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あの空の向こうへ  作者: chiroru
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人生の振り返り

この小説は私自身のこれまでの人生を小説にしたものです。


私の年齢は26歳。

私は今とてもはまっているのがある。

アニメや漫画だ。

とにかく胸キュンなアニメや漫画が大好きで暇さえあればよく見てる。

アニメや漫画に出てくる男子がかっこよすぎてそれはもうキュンキュンしまくりだ。

はまったのには理由がある。

現実逃避。

みんなもあると思うが。

とにかく会社ではぐちぐち言われ、育児に追われ、家事に追われ、するのが当たり前だがたまには母も息抜きしたいのだ。

すまん。子供よ。

子供は可愛い。

疲れてる時に元気をもらえる。

たまにイライラする時もあるがほんとに天使とはこの事だ。

旦那はいない。

素敵な相方はいる。

もうすぐ子供のぱぱになる人だ。

日常的には充実している。

3人で幸せだ。


ある秋の真夜中。

子供が寝静まり静かになった部屋で一人でいた時、

ふとこれまでの人生を振り返ってみた。

今の生活なんて想像もできないくらい過酷な日々だったと思う。

そんな私が送ってきた人生をみんなに伝えようと思う。


私は小学生の頃活発でとにかく親が大変だったと思う。

とにかくじっとしていられない子で、外に遊びに出ては服を汚して帰ってくる。

公園では遊具で遊ぶのではなく、男の子達と混ざって泥んこ遊び。

もはやどろ投げだ。


学校の遊具で遊んでた時、メガネをかけていた私に、ある男の子が"メガネザル"と言ってきて髪の引っ張り合いになった事もあった。

それからしばらくはメガネザルというあだ名がつき周りによく言われて嫌な思いもした。

それでも周りには友達が沢山いて毎日楽しい日々を過ごしていた。


小学校高学年になったとき何もかもが気に食わなくなって本当に反発もした。

友達は周りから離れて、残った友達は一緒に悪さをする友達。

先生に親は呼び出される始末。

両親にめちゃくちゃ怒られた。

本当に人に迷惑をかけた事があった。

クラスの子供達のテスト用紙を全て捨てたのだ。

先生は私に怒鳴り散らした。

親には殴られた。

私が悪いのはわかっていたが、まだ心が幼かった私は反発するしかできなくて、何でもかんでも頭ごなしに怒鳴り散らす大人が大嫌いだった。


中学に入学してからはとにかく大人を困らせたくて仕方がなかった。


「学校をなんだと思ってるんだ!!」

担任の口癖だった。


つまらない日常にうんざりしていた私は何か刺激が欲しくて夜の街に出るようになった。

非行に走った事もあった。

警察にも何度もお世話になった。

その度に親がキレて怒鳴り散らしていた。


「お前を娘だと思わない!」

それがいつしか親の口癖になっていた。


それから中学3年の春。

しばらく全然話してなかった地元の友達と久しぶりにあった。

けど友達は怒っていた。


「お前そんなんしてて虚しくないの?いい加減気づけよ。本当に変わったな…」

突然友達に言われた。


正直ショックだった。

でも周りも私なんて見てないと思っていたから嬉しいのもあった。

それから少しずつ努力した。

学校にも行くようにした。

そしたら少しずつ友達が増えた。

今まで仲が悪かった子達たも仲良くなった。

最後の1年はとても充実した学校生活を送れたと思う。


それから高校に入学してまた新しい友達ができた。

自分の地元からは離れた街にある高校だったのだが、新しい友達ととにかく遊ぶのが楽しくて仕方がなかった。

中学生とは違う高校生。

なんでもできるとさえ思ってた。


そんなある日、友達に誘われて私の地元のカラオケに行った日のことだ。

帰り道にコンビニに寄ろうと言い出した友達と一緒に地元の歩道を2人で歩いていた。


「ちょっと君たち何してんの?」

ナンパだ。

よくあった。


イライラしながら振り返ると見覚えのある顔がいた。

知り合いだった。

1人は地元の保育園から一緒だったやつ。

もう1人は3つ上の先輩だ。


「おー!久しぶり!」

私は車に駆け寄った。

友達が警戒しながら私を小声で呼ぶので、友達に知り合いだった事を説明して、友達にも地元のやつと先輩を紹介した。


その後4人で遊ぶことになり海に行った。

花火を買って4人で花火をした。

本当に楽しかった。

その日は早めに自宅に送ってもらい高校の友達は私の家に泊まりで帰宅した。


部屋に入り友達がいきなり言い出した。

「ねーあの先輩まぢかっこよくない??」

どうやら話を聞くと一目惚れしたそうだ。

そのあと昔から知っている先輩だったので友達に教えてあげたりして結局話が盛り上がって朝まで話していた。


次の日友達に先輩の連絡先を教えた。

友達は本当に可愛く見えて仕方がなかった。

恋する乙女とはこの事を言うのだろう…。

そんな友達を見てると私までワクワクした。

友達を全力で応援したくなった。

友達と遊ぶ時は先輩と地元の仲間も呼んでみんなで遊んだ。

2人で遊んでみたら?と提案をした。

友達は恥ずかしがっていたがすんなりオッケーをした。

2人で遊ぶといった日から2人が急接近した。

それから付き合うまでにそう時間はかからなかった。


「ねー!付き合ったよ!」

友達からの報告で2人で手を取り合って喜んだ。

それからはのろけ三昧でこっちが恥ずかしくなった。友達カップルとみんなで何度も遊んだりもして充実した毎日が続いていた。


その当時私は付き合ってる彼氏がいた。

歳上の彼氏だ。

なんだかんだ歳上という事もあり頼りになる彼氏だった。

みんなで遊ぶ時もたまに呼んだりもした。

基本的には週末は彼氏と過ごし、平日は友達と遊ぶというサイクルだった。


ある日のこと。

親と大喧嘩をした。

理由は私だった。

夜も遊び歩いていた。

また中学の時に戻ってしまったのだ。

いやむしろ酷くなったのかもしれない。

当然親なら怒るのはわかっていた。

だが私は反発した。

そんな私に手を上げた。

そして親は泣いた…。

心の中では悪いのは分かっていた。

だが図星を突かれた私は親に反発するしかなくそのまま家出をしてしまった。

途方に暮れながらケータイを操作した。


プルプル…


「もしもし?どした?」

とりあえず友達に連絡した。


親と喧嘩をして家出した事を友達に説明した。

けど友達は家には泊めてくれなかった。

親がうるさいからと断られたのだ。


次にその当時付き合っていた彼氏に連絡をしてみた。


プルプル…


「お留守番サービスです。」

だめだ。留守電につながった。


その後何人かに連絡をしたが行くところがなく結局公衆トイレのある公園に行って一晩過ごした。


次の日昨日連絡をした友達から連絡があった。

心配で親に話したら来ていいと言われたと、泊まりに来いと言われしばらく泊まらせてもらえる事になった。

けど、彼氏からの折り返しはなかった。

気になった私はメールしてみた。


家出した。


そう入れて送ってみた。

けど返信はなかった。


連絡がない日なんて無かったのに…。

そんな気持ちを心に抱いていた。

それから1週間が経ち親から連絡があった。

母が心配してるから家帰って来い。と父から連絡があったのだ。

素直になれなかった私だったがとりあえず家に1週間ぶりに帰った。


家にも帰れてとても安心した。


けどなぜだか不安があった。

そうだ…。

彼氏からの連絡が1週間経ってもない。


何度も電話した。

メールもした。


けど一切返信はなかった。

その時は本当に辛くて悲しい音楽を聴いては泣いたり、友達とカラオケに行っては泣いて歌ったりもした。


♪〜♪〜♪


しばらくしてから突然着信がなった。


彼氏からだった。


「ごめん。もう無理だ。別れよう。」


頭の中が真っ白になった。


なんで?

疑問が生まれた。


「なんで?どうして?」

疑問に思ってた事をそのままぶつけた。


「疲れた。お前とはもう付き合えない。好きな人できたし。ってか彼女いるし。」

終わった。完全に終わった。


どうしていつもこうなんだろう…。


私は一生幸せになれないんだなとさえ思ってた。

それからはまた荒れた。

夜は遊び歩いて親とは喧嘩ばかり。

家出をして友達や彼氏の家に転がり込む。

親と話して仲直りしたらまた家に帰るの繰り返しだった。

彼氏と別れてからまた新しい彼氏もできた。


けど心のどこかで彼氏を信用できなかった。

また裏切られるかもしれない…。

そんな事を思うと怖くて仕方なかった。

けど彼氏がそんな考えを無くしてくれるくらい大事にしてくれた。

意外と私の中では充実していた。


高校2年の夏。

私の人生の中で大事件が起きた。


彼氏と話をしていた時、突然吐き気に襲われた。


まさか…


心当たりはがあったため薬局に走った。


妊娠してる…。


子供ができたのは嬉しかったが不安だった。

でも2人でよく考えた末に産む事を決意した。

相手の親は祝福してくれた。

私の親は祝福してくれなかった。


「もう帰ってくるな。散々好き勝手して、妊娠なんてふざけるな。」


まだ歳が若いという事と経済的にも不安だったことから今思うと当然の答えだったと思う。

けど私は産むと決心がついていた。

いろいろあったがしっかりしようと思った。

子供を一生守ろうとも思った。


それからは一切親とは連絡も取らなかった。


けどお腹に子供ができたと分かってから彼も一生懸命頑張ってくれた。

本当に幸せだった。

彼の親も大事にしてくれた。


けどそんな幸せはしばらくして消え去った…。

入籍をする前に彼の浮気をした。

本当にショックだった。

彼の親も彼に本気で怒ってくれた。

子供のためにも許してやってくれと頭を下げてきた。

バカな私は許した。

それからまた幸せだった。

マタニティー用品を一緒に見に行ったり、名前を決めたり、本当に幸せだった。


けど結局彼の浮気は治らなかった。

一体どこで間違えたんだろう…。

いろんな考えが頭をグルグル回っていた。

ずっと考えて悩んだ末に私は別れを選んだ。

別れる決断をした時、今まで優しかった彼の親も手の平を返すかのように敵に回った。

私が全部悪い。

浮気するのは私に原因があるから。

そう何度も言われた。

どうして…?

何度も何度も心の中で叫んだ。

全て終わった…。

妊娠してるのにもかかわらず彼の家も追い出された。


親とも連絡を取っていなかった私は身籠っているのに帰る場所もなく途方に暮れていた。


誰にも打ち明けられずとりあえず満喫に泊まったりもした。


1週間が経とうとしたある日のことだった。

友達から連絡きた。

内容は赤ちゃん順調なの?という内容だった。


友達の声を聞いたら涙が出てきた。

突然泣き出した私を友達は心配してくれてすぐに来てくれた。


友達は私が落ち着くまで待ってくれた。

落ち着いた私はゆっくりと今まであった事の説明をした。


妊娠をしている私を心配した友達が友達の親に連絡をしてくれた。

しばらくして満喫を出た私と友達は友達の家に行った。

友達の親は駆け寄ってきてくれた。

「子供がお腹にいるんだし家にも帰れないんならしばらくいなさい。」

そう言ってしばらくいさせてもらえる事になった。


それでも友達の親にはやっぱり黙っているわけにもいかないし親には話した方がいいと念をおして言われた。

けど私は拒んだ。

どうしても嫌だった。

意地になってたのかもしれない。


心の中の闇がどんどん押し寄せてきて心が潰れそうになっていた。


これからどうすればいいの?

私はこの子を幸せにしてあげられるの?

毎日毎日そんな事を考えた。


みんなに迷惑をかけれない。

いつまでもここにもいられない。

でも帰る場所もない。


友達の家を何も言わずに出た。

春先のまだ肌寒い季節に海に浸かって死のうとした。

本当に子供とあの世に行こうとした。


子供がその時に動いた。


その時始めて我に返った。


子供の人生も奪っちゃいけない。

まるで子供が、私の人生を奪わないで。

生きてと言っているように感じた。


本当にバカだった…。


涙が溢れて枯れるんぢゃないかってくらい泣いた。


ごめんね…

本当にごめんね…


何度もお腹の子供に謝った。

それと同時に罪悪感さえ感じた。


どうしようもなかった私だったが、子供のお陰で生きていく希望が持てた。


決めた。

子供のためにも親に話そう。


それからすぐ友達の親と友達に泣きながら話をした。

友達も友達の親も一緒に泣いてくれた。

それから私が連絡しづらいということもあり友達の親が連絡してくれて親に会う事が決まった。


玄関に入る前緊張して吐き気がした。


ピーンポーン♪


親が出てきた。


久しぶりに見た親の顔…


なんだか歳をとった気がした。


涙が溢れてきた…


親も泣いていた。

そんな私の話を聞いてくれて辛かったね。頑張ったね。と抱きしめてくれた。

本当に嬉しかった。

やっぱりどんなに離れてても何があっても家族が一番だと本当に実感した。


それから今後の事について親と話し合った。

私は親と話し合い実家で暮らす事になった。

しばらくはお腹も随分と大きくなってきてたから仕事もできない私は家事をできる範囲やる事になった。

やっぱり実家はとても居心地が良くて本当に落ち着いた。

今まで離れてた分の溝なんてあっという間に消えてまた元の家族にすぐ戻れた。

本当に嬉しかった。


ある日母と買い物に行こうと外に出た時突然それは来た…。


陣痛…。


最初はちょっとお腹が痛いな程度だったが、しばらくして定期的に痛みがきた。


「もうすぐで逢えるね!頑張りなさい!」

母の言葉がものすごく励みになった。


それから病院に行って診察を受けた。


「早ければ今日の夜中には産まれますよ。」

産婦人科医にそう告げられ痛みに耐えながら我が子に逢えるのを心待ちにした。


それからというもの痛みとの格闘だった。

床に寝転がってみたり、うずくまってみたり、とにかく耐えるに耐えるしかなかった。


世の中のお母さんはこんな痛みを感じたんだと、改めて母の偉大さを感じた。


人生生まれて初めての痛み…。


正直言うとほんとに死にそうなくらい痛かった。


腰が砕けそう…。


叫ぶこともできないくらい辛かった。

けれど赤ちゃんも外に出ようと頑張ってると思ったらなんとか耐えれた。


そして待ちに待った瞬間。


ついに夜中には分娩台に上がった。


とてつもない安産で我が子に逢えた。


「初めまして。ままだよ…。」

嬉しすぎて涙が出た。


人生で最も幸せな瞬間だった。


幸せなんて言う言葉でくくれないくらいほんとに幸せな時だったと、ほんとに心の底からそう思った瞬間だった。


小さな小さな我が子に逢えたこと。

今までいろんな事があってきっとお腹の中でもしかすると苦しい思いもしたかもしれない。


私が辛い思いをした分我が子にも伝わってたかもしれない。


けどこの世の中に生まれてきてくれて、ほんとにほんとにありがとうって思った瞬間だった。


何が何でもこの子を守っていきたい。



そう決心した5月の事だった…。



















ここまで見てくださった方本当にありがとうございます。

まだまだ続きがありますので投稿したらまたご覧になってください。

よろしくお願いします。

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