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さらにチートがいた

 深夜で眠たい&深夜テンションの中でかいたので、文章や内容がキモイことになってるかもしれませんが、どうぞ。

 伝説の伝道師か・・・たいそうな名前だな・・・あ。よく見れば姫様可愛いじゃないか。


 翔は一人黄昏ていた。


「すごいです!みんな、ステータスが一般の成人男性の10倍くらいあります!!」

「次は僕ですね」


 次は金地のようだ。

_______________

名前:札山 金地

性別:男

Lavel:1

職業:聖勇者


HP:1500

MP:1000

筋力:1500

防御:1500

俊敏:1500

知力:150

魔質:800

反応:1500

視力:1500

精神:1500

魅力:1500

運:15


能力  :聖性の真の勇者(トゥルース ブレイブ) レベル4 無限之剣-棟過(ブレードスミス)

レベル4 地ヲ割カツ真撃之一撃(グランドキルショット) レベル4


スキル :勇気(カーレッジ) レベル10 光魔法 レベル7 限界突破 レベル1


称号  ;真の勇者 光の化身 女神の加護 勝利の神の加護

___________________


 なんだそりゃ?根本的に、違うじゃないか・・・ステータスの違いに、みんな騒然としている。ただ、姫様だけがすごいすごいと頷いていた。


「・・・これで全員、ステータスは見せ終わったかな?」


 まだ俺は見せていないが、やっぱり見せないとやばいよな、見せてもやばいよな・・・


「ぼくがまだです」

「ん?どれどれ?見せてごらんなさい」


 翔は、尻込みながらもツカツカと歩く。


「これがステータスです・・・」

「・・・うーむ・・・これは」

「これは、テンプレに出て行けとかですか?」

「いや、そのてんぷれとは何かわからんが、それはないですぞ?話せば長くなりますがよいですか?」


「いやいい。」


「その昔、我が大陸には「え?」ローマロック神聖国という国があったのですが。「いや、いいって」とても宗教国だったので小さかったのです。その国は、小さいがゆえ税金もなく、信者の寄付だけで成り立っていました。しかしやつら(・・・)が現れ、寄付も少なくなり、かなりの財政難におちいってしまったのです。そこで、やむ終えず近くの連邦国・・・すなわち、イカロス連邦に合併することになったのです。イカロス連邦は、当時で6カ国、今で11カ国という国が集まって出来た大規模な国だからの。

そこで、合併してローマロック神聖国はなくなったのだ。そして今日、勇者を召喚した召喚魔法は、その元ローマロック神聖国の魔法技術によるものなのです。そして、その国の聖典に、”勇者を召喚しからば大切に保護せよ”と書いてあったのです。それが原因ですぞ。それも踏まえて、話していきますぞ?・・・」


 ・・・なげぇよ。既に何人か聞いてない子がいるな。


 それから20分くらいして、校長並に長かった話が終わった。


「・・・というわけなのです」


 もう誰ひとりとして聞いてなかった。いや、姫様だけは可愛らしく、目を閉じちいさくこくこくと首を縦に振っていた。・・・寝てただけかもしれないが。


 唖然状態だった金地が正気に戻り、冒頭部分で聞いていたことから質問を繰り出す。


「やはり、敵とは魔族なるものなのですか?」

「うーむ。またそれも違います。魔族も敵の中にいるが、一番厄介なのはAI族ですな。」


 A・・・I、族???


「倒しても倒しても、わんさかわんさか出てくる。それに、奴らは鉄で出来ていて、ものすごく硬い。」


 異世界そんな進んでんの?科学技術。


「それに、我ら人類には理解不能な攻撃手段を用いる。超高速の鉄の塊玉がとんできたり、鉄の筒状のものが飛んできたらと思ったら、爆発しおるし。50年前の記録では、たった一つもので、国ごと消されたというはなしもある。いや、見た人がいない、もしくは死んだかで話しかつたわってないしで、確証はないんですがの。」


 いや、それ、現代兵器。


「その大爆発は、原爆。もしくは水爆にるものだと思います。」


 今、声を発したのは愛宕 一花(あたご いちか)。クラスの委員長だ。


「なんと!知っておるのかね!?ならばさっそく戦術室へ!!」

「待ってください。ケトルさん!まずはお父様に勇者様の顔合わせを・・・。」

「おぉ・・・そう、ですな・・・。では皆さん、王の間に案内しますぞ!!」


 長かった。やっと話が進められるな。あの人ケトルって言うんだな。


「宮殿のようで、作りがしっかりしている廊下だな。」


 っと、誰かがつぶやく。


「そりゃそうだとも。この城は、我が国ブルタニア公国の全国力を上げて作った最強の城です。」


 ケルトが歩きながらも全身を使って豪語する。


「あぁ、つきましたぞ。」


 おお、門でけぇ。10メートルはあるんじゃないか?


「お?気になりますか?この門は、30cmの鉄の装甲で出来ていて何者の侵入も許さない造りなんですよ。では、そろそろいきましょう。門を開け!!」


 ゴゴゴゴゴゴ。  6人係で門を開ける。


 おりょ?王様が座りそうな椅子はあるけど、肝心の王様がいないぞ?


「もうそろそろ来る頃合なんですけど・・・ちょっときみ、何分前に王様に通達した?」


 ケトルが、近くにいた護衛の兵士に聞く。


「10分前に、ご通達を。」

「ということはそろそろか・・・お?きたようですな。」


「王様のおなーりー」


 ぷよぷよしたお腹を引っさげて、王冠をかぶったおじさんが横の通路からのっそのっそと出てくる。


「ふぅー。疲れた。久々に運動すると疲れるわいの。ルリュネルや、わしドンくらい歩いた?」

「王様。お言葉ですが、たった20mしか歩いておりませんよ。」

「20m!?体感的には1kmくらい・・・」

「王様、茶番はあとにして、今は勇者様方がお見えになっております。」

「そじゃった」


 顔を油ギッシュにした王様がこちらを向く。


「皆、自己紹介はしたのかの?」

「まだです。」


 王様の問いに姫様が答える。


「私から行かせてもらいます。ブルタニア公国、第ニ王女のクルネック・F・アルテニアです。特技は基本援護系多様型後衛魔法術で、なかでも、近距離回復魔法が最も得意です。」


 すごく聞きなれないな。ねげーし。

「次は、この王が「次は、私ですね。名前はケトル・ハーバネオと申します。姫様の執事と戦術発案長の仕事をしております。多分ですが、皆様の一番お近くにいられるのがわたくしだとおもいますので。わからないことがあればお聞きくださいな。」


「うむ。じゃあ、次わし「王様のメイドをやっております、ルリュネル・ケイネスと申します。特技な俊敏な動きができることです。」


「さいごになったが、わし「ささ、皆様。部屋が一人ずつにあります。ご案内しましょう。」わしにもさせてぇー!お願いだから!」


「しょうがないですね。」


 いや、普通にさせてやれよ。どんだけいじられキャラなんだよ、王様。


「ポヨポヨネル・P・アルテニアだ。特に特技なないが、聞いて驚け!わし。この国の王じゃ!!」

「ささ、早く行きましょ。」

「少しは反応してぇ!!」


 そろそろ可哀想になってきたな。でも、よかった。いい王様そうだ。


 そしてまたあのどでかい門をくぐり、部屋へ案内される。



「ここです、自由な部屋へお入りください。後で、この無地のプレートをお配りしますので部屋の前に飾っておいてください。」


 全員が思い思いの部屋へと入っていく。そして俺は最後まで残り、余った部屋へと入ろうとした時に、いきなり姫様に声をかけられた。


「あの、ステータスのこと・・・私の召喚不備だったかもしれません・・・本当にごめんなさい。」


 ああ、この姫様は俺のステータスのことを、自分のせいだと思っているらしい。


「姫様のせいじゃないよ。元々は離れた俺が悪かったんだ。」

「離れた?そうだとしても謝ります、ごめんなさい。何かわからないことがあったら、私にきいてくださいね。」

「ああ、わかった。」


 姫様は、いい子なんだろうな。そう思いながら部屋へと入った。

 いきなり、近距離だとか言われてもわからないと思うんで書いときます。

 この世界での距離の概念。(人間族間のみ有効)

近接距離=1m未満

超近距離=1m以上~5m未満

近距離=5m以上~10m未満

中距離=10m以上~30m未満

遠距離=50m以上~500m未満

超遠距離=500m以上~無限


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