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魔剣使いとハーレムと  作者: アッキ@瓶の蓋。
第4章 トラソルクエ学校文化祭

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4章閑話②「しかしだからと言って」

「まぁ、冗談はここまでで良いだろう。本題に入りましょう」



 と、アサセノスさんがコーヒーを飲みながらそう言う。

 ちなみに横でシワコさんがもうかなり甘いテイストになっているエスプレッソに、新たに持参の砂糖やらミルクやらをエスプレッソに入れて甘くしているのを見て、僕様の腹持ちが甘くなっていくんですけど……。それは言わない方が良いだろうな。



「一応、君の才能は情報として聞いていますよ。だから、『どんぐりの会』の面々に迎える事としては何も問題は無い」



「じゃあ……!」



「しかしだからと言って、そう簡単にあなたを『どんぐりの会』に引き入れるほど、私達はお気楽な会社ではございません。

 そりゃあ、ちゃんと会社に出ている限りは有給やら、旅行などをしますけど……。

 そうですね、アサセノスさん。今度は花畑とかどうですか? それとも、2人だけで愛に溢れた、湖で視察と言う物も良いと思うのですが……」



「おやつは300円以内……いや、お前の場合はそう言うの関係ないか……」



 何かいきなりお2人さん、僕様の将来よりこれから旅行について考えているんですけど……。

 これで本当に良いのか? 面接って?



「じゃなくて……! どうして僕様が……あなたの組織に入れないかを教えていただきたい! 僕様はそれが分からないと、納得できない!」



と、僕様が言うと2人は顔を見合わせ、



「ならば、君にチャンスをやろう。そのチャンスを生かせたら君の勝ちだ。ただし、生かせなかったら君の負けだ」



「望む所です。……元より、『どんぐりの会』は必ず入りたかった組織。どんな無理難題も、クリアして見せましょう」



「了解だ。ならば、君にチャンスを与えよう。

 期限は文化祭が終わるまで。それまでにこの課題を確実に遂行出来るかを試させてもらおう」



 さすが、僕様が入りたい『どんぐりの会』。そう易々とは入れないか。



 元から苦労する事は分かっていた。

 昔、彼らは僕様を救ってくれた。その時、僕様は彼らの力になる事を決めたのだ。



 例え、何を犠牲にしたって。




「じゃあ、お願いしよう。君の指令は……」



 そして、僕様の尊敬する方、アサセノスさんは僕様に指令を出したのであった。



 僕様はそれを聞いて、「何だ、そんな簡単な事か」と思った。

 だから引き受けた。それがどんなに難しい事か、知りもせずに。

次回は次の章に移行するので、1週間開けたいと思います。

次回から第5章です。

では、「5章0話 『物は、それに相応しい者の所に回って来る』」をお楽しみに。

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