メルヴィル伯爵家
【伯爵家の人々】
伯爵・奥様・ユーリ・オズワルドの前では、稜真は『私』と言っている。後にユーリには『俺』と言うようになった。
領民を優先してお金を使っていたので、屋敷はどこか薄汚れており、修理が必要な個所も今は放置されている。それでも使用人用のお風呂が完備されているのは、アリアのお陰である。
伯爵家の人々は質素倹約が身についており、庭には菜園がある。
●アリアヴィーテ・メルヴィル(初出3話)
物語のヒロイン。
●シーヴァー・メルヴィル(初出8話)
アリアの父。メルヴィル領領主。伯爵。一人称は私。
アリアと同じ、赤みがかった金の髪の持ち主。年齢は30代後半で、厳格な印象を与えて来る男。
伯爵を継ぐ前は冒険者をしていた。
アリアの事をアリアヴィーテと呼んでいる。
稜真のマッサージにはまり、帰宅した際には毎日マッサージをして貰っている。
料理長の事はライダルと呼ぶ。
冒険者のアリアと娘のアリアヴィーテを区別して話す。
索敵スキル持ち。青い魔力の魔法剣を使う。(324話)
●クラウディア・メルヴィル(初出13話)
アリアの母。一人称は私。
淡い金髪を結い上げた、優しげな雰囲気の美しい人。人見知りで出不精。
母親との関係は微妙だったが、アリアの尽力で関係は改善された。
いつもは子供達を『ユーリ』『アリア』と呼んでいるが、侯爵夫人の前では『ユーリアン』『アリアヴィーテ』と呼ぶ。
●ユーリアン・メルヴィル(初出13話)
5つ年上のアリアの兄。一人称は僕。
母と同じ色の金髪、濃緑の瞳。母親似で優しげな雰囲気を持つ美少年。シスコン。
剣は学年一の遣い手で、王太子の側近候補。
ユーリアンの従者は王都にいる。家族は王都に移住しているので、領地に来る事はない。髪を乾かすなどの世話はしてくれない。
愛称ユーリ。そう呼ぶのは母。88話以降からは、稜真もユーリ様と呼ぶ。
ユーリアンが屋敷に戻ると、稜真と協力して打倒アリアを目指している。
学費を稼ぐ為冒険者ギルドに登録、ギルドランクはE。
(↓332話)
稜真と一緒に依頼を受け、Dランクに昇格した。
学園を卒業後騎士団に入団。
(↓419話)
太陽神の加護。
●オズワルド(初出7話)
メルヴィル家の執事。一人称、私
稜真の教育係。文字通り叩き込まれている。
スタンリーとライダルと共に、冒険者をしていた。時々伯爵が参加していた。
●ラリー(初出7話)
伯爵家の庭師。一人称は俺。
アリアの捕獲に何度も駆り出された。
へらっとした感じ。アリアに何度も逃げられて、オズワルドに叱られた。
(↓158話)
ももが来てからは、生きた肥料として庭を手伝って貰っている。
伯爵家では菜園も作っている。もも(237話)やきさら(276話)が畑を手伝っている。
妖精種の蜜蜂を迎える準備の為、きさらに乗る練習をしたり(255話)、稜真と一緒にリザードマンの集落を尋ねたりした(280話)。
●マイケル(初出7話)
伯爵家の御者。一人称は私。
アリアの捕獲に何度も駆り出された。
無口。
●エルシー(初出8話)
厨房の手伝いからアリアの世話まで、幅広く仕事をこなす万能メイド。
一人称は私。青い髪で眼鏡をかけた20代の女性。
アリアが冒険者活動から帰って来ると、いつも肌や髪の手入れに四苦八苦していたので、稜真に感謝している。
毛糸や布を好きな色に染めて、小物を作るのが趣味。
ピーターから購入した微妙な色のリボンを、染めて使えるようにしてくれた。そらが首に付けているリボンである。
そらちゃんと呼んでいる。
(↓208話)
弟妹の多い家で育ったので、小さな子の相手に慣れており、マーシャと同室になった。
(↓404話)
料理長のライダルと結婚。
(↓453話)
料理長とエルシーは伯爵家に住み込んでいたが、結婚を機に町に家を買った。
●スタンリー(初出8話)
伯爵家の武術指南役兼護衛。
一人称は俺。稜真に剣を教えているので、稜真は師匠と呼んでいる。大工の息子。
元Aランクの冒険者で、オズワルドとライダルと共に冒険者活動をしていた。王都にいた事もあり、騎士団長と知り合い。
引退は10年以上前ではないか(134話)
(↓273話後の閑話)
稜真に追い越されないように鍛えなおそうと、休日に冒険者活動を始める。元々Sランク間近だった為、あっさりとランクアップした。
●料理長(初出8話)
名前はライダルだが、皆料理長と呼ぶ。屋敷内では稜真が1番懐いている人物。
一人称は私。
アリアに食材の知識と下ごしらえを教え込んだ。いつアリアが腹を壊すか心配していたので、稜真に感謝している。
稜真が作る安上がりな料理を気に入り、レシピを教え合っている。
(↓158話)
実はオズワルドとスタンリーの冒険者仲間だった。料理担当で戦力ではないと言っているが、スタンリーによると、しっかり戦力だったようだ。
(↓404話)
メイドのエルシーと結婚した。
●イザベラ・フォーテスキュー(初出13話)
普段は王都に住んでいるアリアの祖母。クラウディアの母。
侯爵夫人。白髪で背筋のピンと伸びた、美しい老婦人。人に対して厳しい印象を与える人。
貧乏な伯爵家に嫁いだ娘を心配していたが、表に出す事がなかった。伯爵家を訪れ、アリアと話した事で娘との関係が改善された。
●厩番の老人(初出81話)
●メイド長(初出87話)
伯爵夫人付きのメイド。
●イネス(初出166話)
盗賊の人質になった少年。オレンジ色の髪、青い瞳。一人称は俺。
見た目は17~8歳だが、実は12歳。
両親は隣の領地で料理屋を営んでいる。兄弟が多い。
王都で修行して独り立ちする予定だったが、稜真達と出会った事で修行先を伯爵家に変えた。
日々料理長にしごかれ、マーシャと一緒に勉強もさせられている。
稜真を尊敬している。
●マーシャ(初出166話)
盗賊に両親を殺された少女。8歳。
雪のように白い髪は、まるで綿菓子。目は黒。
伯爵家でメイド見習いをしている。部屋はエルシーと同室。徐々に馴染んでいる。
自分の事をマーシャと言っていたが、メイド長に言葉遣いを直され、私になった。
魔獣使いの適正があるかも知れない。(192話)
誕生日は8月3日。
メイド修行中。
●メリッサ(初出176話。名前が出たのは179話)
鹿毛の雌馬。マーシャの村へ向かう旅の時、馬車を引いた。
伯爵家の馬で、きさらと仲良し。
●レイン(初出323話)
伯爵の愛馬。黒鹿毛の雄。
●先代伯爵
アリアの祖母は、父シーヴァーが幼い頃に病で亡くなり、祖父はアリアが産まれる前に起こったスタンピードで亡くなった。
「領地の視察に行った先で、逃げようとしないで戦ったんですって。お父様と同じで無茶な人だったみたい」(326話 アリア談)
【屋敷に住むようになった異種族】
●ブラン(初出301話。名前が付いたのは328話)
スケア村の犬、クリフとフラウの子供。親と同じ真っ白な雄の子犬。3頭産まれた兄妹の中で1番落ち着きがない。
村から抜け出してゴブリンに襲われているところを、そらとももに助けられた。
きさらが大好きで、きさらの言う事は大人しく聞く。
スタンピードのボスだった巨狼の魔石を飲み込んでしまった。きさらが弟のように感じて、伯爵家で飼う事になる。
迷子防止の赤い首輪には、名前と住所が書かれている。名前を付けたのはマーシャ。瞳は黒。
↓(646話)
何故かマーシャ(ブランはマシャと呼ぶ)の従魔になった。
一人称はボク。語尾「~し」、「~だし」。
●ミルティア(初出280話)
リザードマンの集落に巣を作っている妖精種の蜜蜂、その女王であるメルティアの娘。一人称は私。
伯爵家で新たな巣を作ると決まっている。
女王と同じ色の金髪をポニーテールにしている。少女を脱したばかりに見える、可愛らしい女性。
性格も女王と違って若々しい。
388話で、メルヴィル伯爵家に引っ越して来た。ヤンと共に新たな巣を作り始める。
●ヤン(初出280話)
ミルティアの伴侶。
一人称は僕。ミルティアをミルティと愛情を込めて呼ぶ。
ミルティアと2人揃うと、稜真をからかおうと小芝居を始める。
稜真談「馬鹿ップル」
●バル(初出222話)
リザードマンの冒険者。男性。一人称は俺。
アリアが幼い頃に知り合い、散々振り回されたらしい。
何年も人族の間で冒険者をしていたので、人族の言葉が流暢に話せる。
無口で頑固で不愛想。
アリアへの恩を返す為、388話でメルヴィル伯爵家に引っ越して来た。
●ロビン(初出228話)
薬馬鹿で細身のリザードマン。男性。薬師。一人称は僕。
ベストを着て、腰にはウエストポーチを付け、眼鏡をかけている。
研究や調合に時間を割く変わり者。薬の調合研究の為なら、材料調達の手段は選ばない所がある。
頭は切れるので、交渉に意識を向ける事さえ出来れば、最適な人物だと、長老が人族との話し合いに推薦した。興味を持った事柄には、マシンガンのように質問攻めにする。
創世樹の木の実を食べて、人族の言葉が話せるようになった。
ギルバートと交渉の際、まるで別人のように切れ者になり、落ち着いた声音で堂々とやりあった。
バルの後を追い、伯爵家にやって来た。興味深いアリアと稜真を研究対象にする為である。
●リラ(初出395話)
魔亀に本体の花木を潰されそうだった所を、稜真に助けられた、水色の髪とワンピース姿の幼女。一人称は私。
本体は水色の花房をつけた花木。
セードゥルにリラと名付けられ、伯爵家に引っ越しを決めた。
●パル(名前が出たのは498話)
コボルト族の女性。王都の伯爵邸にいるペルは同腹の兄。
兄妹同士で念話が出来る。
柴犬に似た茶色い毛並みの18歳。一人称は私。
●ユン(名前が出たのは498話)
コボルト族の男性。王都の伯爵邸にいるアンは同腹の妹。
兄妹同士で念話が出来る。
パピヨンに似ている。白と黒のぶちで耳元の毛だけが長く、ふわふわほわほわしている。18歳。
一人称は私。
【王都の伯爵邸の住人】
●バジル(初出415話)
王都のメルヴィル伯爵邸の管理人。
ウォーレンの祖父。白髪の老人で、足が悪く、杖をついている。寡黙な人物。
一人称はわし。
●バーバラ(初出415話)
王都のメルヴィル伯爵邸の管理人。
ウォーレンの祖母。白髪の老人。小太りで笑顔の明るい人だ。。
一人称は私。
●ウォーレン(初出414話)
王都メルヴィル領事務所所長。
元々ユーリアンの従者だったが、事務所管理を任された。ユーリアンより5歳上の26歳。
一人称は私。銀髪でアクアブルーの瞳に眼鏡。
両親は伯爵家に仕えていたが、ある年のスタンピードで亡くなった。両親の遺産で王立学園に通い、優秀な成績で卒業した。王都の伯爵邸を管理している老夫婦の孫にあたる。
アリアとユーリアンは良く遊んで貰っていて、アリアはレン兄様と呼ぶ。
アリア談「優しいお兄ちゃん」
●ペル(初出498話)
コボルト族の男性。柴犬に似た茶色い毛並みの18歳。身長は100センチほど。
一人称は僕。
同腹の妹がメルヴィル領の伯爵邸にいる。名前はパル。妹とは念話で会話できる。
シュリが作った魔道具の性能は魔力向上だが、ペルは元々魔力が強いので下手に使うと相手は黒焦げに。
●アン(初出498話)
コボルト族の女性。パピヨンに似ている。白と黒のぶちで耳元の毛だけが長く、ふわふわほわほわしている。18歳。
一人称は私。
同腹の兄がメルヴィル領の伯爵邸にいる。名前はユン。兄とは念話で会話できる。
シュリが作った魔道具の性能は腕力向上。素の身体能力が高く、素早さと力が強い。魔道具を使うと、相手の部位が胴体から離れる可能性あり。
賊4人を瞬殺。
【メルヴィル領事務所】
王都とメルヴィル領に関する雑務を行う事務所。
所長はウォーレン。
●事務所の面々
伯爵が考えた冒険者の話を王都に広めた。面白がって、張り切って噂をバラまいた。(426話)
●ジャスミン(初出414話。名前が出たのは415話)
メルヴィル領の事務所職員。
濃緑の髪に紺色の瞳で眼鏡の女性。身だしなみよりも仕事優先の残念美人。
●ゲイリー(初出415話)
メルヴィル領の事務所職員。
冒険者をしていてもおかしくない体格の男性。
【王都からメルヴィル領へ】
●カフェ(初出696話)
メルヴィル領に帰省する為に購入した、クリーム色の立派な牡馬。
見た目も能力も優れた馬なのだが非常に気性が荒く、どこに行っても持て余されていて、あちらこちらをたらい回しにされて馬車屋に流れ着いた。何度も転売される内にひねくれて、終いには近づくだけで威嚇するようになった。最後に押しつけられた馬車屋から、ウォーレンが安値で引き取った。
稜真を蹴ろうとしたせいで、アリアと瑠璃&従魔達にプライドをへし折られた。
カフェオレ色だからカフェと名付けたのは稜真。
↓(705話)
位置向上を狙っていたが、ブランによって更にプライドをへし折られ、従順で素直な馬に変貌した。




