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フクキタル

作者:乾縫
※注意※
このあらすじは、ネタバレを多分に含みます。

※あらすじ※

元天才子役である藍川紫苑は、自分よりも才能のある本物の天才子役と出会い、役者としての自信を失った。
けれど周囲は変わらず紫苑を天才と呼び続け、自身の認識と周囲の認識のズレに混乱した紫苑は、人間不信に陥ってしまう。
その結果紫苑は舞台と他人に対して恐怖を感じる様になるが、両親の期待に応えるため苦しみながら役者を続けていた。
しかし、辛そうなばかりの紫苑の様子を見て居られなくなった両親は、もうやめても良いと言ってしまい、紫苑は大好きな両親にまで裏切られた様に感じて、役者を辞める。
けれど紫苑の人前や他人に対する恐怖はなくならない。
医者の勧めに従って、一家は都会から田舎町へと引っ越すことを決めた。

染物屋の末娘である紫藤紅葉は、初めて聞いた本物の関西弁を操る少女の可憐な姿に一目惚れをする。
紅葉は家の慣習によって熱心に学んでいた裁縫には、既に興味を持てなくなっていた。
優れた兄が後継の為の本格的な修行が始めた事によって、自分が存在する意味を見失ってもいた。
それゆえに辛くても苦しくても懸命に努力して人前に立つ紫苑の姿に、憧れを抱いた。
元々一つの事に熱中しやすい紅葉は、熱中する対象に、初めて他人を選んだ。
紅葉は紫苑と友達になりたかった。
中々笑顔を見せない紫苑を笑わせるために、努力を惜しまなかった。
好きではなくなっていた裁縫も、躊躇いなく使った。
幼い頃から長い期間続けた努力の結晶である紅葉の作品が、二人が友達になるのに、とても役立った。

時間をかけて互いの事を掛け替えのない存在にした二人は、高校最後の学園祭で、自身らの将来を決する。
紅葉は、一生、大好きな紫苑に服を作るため。
紫苑は、一生、大好きな紅葉の期待に応えるため。
藍川紫苑は、紫藤紅葉の力を借りて、二度と上がれないと思っていた、舞台に上がる。
一話
2020/05/23 09:00
二話
2020/05/23 09:00
三話
2020/05/23 18:00
四話
2020/05/23 18:00
五話
2020/05/24 09:00
六話
2020/05/24 18:00
七話
2020/05/25 09:00
八話
2020/05/25 18:00
九話
2020/05/26 09:00
十話
2020/05/26 18:00
十一話
2020/05/27 09:00
十二話
2020/05/27 18:00
十三話
2020/05/28 09:00
十四話
2020/05/28 18:00
十五話
2020/05/29 09:00
十六話
2020/05/29 18:00
十七話
2020/05/30 09:00
十八話
2020/05/30 18:00
十九話
2020/05/31 09:00
二十話
2020/05/31 09:00
二十一話
2020/05/31 18:00
※お知らせ※
2020/12/28 20:43
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