アストンの町(西峰の町)
領主町から見ると北西にあたる、西峰近くに作られた町。デルガドから乗合馬車で6日はかかる。
西峰の山にはドラゴンがいる。
領地が荒れていた時は、他の地域から魔物が流れて来ていたため、この近くでも魔物被害が多かったが、現在では比較的落ち着いている。その頃にアリアが長期滞在して魔物退治をしていた。
中央広場でカルロスが店を出した。(39話)
アストンから北に40分程歩いた森の奥に沼がある。
●ジュリア(初出41話)
ギルドの受付嬢。20代後半。緑の瞳で、緑色の波打つ髪が背中まで伸びている。巨乳。
気風の良い女性。アリアはお姉さんと呼んで懐いている。
アリアが伯爵令嬢であると知っている。
冒険者の恋人がおり、52話でようやくプロポーズして貰えた。
●デリラ(名前が出たのは43話)
夫婦で営んでいる宿の女将。マシューの妻。
カルロスと泊った宿だが、アストンでアリアが定宿にしていた宿でもある。
金髪に白髪が混じり始めた、40代前半の女性。
体調を崩した時に稜真に助けられ、それ以来稜真の事を自分達の子供のように思っている。
●マシュー(名前が出たのは45話)
宿の主。デリラの夫。料理担当。40代後半。
妻が体調を崩した時に稜真に助けられ、食堂を手伝って貰った。米料理を一緒に作り、それ以来稜真の事を自分達の子供のように思っている。
宿で米料理を出すようになり、領地に米料理が広がるきっかけになって行った。
●エレン(初出46話)
マシューとデリラの娘。金髪。20代後半。
結婚して家は出ているが、時折宿を手伝っている。子供あり。旦那は胸の大きい女が苦手。
●イルゲ(初出44話)
薬師兼薬屋の主人。老女。医者の真似事をする事もある。
一人称あたし。アリアは、ばあちゃんと呼んでいる。
白髪に淡い紫色の目をしている。一見神秘的な雰囲気の人物だが、ちょくちょく稜真をからかう、人が悪い所がある。
●ジル(初出44話)
薬師見習い。
アリアと同じ年頃。オレンジ色の髪に、緑色の瞳の少女。
オレンジ色の髪を高い位置で2つに結んでいる。
イルゲの孫。
●マドック(初出36話)
アストンに向かう途中のドルゴ村で出会った冒険者。
赤い髪。ガサツ、お馬鹿。20代前後に見える。実は18才。Dランク。
一人称は俺。
稜真に手合わせを申し込んでボロ負けした。メルヴィル領出身の冒険者。
余りに皆が馬鹿としか呼ばないので、稜真は名前を憶えていない。
基本、アストンで活動している。
●ニッキー(初出36話)
アストンに向かう途中のドルゴ村で出会った冒険者。
茶色の髪をショートカットにし、軽鎧を身に着けたすらっとした、背の高い女性。24歳。一人称あたし。
マドックの相棒というか、世話係になっている。メルヴィル領出身の冒険者。
ジュリアと仲が良い。47話でアリアとも友人になり、伯爵令嬢だと知った。
基本、アストンで活動している。
●ネヴィル(初出38話)
カルロスに雇われている冒険者。ノーマンと同じくCランク。
怪我で同行できないため、稜真たちが雇われた。細身で素早さが武器。長いこげ茶の髪を、1つに束ねている。敬語キャラ。ノーマンには時折ぞんざいな口調になる。一人称は私。
アストンの町でカルロスと合流した。
(↓117話)
子爵家の三男坊で、屋敷がある村に住んでいたのがノーマンだった。早い内から自立の道を探っていたネヴィルは、王都のギルドで冒険者登録をしたのだが、その時にノーマンと再会。同郷のよしみで一緒に活動するようになった。王都に恋人がいる。
127話 Bランク。
●ジュリアの恋人(初出52話)
背が高くがっしりとした体つきで、精悍な顔の茶髪の男。
プロポーズを伸ばし伸ばしにしていたが、ジュリアに「愛してる」と言った男がいると知り、慌ててギルドの真ん中でプロポーズした。
その男が稜真だとは知らない。