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魔剣使いとハーレムと  作者: アッキ@瓶の蓋。
第6章 怪力女王と技術塔と義手男

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6章U1話「流石にそれはしないけどね」

【クロノウス・ウルカニア編】

 僕、レンラ・バルトレンジはヤヤ・ヒュプオンと共に校舎内を徘徊していた。敵は10万円と交換出来る金の腕章を腕に付けて校舎内に居ると言う、『三発の雷(トリオ・ザ・スパーク)』の『雷影(らいえい)』ことクロノウス・ウルカニア。



 ヤヤはテセウス・タイタニックが経営していた『魔法陣』と言う禁術屋から貰った黒い小さな球、魔力増強薬の『エナジー・リキッド』をじっと見つめている。



「……」



「まさか『エナジー・リキッド』をそのまま飲むとか?」



「流石にそれはしないけどね」



 と、ヤヤは言う。



 まぁ、僕としても流石にそれは勘弁願いたい。あの薬は、元とは言え禁術屋が作った契約魔物に飲ませる薬。魔法使いと言うのは、魔物を召喚してその魔物と契約を交わして強い力を得たりもしている。ディオルーもヤヤもそんな魔物は出していないけれども、そう言った魔物を召喚するかなりの魔力を消費する為に戦闘で活躍出来るかは微妙らしく、召喚していないだけらしい。

 つまり、居る事に居る。

 だから、契約魔物をどこかで呼び出してその丸薬を飲ませるはずである。



 恐らく、家でだろうけれども。




「まぁ、とにかく自分でそのまま飲む事だけは止めろよな。どう言った結果になるか分からないんだから」



「もう。レンラ君に言われるまでも無く、ちゃんと分かってるよー。安心して」



「……だと良いんだがな」



 なにせ、相手は僕の持っていた5本の魔剣の所有者、クロノウス・ウルカニア。

 しかも、別世界で作られた『一期一振(いちごひとふり)』と言う太刀を持っている。あの太刀は剣を使う者には有名な刀であり、何でもかなりの上物で、切れ味も抜群なんだとか。

 それを抜きにしても、メンルリさんの家で総勢約200体の戦闘用ロボットを全てスクラップ、しかも自分は全然傷を受けていない所を見ると、それなりの心構えで挑まないといけないな……。



「とにかく油断しないに越した事はないぞ、ヤヤ」



「うん、分かったよ。レンラ君」



 そう彼女はニコリと微笑んだ。

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