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プログラム:3 《恐怖のゲェムの参加状》

『初めまして。

 

私は悪魔。


歯車が(くず)れた狂われし


悪魔です。



選ばれしキミたちには


私のパーティーに参加していただきました。





パーティーといっても


私の作った


ゲームなのですがね。







内容は簡単です。



キミたちには


8時から4時間経過した12時から


隠れ鬼をしてもらいたいと思います。




私がこの学校の中にばらまいた鬼に


逃げてもらいたいのです。



隠れながら動いても良し、


鬼に見つかっても逃げれば良し。



要は鬼に捕まらなければいいのです。




鬼から逃げ切って、


そして


この学校のどこかに隠れている私を見つけ出せたら


キミたちの勝ちです。


そして、


鬼に捕まってしまった人は…














残念ながら、


もうこの地面に立つことは無いでしょう。









それから重要な説明を少しほど…。


1.隠れる場所は学校内。

 

  そこから出てしまった場合は、

  やはりこの地面に戻ることはできません。


2.学校内ならば何処に隠れてもOK。


3.鬼は人型なので、

  普通の人と見分けがつかないけれど、

  人とは違うところが多少あります。

  それを見つけ、鬼に言うように叫ぶと、

  反対に鬼を退治することができます。


4.鬼は全体で15体います。


5.このゲェムに参加している人数は、約50名です。









さぁ、


それではキミたちの命をかけたゲェム


頑張って


逃げ切ってください。



健闘を祈ります。』





…以上が悪魔の書き残したメッセージ。



あたしたちは、

知らぬうちに

悪魔の作ったゲェムに参加させられていた。


なんだって言うの?!

これ…。

あたしは何も言えなくなった。

足が震えてる。

強気になれなかった。

雅之は平然を装っていたけど、

瞳の奥がわずかに震えていたのにあたしは気付いた。


怖かった。

何も言えなくなるような

恐怖に

あたしたちは押しつぶされそうになったのだった…。






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