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俺 能力を知る?

「うーん」


何やらヒカリが唸っている


「どうしたんだ?」


「いや、さっき武器屋のおじさんとしゃべってて気づいたんだけど・・・・」


「何に?」


「私ってナナシ相手に最初っからため口使ってなかった?」


そう聞かれて思い返してみると最初っからため口だった気もする


「普通ははじめてあった相手にため口なんて使わないよね?」  


まぁ、そうだろうな。俺はヒカリが普通に誰でも最初っからため口で話すのかと思っていたし


「それに、あそこの武器屋さんってお客さんを選ぶことで有名なんだよねぇ」


「なんだそれ?はじめて聞いたぞ!?」


「うん、少なくともナナシみたいに初対面からため口連発の人には売らないってことで有名だったんだけど・・・・・」


ん?それおかしくないか?


「俺普通に売ってもらえてるぞ?」


「しかもさりげなく値引きしてもらってるし」


「へ?」


値引き?つまりあれが適正価格じゃないってことか?


「普通フロートの魔法が込められている鎧なんて少なくとも1万は越えるよ?7000なんかで売ってるなんてあり得ないんだ」


「えっ!?じゃあこれ偽物?」


「いや、それはないかな。あそこの武器屋のおじさんは正直者で有名だし領収証も切ってもらった。商品内容まできっちりと乗ったやつをね。つまり嘘はつけないはずなんだ」


「じゃあどうして値引きなんか?」


「もしかしたらそれが君の能力なのかもね」


「俺の能力?」


「うん。要するに誰とでも仲良くなれる能力とでも言うのかな?」


「それ、なんか意味あるの?」


「・・・・・・・・」


「ちょっ!黙るのはやめよう!」


「まっ、まぁとりあえず近場で魔物でも狩りにいきましょうか」


逃げたな・・・・・


そんなこんなで俺たちは初めての狩りを行うことになった

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