ゲリエ国の現状
二章完結したので、ようやくアップ出来る♪
ゲリエ国内勢力。
国王派(レントゥス含む武力集団。執行局も国王の下部組織。恐怖政治真っ只中)
神殿派(一部大貴族と結託中。神の慈悲の元、王様になんて従わないよー)
貴族派(地方貴族達の集合体。辺境デュシスの現領主が盟主。だからさっぱり帰ってこなかったんだねー。)
その他(ゲリラ的民衆の組織有。ついでに、囚われた獣人を助けるために潜入中の集団もあり)
国中、国王派、神殿派、貴族派に分かれて喧嘩中ー。ちなみに、アルフレッドの実家はこの何処にも属していなかった。
まぁ、王さまには睨まれてたんだけどね。
なぜなら、17年前の後継者争いで、血族を残す能力を失った現国王にさっさと見切りをつけて、フェーヤを立てようとした立役者のひとりにして、最大の後見人だったから←ネタバレ。
これをやったのは、当時、騎士団長に格上げされていたアル父。
アル母はその美貌と人望から、現国王のお妾さんにと声がかかるが拒絶。その後謎の死亡。現国王が殺したって、噂もあったんだよねー。
アル父が独立勢力でいるのにも、苦々しく思っていたし、恐怖政治をやり過ぎて、反感買っていたから、すこーしだけ王家の血が入っているアルの事も邪魔だったりした。
だって、聖騎士で、高潔な美人の忘れ形見で、元騎士団長の息子。しかも王家の血があり、現王に子供は出来ない。
ほら、脅威だ(断言)
閑話休題。
さて、現王はそろそろ跡継ぎを決めないと、国にそっぽを向かれる危険があり焦ってます。だから国をひとつにするために、隣国に戦争を仕掛けた。ちなみに、争ってるのは、おばちゃんが移転していた『神々の慈悲』の所有権。
人族を癒す神の地が、獣人の救いの地になっちゃったから、歴史上ずーっと争ってます。お互いに種族の面子がかかってるから終わらない感じ(笑)