表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

異世界からの訪問者

今回の投稿遅れてしまいまことに申し訳ありません!!


今回は空から降ってきた小動物の紹介についての話になっております。



僕の名前は黒田一光。今は亡き父が探し求めていた異世界に最近は行ってみたいと思い始めている最中に不幸な出来事がおきたのである。


「「君は誰だ」」


頭の上から僕を見下ろしているのはなんとも可愛らしい小動物でしょう。ハムスターというべきかリス?とも言える証明しがたい小動物だ。というかこいつ地球の生き物なのか?どこかのジャングルとかにもいるのだろうか....見たことがない。女とかなら可愛い~~とか言って触りまくるんだろうな...


「おぃ、いつまで僕をみているんだ。」


しゃ、喋ったあああああ!!!


「お、お前..今やっぱり人の言葉喋らなかったか?。」


「当たり前だろ。ここの世界の住人ではないけど一応中身は人間だぜ。」


「ここの世界の住人ではない?どういうことだ。というか人の頭にいつまで乗ってるんだ。いい加減降りろ。」


「おっと、そうだったね。ごめん。」


そういうとこの小動物はひょいっと僕の頭から降りて目の前に座り込んだ。にしてほんと言い難い小動物だな。


「んで。お前は一体どこからきたんだ。そして何故空から降ってきた。それにもう一つそのお前の動物の種類はなんだ。」


と僕が疑問に思ってることを全てぶつけてみた。


「そうだな。きっと君は俺がこんなことを言っても理解してくれるかあれなんだが。全く不幸な話だよ。」


俺は今まで起こったこと全てをこの男に話した。


「そしてドウブツ?そのようなものは知らないが俺は元は君たちと同じ姿だったんだ。なのに魔法の副作用か何かでこんな姿になってしまっている。ということだ。」


まて、この小動物何を言っているんだ?異世界?ほんとにそんなものあるなら興味はあるな。


「お前異世界がなんたらって言ったな。それにその世界には色んな職業で活躍する奴らがいるとか。」


「ああ、もちろん。君たちの世界のように文明は発達してないが証拠にこの俺がいるだろ?嘘はついてないよ。」


確かにこの小動物の話を聞いてると嘘ではなさそうだが。小動物の前はどんな男だったんだ。気になってしょうがない。まったく姿が想像できない....そこで勇気をふり絞って訊いてみた。


「じゃ、じゃあもしかして異世界にいけるのか?」


そうするとこの小動物は困った顔をして


「それがね....確かに俺もあの世界に戻りたいんだよ。だけど強力な転移魔法で飛ばされたから一体どれくらいの術で戻れるか...それにこの世界にそのような人がいるのか。色々問題はあるんだよ。」


「残念だが、この世界にそのような超能力者はいない。」


そういうとリドルは首を横に振り、


「いいや。この世界にもきっといるはずだよ。どんな世界のどんな人でも能力はあるからね。しかしそれを発揮できずに死んでいく者が多いっていうはなしなんだ。少しながらそういう感じがする。魔力?というか微力な感じが。さっきも言ったけど俺はそういう相手がどんな能力なのかを知ることができるんだ。もちろん君からも。」


「ぼ、僕からも!?」


そんなこと言われたらとても興奮してくるではないか。新しいゲームを買ってプレイするような新しい抱き枕カバーを開封して匂うような...このドキドキする感情は好きだ。


「なんか顔が赤いけど大丈夫?」


「ああ、もちろんだ!能力を感じるなんて言われて全然興奮なんかしてないからな!」


「はは~~ん。なるほどね。興奮してるんだ。」


「だから。してないって!早くその能力を教えてくれ。僕が一体どんな超能力者なのかを!」


「やっぱり知りたいんじゃないか。いいよ。教えてあげましょう~」


バクン!バクン!と心臓が引きちぎれそうだ....


「ずばり!君の能力は...............................


                                           無しだ。」


は?何を言っているんだ。こいつ。無しだと!?


「無し!?そんなはずはないだろ!さっき少し感じるって言ってたじゃないか!!!」


「ああ、どうやら僕の勘違いだったようだよ。変な期待を抱かせてごめんね。悪気はなかったんだよ。」


と笑いながら言ってきた。はっきり言ってこんなの拍子抜けだ...一瞬時が止まったように感じた。


「嘘だろ....」


と僕はそこで腰を抜かしたようにそこに座り込んだ。落胆だ....


「あんなに期待してた僕がバカみたいじゃないか。死にたい........」


「あはは、ほんとにごめって。そんなに期待してたとはね。というかやっぱり期待してたんだろうがああ!!」


ごめんよ...ほんとは君にも能力はあるにはあるんだよ。でも今は言えない....俺にも感じたことがない...

まさかあんな悪質な闇色をしているなんて...きっととてつもない能力または世界を崩壊へ導くのか...

いやそれは大袈裟かもしれない。けどそれくらいの力はあるだろう。


「いつまでも落ち込んではいられないか...そうだった。まだお互いの自己紹介はしてなかったな。僕の名前な黒田一光。」


「俺の名前はリドルだ!」


まあ一応互いに自己紹介くらいはしておいた方がいいだろう。


「ところでリドル。これからどうするんだ?僕の家でも飼えることは可能だが。」


「そうだね。異世界への帰り方が判明するまではお世話になろうかな。なんか悪いね突然降ってきて家まで貸してくれて。」


「いやいや、君が悪いんじゃないんだよ。その君を飛ばした幼女魔法使いが悪いんだろ?でどうだった?幼女魔法使いそんなにロリロリしてたか?すごい気になるな~ぐへへへ....」


「もしかして君はロリコンの類か!?」


「ロリコンという言葉はあるんだな.....変態文化は共通ということか....だが僕はロリコンではないぞ。ただ幼女が好きなだけだけだからな!」


「そういうのをロリコンっていうんだよ」


リドルはウィンクをしながらそう答えた。なんとも可愛い..今の姿ならそうは言えるな。


「それでは行きますか~どうだ僕の肩にでも乗るか?」


一回動物を肩に乗せてみたかったんだ~某アニメでもよくしてるしね~かなり重いらしいが....


「乗せてもらえるのかい。ありがとう。ひょいっと~」


僕の腕をバネにしてひょいひょいっと肩に上った。うわ~なんか違和感あるけどこれきもちいいいいいい!!!!!!!肉球が当たって...ぷにぷにきもちいいいい!!!


一回アリスの家に行って見せたほうがいいだろうか。異世界の話もしてもらいたい。アリスにもこの世界感を共有してらいたい。それにリドルにもアリスの能力診断もしてほしいな。


「なあ、リドル。」


「なんだい?」


「一緒に来てもらいたいところがあるんだ。僕の幼馴染のアリスっていう女がいるんだが。能力診断してもらいたいな~なんて。」


「あ~もちろんいいよ。それで俺が帰れる可能性もあがるからね~アリスか~一体どんな子なの?」


リドルは興味深々に訊いてきた。


「アリスは髪は白髪、性格は王道のツンデレしかし世話観がとてもいい。料理の腕は三ツ星だ!それに肌の色もいいぞ~純白でとても美しい。」


「な、なんかとても綺麗な人な感じだね。そこまで語れるなんてさすが昔から付き合ってるって感じはするけど顔がニヤニヤしすぎ......」


「え?いつも通りだと思うんだけど。」


「やっぱり変態だこの男....」


「はははははははははは!!!!」


何故か威張ってしまった....ほんとに僕は変態なのか..いや確かにアリスは可愛い。それに性格も時々めんどくさいが嫌いではない。なんだこの感情....アリスのことが頭から離れなくなった....


「顔赤くしてどうしたの?」


と、リドルから言われ不意をつかれた感じがした。


「別に赤くなんてしてないぞ。ちょっとアリスの事について考えていただけだ。」


「アリスっていう子が好きなのかい?」


僕はその「好き」という言葉に心をうたれた.....こ、この僕がアリスの事を好きだって.......

そ、そんなことはないだろう。そんなこと..........

今日だって僕のことを思って料理を作ってきてくれたのは知ってるが.....正直嬉しかった。


「好きなのかな......」

と小さな声で漏らしてしまった。


「ん?なにか言った?」


リドルに気づかれてしまった....こんな恥ずかしい独り言聞かれてしまってたまるか!


「いや何も言ってないよ~」


「そうか。なら良かった。なんか好きとか聞こえた気がしたから何かな~と思ってね。何もないならいいよ!!」


ふぅ、確かに前よりかはこの気持ちは強くなってきているかもしれない。


そうして和気あいあいな会話をしつついつの間にかアリスの部屋の前まで来ていた。


「ここがアリスという人の家なのか。というか君のマンションと一緒なんだね。部屋が違うということだけで」

とリドル


「ああ。そうだ。昔からの幼馴染だったからな小中高全部一緒さ。」


さあ、ここからが本番だ。アリスはこんな話を信じてくれるのか。いきなり上からリスのような小動物が降ってきてそれがしかも人間と同じ言葉を口にする。そして異世界から来たなんていうのだ。普通ならあり得ないだろ。そもそもアリスはこういう話に興味があるのか..けど女の子って信じるものなのか。きゃ~~メルヘンチックうううううなんていう話でもないのに。えええい!!考えてもここまできたならしょうがない。


「よ、呼ぶぞ.......」


「ああ、頼むぞ。一光。僕も早く会ってみたい。」


俺はそうして恐る恐るベルのボタンを押した...ピンポーーーンというか不快な音とも共に女の子の声がした。


「は~~い。どちら様ですか~」


とアリスの声だ。なんであいつこんなに声作ってるんだ?ちょっと大人っぽさ出しやがって。ムラムラしてくるだろうが。そしてドアが開く。


「おう、アリス。お前に会わせたいやつがいるから連れてきたんだ。今大丈夫か?」


「あら、今回は学習したようね。勝手にドア開けないってこと!!!」


「おま、まだそのこと言うのか!あれは事故だっただろうが!」


あの事を思い出すと今でも少し恥ずかしくなってしまう。なんで平気でこんなこと言えるのか。痴女なのか!変態なのか!俺が思うのも変だけど!


「当たり前でしょ!あんたに初めて奪われたんだから!」


この女あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!そんな誤解を招くようなこと言うな!!!!リドルに勘違いされるだろうが!


「もういいよ!!その話は!それよりお前に会わせたいやつがいるの!」


「会わせたいやつ?ああ、なんかそんなこと言ってたわね。んで、そいつはどこにいるの?」


アリスは不思議がっている。無理もないだろう。なんて言ったて人ではないから。そうリスのようななんとも言い難い小動物なのだからああ!!!


「ふふっ、よく聞けよ!アリスううう!俺は異世界からの召喚に成功し神々の力でこの世に呼び出すことに成功した!だから今は人ではない!」


「は?何ってんの?あんた。お遊びに付き合ってるほど私は馬鹿じゃないの!からかいに来たら帰ってちょうだい!」


「からかってないって!ほんとに異世界人がきたの。ほらここに!」

そうして俺は手のひらにリドルをのせてみせた。


「やっぱりふざけてるでしょ。そんな小動物が異世界人???冗談下手くそね~~」


「どうも、はじめまして。僕の名前はリドルです。一光君に拾われました。一応あっち(異世界)では、男の子やってました」


とリドルが俺の手のひらで軽く自己紹介をした。


そうするとアリスは目が点状態だ。この世の終わりでも見ているかのような表情になっている。なんとも面白い。


「もしかして......今この小動物が喋ったの?うそ...........あんたの腹話術とかではなく...............」


声がそうとう震えている。よっぽど今の状況を把握できていないのだろう。


「ああ。マジにこの小動物リドルが喋ったんだ。すごいだろう!」


「アリスさん...その小動物という呼び方はやめてください...僕にはリドルという名前があるんです。」


「そうだぞ。アリスちゃんと名前で呼ばないとな!」


と、ここでリドルのきつめのツッコミが入ったのだがアリスはまだ固まっている。


そこでひょこっとリドルがアリスの肩に乗った。


「ひゃん!!!!」


アリスはなんとも女の子らしい声をだし、ふと我に帰った。


「どうも、アリスさん。」


「喋ってる......私の肩でこの小動物が...」


「だから小動物ではなくリドルですってば!いい加減覚えてください!!!」


「ああ、ごめん。リドル君...ちょっと私フリーズしていたよ。」


「じゃあ、あがらせてもらうぞお~~アリスうう」


こうして俺たちはアリスの部屋へとあがりこんだ.....

続きもなるべく早めに投稿できるように頑張ります!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ