5章1話「これはまた……エロい!」
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「はぁ……」
と、執事服を着た僕、レンラ・バルトランジは溜め息を吐いた。
「レンラ、執事と言うのは常に余裕を持った態度で居ないとダメなんだぞ?
……と言う訳で、僕は脱いで良いですよねー?」
シルクハットを被っていつもとは違う、執事服を着たアスクム・フレイアトは側に居たクラスメイトの女生徒に声をかける。そのクラスメイトは「ダ―――――メ♪」と言っていた。
「はぁ……。アスクムはもうこんなのは脱ぎたい……」
「おい、さっき偉そうに語っていたのはどこのどいつだよ」
と、アスクムにツッコミを入れる。まぁ、僕も気持ちは一緒だが。
今日は文化祭の準備会。
本番の1週間前に行われる、生徒による生徒だけの文化祭である。
これを行う目的は、主に2つある。
1つ目は、生徒の憂いなくしである。どうしても本番は忙しくなり、希望している出し物や店に行けなくなる。故に予めやって置き、そう言った「行けなかった」などの憂いを失くすのである。
2つ目は、身内だけでしたい行事もあるからである。いつからやっているかは分からないけれども、生徒だけで行われる武闘会や闇のオークション、ミスコンなど保護者には見せられない物を多く行う。
準備会も本番も3日間行われる。
初日は露店、2日目は演劇などの出し物、そして3日目は身内だけで行う行事である。
ちなみにこれは準備会の日程で本番は、
初日と2日目は露店、3日目は演劇などの出し物になっている。
そして今日はその準備会の初日、露店の日である。
何かわいわいがやがやとした声が聞こえており、女子が何人も居た。
その中から1人の女子生徒が出て来た。
「はぅ……」
出て来たのは、ヤヤ・ヒュプオン、僕達の幼馴染。
そんな彼女がメイド服で現れた。
ウェーブがかった黒髪の上には黒のカチューシャ、フリルがついた水色のエプロンドレス。
胸は強調するようにぴったりと張り付いており、腰を細く見せるためにコルシェットで少しでも細く見せようとしている。
そしていつもより足は細く見え、顔は少し赤らんで見える。
……どうやらうちのクラスメイトの女子達は、相当悪乗りしているらしい。
「に、似合う?」
「あ、あぁ……。まぁ、似合ってる」
と、僕は彼女に言う。そう言うと、ヤヤは「えへへ//////」と照れたように笑いかけていた。
「うむうむ……。これはまた……エロい!」
「エ、エ、エロい!?」
アスクムの言葉で、今度は羞恥心全開で顔を沸騰させるがごとく赤らめるヤヤ。
「僕の勝ちだな、レンラ君」
「……そんな勝負はした覚えはない」
そして、準備会は始まったのであった。
次回は3日後の9月21日0時。
【5章2話 「客が来ていてお前の事を」】でお会いしましょう。




