お城に帰る・・・帰りたい。
いやー、受験大変ですねぇ。もう、異世界行きたい。更新かなり遅れました、、、気がします。ではどうぞ。
クレーターの外へ出た翔の姿があった。
「なんだったんだろうな、あいつ。て言うか、服どうしよ」
裸で、木がなぎ倒され森とも呼べなくなった森を歩いていた。
「なんだってんだ!今の爆発は、死にかけたぜ。」
?まだ爆心地から、そう離れていないはずなんだがな(ざっと、20km位)生きている人間がいるとはな。
「おい大丈夫か?」
一応、声を掛けておく。
「なんだてめぇ?服はどうした?まさかさっきの爆発で・・・・」
うん、爆発の中心にいたよ。
「そっか、そりゃ災難だったな。そうだ、アイテムボックスに服が入ってるんだったな。ほれ、これ着ろ。」
良い奴っぽいな。
「ありがとう。おじさんこそ大丈夫なのか?」
「おう!俺はグラフバディ・ジョルアってんだ、グラフって呼んでくれ。こう見えてもSランク冒険者だかんな。って言うか、それはこっちのせりふだ。」
「俺も、こう見えてかなり鍛え上げてるんだぜ。で、名前は遠柳 翔だ。翔とでもなんでも呼んでくれ。」
「ふーん、でよ。俺とパーティ組まねぇか?」
「パーティ?」
「パーティってんのは、複数人で参加してクエストを受ける奴だ。これは形式だけで、法的拘束力などはないから安心しな。」
「でも、俺、冒険者じゃないんだけど。」
「そんだけなら話は早い、今から冒険者になればいいだけだ!!!」
「ちょっ!!腕引っ張んな!!」
そんなこんなで1時間後。
「来たぜ、冒険者ギルド!!」
「おぉ」
「んじゃ、早速入るぜ。」
「ちょっと待て、心の準備が。」
「ハハハ」
こいつ、夢中になると、外が見えないタイプだな。
「ん?なんか騒がしいな。」
グラフがつぶやく。ま、んなことだろうと思ったぜ。
「あ、グラフさん!!大変です。」
あっちこっちしていた、受付嬢っぽい人が、こちらに走ってくる。
「何だどうした?」
「なんと、ここから東北に30kmの地点で大爆発が起こったらしいんです!!」
「ああ、それなら俺も、コイツも体験したぜ?」
「本当ですか!!??あれ?見ない顔ですね?・・・じゃなくて、その爆発はIT族による、あの、伝説の新型兵器らしいんですよ!!」
「ああ、あれか。って、まじか」
「本当なんです!!早く、町人に知らせないと!!」
「いやーそれはないと思いますよ。あれだけの、破壊兵器ですよ?何発も打てるわけがありません。」
まるで、自分は関係ないかのように言う。
「そう・・・ですよね。なんでそんな冷静なんですか?」
「こういうのは、冷静に対処しないと。」
「そうですけど・・・」
そんな時、上空からゴゴゴという音が聞こえた。
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「ピピィ――コチラ軍事観測衛星基地。座標15E360―4デ大規模ナ爆発ヲ確認。爆発ハ、核系統ニヨルモノト考エラレル。」
「コチラ第4基地。了解。F―22ニスクランブルサセル。」
そしてF―22が2機飛び立つ。
「コチラ一号機。F―22ニ異常無シ。」「コチラニ号機。F―22ニ異常無シ。」
「第一優先命令、大規模爆発ノ爆心地ノ偵察。第二優先命令、原因調査。」
「了解。コチラ一号機、二号機共ニマッハ2デ飛行中。」
マッハ2で海の上を二つの戦闘機が飛んでいき。間もなく、陸が見えた。
「爆心地ノ、撮影ニ成功。画像ヲ送ル。」
「第一優先命令ノ成功ニ伴イ、第二優先命令ニ、移行スル。」
そして、2機は、街の上空を通過しようとしていた。
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音が聞こえたのに、伴い全員が、外へ出る。
「あ、あれは、Fー22戦闘機だ!!」
「ヤバイぞ、町が破壊される!!!逃げろ!!」
おー、ホントだ。なんか戦闘機が飛んでる。でも、F―22って、絶対ステルス性の需要ないだろ。異世界に。皆、全力で町の外の方へ走っているな。
「おい!!翔逃げるぞ!!!あれは、まずい」
グラフが焦った声をかけてくる。っち、冒険者登録っちょっと、楽しみにしてたのによ。これでも、喰らえ。
足元に落ちていた、小石を投げる。
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「コノ街ニハ、核施設等ハ、見受ケラレナイ。」
「ココカラ、南東36°ノ場所ニ町ガアル。ソコニ向カオウ。」
「!!、緊急事態、一号機、高速接近物発見!、下カラ来ルゾ気ヲツケロ!!」
ガンッ!!
「メーデー、メーデー、右翼ニ、質量弾ラシキ物ガ被弾!!」
「マサカ!地対空ミサイルカ!?」
ドォン!!
「一号機ガ墜落、本部ニ連絡ダ!」
「逃がすか。」
「!!?バカナ!ココハ2000フィートダゾ!!」
翔は、エンジン部分に手を、突っ込み回路やごちゃごちゃ物を、引きずり出す。そして、翔は戦闘機から飛び降りる。
「ナ!チョット待テ!!!」
「誰が待つか。」
二号機も、墜落する。そして、翔はギルドの前に着地する。
「!!、翔か!?、どこ言ってたんだお前!!早く逃げる・・ぞ?あれ、もう飛んでないな。ならいいか。」
もう、こいつの頭のめでたさに凄さを感じるよ。
「もう、飛んでませんでませんね。なら、受付再開しますか。」
あれ?あいつが、めでたいわけではないのか?
「戦闘機が飛んでたのに。それでいいんですか?」
「ああ、5日に、一回は飛んできますから、いちいち、その後も色々対応してたら、過労死しますよ。でも、昨日も飛んでたのにおかしいですね。」
この人らには、監視されてるとかそういうのはないのか。
「じゃあ、冒険者登録お願いします。」
「分かりました。」
あ~あ、喉渇いた。
「お茶もらえます?」
「はい、1プロになります。」
有料なんだ。
F-22に特にこだわりはありません。最近、日本も戦闘機を開発したらしいですが、やっぱり出すならメジャーなF-22だと思って。