5章2話「客が来ていてお前の事を」
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準備会初日、僕達はアスクム・フレイアトが提案したとされる執事&メイド喫茶を運営していた。
やはり定番中の定番と言うのは人気が高いみたいで、なかなか人は減らずに集客率と言うのは非常に良かった。まぁ、ある程度と言う意味だけれども。
「はぁ……」
執事服で給仕をやって居た僕はある程度やったので休憩を貰って、給仕室で一服お茶を貰っていた。
「お疲れーですね……」
と言って、同じく給仕をしていたアスクムがそう声をかける。彼の顔は少しばかり疲労に満ちていた。どうやら彼もそれなりに疲れているらしい。
「意外とこう言う一般的な接客と言うのは疲れる物だな。店とかで見ると意外と簡単にやって居るように思えるが、やって見たらこのざまだ」
「接客は第3種、つまりはサービス業に当たる訳だよ。そして第3種はその中でもかなり国際的な職業。だから、これは一番難しい職業なんだよ。まぁ、その分やりがいがあると言う物があるけれども」
「あっ、そうだ」と言ってアスクムは僕の顔を見る。
「何かレンラ、お前目当ての客が来ていてお前の事を呼んでたぞ?」
「僕を? まぁ、良いけど……」
しかし、誰だろう? ディオルーやアトアグニさんは同じく1年で忙しそうにしてるだろうし、となると今日は忙しくないクラスはと言えば劇をやる予定の2年のメンルリさんか?
まぁ、同居しているから来ていても可笑しくは無い。
多分、メンルリさんが来たんだろうなと思って、アスクムが言っていたテーブルへと向かった。
そこに居たのは、意外な人物だった。
「やぁ、レンラ。似合ってるな。あっ、僕様はコーヒーで」
「……本当ですね。私はオレンジジュースを。と、私は思うのだけど」
「私はクロノウス様と同じくコーヒーを。ただし、砂糖1つとミルク2杯入れてくださいね」
中肉中背の青い髪の幼い顔立ちの男性、クロノウス・ウルカニアはメニューのコーヒーを指差して注文をしている。黒髪を肩より少し長い辺りまで伸ばした虹色の瞳を持つ小柄な女性、ハトトリー・クイーンは指を1本立てて、「オレンジジュース」と注文していた。そして最後の1人、緩くウェーブのかかった肩まで伸びた明るめの茶髪をした幼さを強調するような童顔の女性、リストロル・ビジョップは黒い金属製の棒を触ってる。
クロノウス・ウルカニア。ハトトリー・クイーン。リストロル・ビジョップ。
『三発の雷』の3人はテーブルで客として来ていました。
次回は9月24日0時、投稿予定です。
【5章3話 「2人に依頼をするためには、それなりに恩を」】をよろしくお願いいたします!




