18/36
イザベルの履歴書
デュシスの領主令嬢・イザベル。
通称 ドリルちゃん。
典型的な悪役令嬢の見た目を持ち、金髪ワインレットの瞳(輝くわけではない、魔族じゃないよ)。立派な縦巻きロール、ドリルの持ち主。
パトリックとは昔、領主館から抜け出して遊んでいた頃からの付き合い。信頼を寄せる親友にして、町の事を共に考える戦友。
不在の両親に変わり、デュシスの内政を頑張っている。
元々は、内政官が両親に任命されていたが、不正を働き、更にはイザベルの貞操を狙い、次期領主の座を狙っていることに気付かれ失脚。失脚には後述パトリックが関わっている。
家令や、メイド、女官からも愛されるお嬢様だが、町の人たちからのウケはいまいち。お転婆姫的に見られている。
夏には結婚を控え、最後の独身生活を楽しんでいる。結婚相手は父親が決めた新興有力貴族の次男。
常に都会にいることを好む相手のため、まだ肖像画でしか会っていない。
イザベル自身は、結婚も貴族の責務と割り切り、結婚後父に変わって更なる内政に力を注ぐべく、勉学に励んでいる。