表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
兄妹クリエイターズ  作者: 蒼山 颯馬
第1章
1/3

プロローグ

初めまして、蒼山颯馬です。

今回が初めての作品です。

まだまだ慣れなくて作品のストックもありませんが精一杯努力しますのでどうかよろしくお願いします。

あの日、あの時、あの場所で、兄に言われた言葉を、私は例え、どんなことがあろうととも、決して忘れることはないだろう。




12月25日、クリスマス。雪が降り積もり、辺り一面が白銀の世界の様に美しかったのと、寒くて凍えそうだったのを覚えている。




その日、私の父は交通事故で亡くなった。



辛かった。当たり前が当たり前じゃなくなったのが。泣いた。泣いた。たくさん泣いた。何かが崩れたように泣き叫んだ。

そんな私を抱き締め、兄はこう言った。



「絶対に何があってもお前のことだけは守ってやる。父さんの分までしっかり愛してやる。約束だ。」



言葉の一つ一つに重みを感じた。

どんどん抱き締める力が強くなっていくがわかった。

そんなことを言ってくれる人がいてくれて、私は嬉しかった。

思えばこの時から私は兄の事が好きだったかもしれない。

傍にいるだけで心の底から安心した。でもただ背中を見るだけじゃ恩返しができないから。

私も強くなりたいと思った。それが兄に近づく唯一の方法だと思ったから。


でも、そんなかっこいい兄はもういない。もちろん死んだとかそういう話ではない。








だって、兄は落ちこぼれたのだから。














これは、そんな兄と私の、創作の物語。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ