アルフレッドの履歴書
アルフレッド(通称アル)
厳格で群れることを嫌う頑固な父と、優しい母の元に生まれる。
父親は、騎士団の出の高位貴族の三男。
母親は、護国の騎士と言われた公爵家の一人娘。ただしアルを生んで数年で謎の死亡。
アルはそこの一人息子。
父親がちょっといたしてしまって、年の離れた病弱な異母妹がいた。この妹が喜ぶ様に、花を持っていったり、髪をすいたりしている内に、髪結い技能をGETした異色の貴族。
既存の派閥に属さない公爵家として、母亡き後も立場を確立しつづけるも、嵌められ囚われる。
(この時点で、妹は処刑。オルの一族はあくまでも母→アルへの忠誠につき、妹ちゃんの救出活動が遅れる。結果、間に合わない。)
非難された非情の策は、病弱で公爵家とは無関係?な妹を助ける為のつもりだったんですよねー。まさかの自分に利用でした。
で、高位貴族の子弟として、平和で厳格に育てられた結果、若くして『聖騎士』となり、脳筋気味の父親はサポートするために、策謀を学ぶ。
奴隷になってから、大切な人全てを失う原因となったのは、国のせいか? と気がつき、どうしたもんかと考えている時にティナに出会う。
命を繋いだ後、規格外なおばちゃんを見て、この子供相手なら楽に生き残れるかもしれない。
冒険者ならば自由になるチャンスも作れるかもしれない。
それが無理でも、ティナが最高位の冒険者となれば色々優遇されるし、真実を調べるチャンスも出きるし、復讐の機会もあるかもしれない。
この非常識、隠し技てんこ盛りの規格外娘なら、手伝えば可能だ。ここで捨てられる訳にはいかない。
信頼させ、利用させてもらう変わりに、役にたとう。