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魔剣使いとハーレムと  作者: アッキ@瓶の蓋。
第3章 天才少女のお宅訪問

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3章3話「ここに居る訳を」

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「ふぅん……。そう言う事ですか。まぁ、理解しましたよ」



 休日と言うのにも関わらず、僕の家へとやって来たヤヤがそう言う。

 魔法の杖を構えていて、彼女の上空には赤い幾つもの球が浮かんでいる。炎の球の原料と言うべきだろう。何故か分からないが、炎の球を出す状況に言って要るのは謎だ。ただ僕は、こう言った状況になる理由が分からないのだけれども。



 休日の今朝、僕、レンラ・バルトレンジが玄関を何度もチャイムを鳴らす音に目覚めて、一緒に起きたメンルリさんと玄関の扉を開けるとそこにはヤヤ・ヒュプオンが居た。

 で、ニコリと笑っていたヤヤだったんだが、メンルリさんの姿を見ていきなり呪文を唱え始めたのである。彼女の上には、炎の球がどんどんと大きくなっている。



「えっとな……ヤヤ。僕はまだ何も……」



「これで私を騙したつもりでしょうけれど……許さないんですから! フレア・バニッシュ!」



 そしてヤヤが放った幾つもの炎の球が僕に向かって飛んで行く。えっと……これは……。



「魔剣発動に間に合わない!」



 くっ……! こうなったら今、持っているラ・テラで……。



「いきなりの魔法攻撃は駄目でしょ」



 そう言って、メンルリさんは即座に背中から騎士のような西洋刀を取り出す。そして瞬時に西洋刀に白の光が纏われていく。



「魔法剣術、光斬」



 そして、彼女はその白い光を纏わせた西洋刀で、ヤヤの放った全ての炎の球を斬り裂いた。



「なっ……! 私の炎の球が……!」



「とりあえず君の友達であるレンラ君の話を聞いた方が良いと、ボクは良いと思うよ」



「そう……だね。じゃあ、レンラ君。説明してもらいますよ?」



 なんかメンルリさんのおかげで、ヤヤのとりあえずの暴走は止められたようだ。



「えっと……だな。ヤヤ。とりあえず、メンルリさんがここに居る訳を話そう」



「ちゃんと分かりやすくお願いします」
















 それから数分後。

 僕の説明によって、ようやくヤヤは納得してもらえたようである。



「……メンルリ・シウテムカ。確かに聞いた事があります。

 完全無欠で、誰も姿を見た事が無い魔法騎士様と言う話ですけれども……。まさか家を追い出されて、レンラ君の家に御厄介になったと言う事になっているとは」



「信じられない話なのは分かるけど、帰ったら玄関前に倒れてたんだ。放って置く事も出来ないだろうよ」



「レンラ君は良い人で、ボクはとても嬉しいです」



 しかし、ヤヤも知っていると言う事は、先生が言っているようにそれだけ有名な人物だったのか。このメンルリさんは。



「で、メンルリさん? あなたの家に居る敵は、今何人なんですか?」



そう聞くと、メンルリさんは指を3本立てた。



「3人……と言う事ですか? メンルリさん?」



「ううん、違いますよ。ボクは3人って言う意味で指を3本立てたわけじゃないんですよ。









 約300体。約300体の敵が、私の家に居ます」




「「……約300体」」



 え? 一件の家を征服するのに、なんでそこまでの大人数を差し向けているんだよ。

 要らないだろ、そこまでの人数は。



「そして、ボクの家を占拠した元締めの名前は……」



 ピンポーン!




 メンルリさんがそう言うのを防ぐように、扉のチャイムが鳴った。



「……はぁー」



 なんともまぁ、タイミングの悪いチャイムだな。

 とりあえず、扉を開けに行くと2人に伝えて、僕が玄関に言って扉を開けると、




「こ、こんにちは! レ、レンラ、休日だから一緒に……!」



「……遊びに……来たよ?」



 これはまた……。




「説明に時間がかかりそうだ」



 と、僕は扉を開けた先に居たディオルーとアトアグニさんを見て、頭を抱えたのであった。

今回はわりと進みませんでした。

正直、別にこのままメンルリさんの家に向かって行くのも悪くは無いかなとも考えたんですが。

その前にメンバーも揃えないといけないと思って、メンバーを出してたら見事なまでのメンバー登場回になってしまいました。

申し訳ございません。戦闘もこれから増やしていくつもりですので、応援よろしくお願いします。

後、アドバイスなどもございましたら、よろしくお願いいたします。

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