聖王国(正式名称は聖王国アダルバート)
聖王国アダルバート。
太陽神アダルバートを主神とする宗教国家であり、代々国王が教皇として君臨。他国からは恐れ多くて国名を口にできないと、聖王国とだけ呼ばれる。
創世樹の実が手に入ると、時の教皇がそれを使って神託スキルを得て、アダルバートに神託を仰ぐのだが、「つまらん事ばかりを頻繁に聞いて来る」とアダルバートに嫌われている。
●ランベルト・デ・サンクティス(初出は閑話.とある男の特殊任務。名前が出るのはその次の話)
聖王国の俺様王太子。波打つ豪奢な金髪とクジャク色の瞳の持ち主。一人称は私。
オルブライト国の王立学園に留学をねじ込んだくせに、グランゼール王国に聖女が現われたと聞いて目的地を変更した。
ハリル・ラドワーンとは、幼い頃に面識がある。
●聖王国の姫(話に出たのは481話)
クラスメイトの会話で登場。
「聖王国の姫が、グランゼール王国に聖女との面会を願ったが、聞き入れられなかったらしい」
王家には王子は1人なので、姫と言っても王家の姫ではない。
●450年前の教皇(話に出たのは、閑話.創世樹の実)
聖王国では、5百年前から創世樹の実の納品依頼を出し続けている。
最初に納品されたのは450年前。当時の教皇がこれを使い、神託スキルを手に入れた。
●初代教皇(話に出たのは634話)
聖女とアダルバートの息子と伝わっている。父を誇りに思い、父の名をそのまま国名にした。
エリファレット談「兄上の血を誇りに思ってるけど、そんな人間はよその国にもいるんだよね。──美女に手を出しまくって子供まで作るから、姉上に嫌われてるのにさ」
●200年前の教皇(話に出たのは634話)
聖王国で最後に神託スキルを得た教皇。
神託スキルで質問するのは、私利私欲が絡む事ばかりで、アダルバートの聖王国嫌いに拍車をかけた。




