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第六話 VS 5ブリン

ミスが多いと思います

いま俺は、人生で一番のピンチを迎えている。全裸かつ足場は川底で尚且つゴツゴツしてバランスがとりにくい状態で、5匹のゴブリンと対峙しているのだ。なんで俺はいつもいつもこう不幸なんだよ。マジで不幸体質な自分を殴りたい。マジどうやって覆すばいいんだよ!今は4匹のゴブリンが固まっているが、1匹は孤立している。やつから倒すしかないな。孤立しているゴブリンは、ちょっと離れている。俺は4匹のゴブリンの隙を作って、孤立している1匹を先に殺す作戦にした。

 4匹のゴブリンが俺に飛び込んでくる。バカで助かったぜ!

「ぎゃー」

 俺は川底から足を振り上げ、4匹のゴブリンの目に水をかける。視界が奪われたゴブリンは、手で目を押さえ動きを止める。その隙に俺は、川底からゴブリンの頭を叩き割れそうな片手で持てるサイズの石を拾い上げ、孤立しているゴブリンに正面から突っ込む。モンスター観察で培った俺の力舐めんな!正面対決になったゴブリンは俺が今まで見てきたなかで、どの個体も必ず同じ攻撃をする。

 俺の予想は的中した、ゴブリンは俺の予想通りに右手で右から左に振りかざす引っ掻き攻撃をしてくるのだった。

 俺は右方向に大きく交わしゴブリンの頭に、石を持った右手で頭に振り下ろす。

 ゴブリンは「うぎゃー」と唸り声を上げながら。その場で倒れ込む。頭からは血だろうか、ちょっと紫っぽい液体が頭から流れている。こいつもう死んでいるな!あとの4匹はどうするか?4匹のゴブリンを方を見ると、もう視力が戻っていたのか、水飛沫を上げながらこっちに向かって走ってきていた。4匹同時はいけるのか。いや無理だ……俺は雑魚だから!

「アイスあなた魔法使いですよね!」

 さっきまで、現実から目を背けていたフィスが大声でそんなことを言いだす。おいおい、俺は武道家だぞあいつは何を言っているん……いや俺魔法使いやん!

「ファイヤーボール+」

 自分が魔法使いだと思い出した俺はすぐさま魔法をぶち込んだ。俺の魔法はゴブリンの群れに直撃すると同時に爆発し、その場が燃え上がる。「ぎゃー」とゴブリンの唸り声が聞こえるが、時間が経つごとに小さくなっていく

「なんとかぶっ倒したぁー」

 俺はその場にへたり込む。ゴブリンて思っより弱いなと思ってた時期が僕にもありました。

「イ゙テ」

 唸り声も止んで死んだのかと思ったが、近くに川があったからなのか、火がすぐに消えたから、止まっただけだった。死んだのは、真ん中を走っていた武器を持った1匹だけだったのだ。俺は油断していてゴブリンの方を見ていなかったため、ゴブリンの生きてることすら知らず、攻撃を頭に直に受けてしまった。

 俺はすぐに、攻撃してきたゴブリンにアッパーで反撃する。俺の渾身のアッパーをちゃんと顎に受けたゴブリンは、上に浮かび上がりそのまま川に飛んでゆく。ゴブリンは、川に浮かび下流に流されてゆく。うつ伏せの状態で浮かんでるしあいつも時期死ぬ。あと三匹かなんとかころ……やばい頭が働かねえ。さっき頭に直で攻撃を喰らったせいだろう、まともに立つこともできねえ。冒険2日目で死ぬのか?俺ゴブリンなんかにやられるとか本当に雑魚じゃん。ゴブリン3匹が俺に飛び込んでくる。本当に救いようのない人生だった。次の瞬間武器持ちのゴブリンの攻撃が「ゴン」と地面にぶつかる。

「ア、アイスさん大丈夫ですか!」

 この声はフィス……そうか助けてくれたのか……



「俺はまだ死にたくない!」

 ばっと俺は起き上がる。あれ足があるってことは俺は死んでいない!状況が分からず周りを見渡すと、あたりは暗く焚き火がごーと音を立てながら燃えている。マジでどうゆうこと?あれは夢だったの?

「やっと起きましたか。心配しましたよ」

「ひゃーー」

 リアル過ぎる夢を見たのか?など、色々な疑問を持っている俺に後ろから話しかけてくる。そのあと俺の隣に座りまた話だす。

「大変でしたよ……」

 フィスの話を聞くと、頭から血を流してフラフラしている俺がゴブリン3匹の攻撃を受けそうになってるのを見て、走り込んだらしい。ギリギリのところで俺を担いでゴブリンから逃げたらしい。なんとかゴブリンを撒いたあと、ここに戻ってきたらしい。まぁそんなことドヤ顔で話してくるフィスに、お前のせいだろっとキレそうになったが俺は押さえ、フィスのデカムスコをゴブリンを殴った時より強く、殴った。フィスはずっとのたうち回っている。


「ふー、何するんですか!助けてあげたじゃないですか!」

 フィスが俺にそんな文句を言ってくる。はぁ〜こいつガチでうざい。なんかもうどうでも良くなってきた。

「元々俺の方にゴブリンを連れてきたお前が悪いだろ!」

 堪忍袋の尾が切れた俺は思ったままのことを口にだす。核心をついた言葉にフィスは何も言い返せずに「えっえ……」としか言わなくる。そんなになったとしても、俺はまだまだ言葉を続ける。

「大体な!お前さぁー俺のこと雑魚とか言ってたのにさぁー俺に助けを求めるとか、おかしくない?俺が弱いこと知ってたのにゴブリンを連れてきたとかなんかの嫌がらせ?」

「いっ嫌そんなつもりでは全く……」

「言い訳するなよ!なんか俺に一言ないの?」

「すみません」とフィスは俺に全力で土下座する。

 どうするべきなのだろうか?許すべきなのか分からない。いやわかっている。謝られただけで許せる問題でもない。俺は死にかけたんだ。よし!

「お前俺をミクライカに連れてけ!」

「え?」

 なんて間抜けな声なんだ。俺こいつを頼ってもいいんだよな?

「えっええとどうゆうことですか?」

 マジかこいつ言語力皆無だろ

「だから俺をミクライカまで案内しろ!」

「はっはぁー」

「俺さ、いきなり村を追い出されて右も左も分からない状態で冒険が始まってさ、困ってんだよ。だからミクライカまででいいから俺を連れてってくれないか?」

 するとフィスは納得をしたかのように話し始める

「アイスにそんな事情があったんですね!最大魔力保有量100の魔法使いが冒険に出るとかおかしいと思った!しかも何も知らない状態で流石にそこまで馬鹿ではなかったんですね。まぁ馬鹿ですけど!」

 俺は今日二度目のチンパンチをした。

「あぎゃーー」


「まっまぁわかりました」

 フィスはまだ痛いのか、股間を押さえながら喋り始める。

「僕がミクライカまでアイスさんを連れて行きます!」

 おー、なんて頼もしいんだ俺はついつい拍手をしてしまった。パチパチとなる拍手にフィスは気持ちよさそうに話を続ける。

「あなたが魔法を使わなかった理由は見当がついてます。朝のベトベトとか筋トレと魔法のトレーニング見たいのをしてたんですよね。そのせいで魔力残量が少なくむやみに魔力を使えなかった。」

 俺はこくりと頷く

「また同じことがないように、ミクライカにつくまでは魔法のトレーニングは禁止です。あと筋トレ後は水浴びだけはしてください」

 なんでこいつに仕切られるをだ?と疑問もあったが知識がある奴が指揮をとった方がいいと自分を無理矢理納得させ、ミクライカまではフィスに従うことにした。

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