございます。ところで人魔軍は大丈夫なの?」

「透明化の魔法を使ってるから、私以上の魔法使いがいなければ見えないよ。安心しな。私のもとで暮らすのなら修業以外は苦労をしなくていいから」


 それを聞いて安心した。


「もうすぐ着くよ!」


 変わった形の屋敷に畑、かぼちゃがなっている。いかにも魔女の屋敷にみえる。


「魔女の屋敷?」

「…それは褒めてるの?汚してるの?あーごめんごめん。魔族の中では魔女の意味は二つあるの。偉大か、化け物か。魔女病とかがあるから、魔族の一般常識は後で教えるからね」


 人族と魔族の常識は違うことがあるかもしれないから、言葉に気をつけようと思ったマリナ。


「マリナ。今日は疲れたでしょ。ご飯の準備と、お風呂の準備してあるから済ませなさい。あなたの部屋の用意をしてるからね。要望があれば教えて」


 それぞれ済ませて部屋に行くと、いい感じの部屋になっていた。前の自分の部屋よりもよく思えた。

 おやすみなさいとルナに伝えて自分の部屋に行き、日記を書いた。今日の日記は長くなりそうだ。

 日記を書き終え、ベットに入る。

 今日の出来事、はじめての場所、眠れない時間が続いた。




 5年後。

 明日は学校に入学する日だ。

 できたばかりで名前がないから魔法学校と今は呼ばれているが、私の夢のため、頑張っていこうと思っている。

 母が死んでから5年間大変で辛かったが、得たものは多かった。

 学校生活6年間頑張ろう。と考えてながら明日の準備をして、ベットに入り眠りにつく。

よろしければ、次もどうぞよろしくお願いします。

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