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魔剣使いとハーレムと  作者: アッキ@瓶の蓋。
第2章 エルフの森の合同任務

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2章2話「……? 何?」

ロリッ子エルフちゃん、登場回です!

 マクウエに行くために、僕、レンラ・バルトレンジは駅前に向かっていた。

 今日の僕の格好は、森に向かうと言う事で黒の長袖のシャツと、それに合う長ズボンを選んで履いている。まぁ、虫対策と言う訳だ。

 キャンプの準備はアスクムが全部引き受けるという事らしいので、一応食料として魚系のをクーラーボックスに入れておいた。まぁ、流石にフレイアトも食料を持って来てるかどうか分からないからである。



 駅前に行くと、既に見知った3人の姿があった。

 学生業(ミッション)に一緒に参加するヤヤ・ヒュプオン、アスクム・フレイアト、ディオルー・セレネオスの3人である。



 3人の格好も、いつもの学生服とは少し違っていた。

 ヤヤは深窓の令嬢を思わせる白いワンピースと茶色い麦わら帽子を被っている。背中には大きなリュックサックを背負っていて、手には弁当を入れているだろうバスケットを持っている。

 アスクムは眼鏡の代わりに赤いカラーコンタクト、頭にはいつもの黒いシルクハット、傍には大きなキャリーバックを置いている。

 ディオルーは明るい茶色の髪を花の髪留めでいつもとは違うポニーテールにしていて、胸を強調するかのような白の薄着を着ていて、手には小さな緑色のハンドバックを持っている。

 どうやら僕が一番最後のようだ。



「ごめん、遅れた」



 一応、待ち合わせの時間である10時ちょうどに着くように家を出たつもりなんだがな。今も10分前だし。



「遅いわよ、レンラ。私なんか1番早くてもう待ちくたびれたわ」



 と、ディオルーが言うと、同じ女性であるヤヤも声を上げる。



「そうです、レンラ君。私が来た時にはディオルーさんは20分は待っていましたよ」



「そうだね、レンラ。せめて待ち合わせの30分前には入っておこう。ちなみにヤヤちゃんは僕の10分後に来たけどね」



 なんだ、その待ち合わせあてクイズは。



「一応、ちゃんと時間通りに来たんだがな。ちなみにお前達は何分から待ってんだよ」



「いや、レンラ。ここはクイズと行こう。君の来た時刻を9時50分として、さて僕達はいつ来たでしょうか。ちなみに僕、アスクム・フレイアトの来た時間はディオルーさんの後でヤヤちゃんの後だったよ」



「あっ、それは面白いですね。レンラ君、私、ヤヤ・ヒュプオンの来た時刻はレンラ君の20分前ですよ」



「じゃあ、私からもヒントを上げるわ、レンラ。私、ディオルー・セレネオスが一番早く着いたわ」



 なんでこんなややこしい話になるんだ。考えるのも面倒だわ。



「まぁ、良いだろ。全員時間前には揃ったんだから。そろそろエルフの森、マクウエに向かおうじゃないか」



 僕が話題を逸らすようにそう言うが、アスクムがそれを止めるように言う。



「いや、まだ全員じゃないんですよね。もう1人、居るんですよね」



「ちょっと! アスクム! もしかしてこのミッション、5人で受ける事にしてるんじゃないでしょうね!」



 そう言いながら、ディオルーはアスクムの胸を絞め上げていく。



「ちょ、ちょっ! あっちの方が先に一緒に受けようと言って、言ってきたんですよ! 断ろうとしたら、無理やり奪って書いちゃったんですよ! そして、そのまま向かっちゃったんです!」



「つまりは、今日のこの時間を指定したのもそいつだって事で。そいつはもう少しで来るのか?」



「……多分ね。

 あっ、来た来た! ようやくお出ましのようです!」



 そう言って、ディオルーに首を絞められたまま、アスクムは指を指す。するとそこには、とてとてと歩いているエルフの子が歩いていた。



「……お待たせ、しました」



 緑色の髪を耳の辺りまで伸ばしているショートカットで、凛とした綺麗な顔立ちと割と小柄な体躯をしている。

 薄いAカップだろう胸に張り付くような動きやすそうな白い服を着ていて、背中に大きな弓を背負っている。



「……フォルセピア・アトアグニ。……エルフ。……よろしく」



 そう言いながら、手を差し出す小柄なエルフ。



「あっ、どうもです。レンラ・バルトレンジです」



「ヤヤ・ヒュプオンです」



「ディオルー・セレネオスよ」



 と言う感じで、僕達はアトアグニさんと紹介を始めておいた。



「……早く……行こう」



「ちょっと待った! フォルセピア・アトアグニさん!」



 アスクムはそう言っていて、アトアグニさんはきょとんとした顔をする。



「……? 何?」



「遅れた事について、何か釈明か何かは!?」



「……ん。ごめん」



 ぺこりと彼女は(こうべ)を垂れる。そして、彼女は何事も無かったかのように言う。



「……さぁ、行こう」



 とことこと、そのまま向かって行ってしまった。



「はぁ、なかなか厄介な奴みたいだな。アスクムよ」



「そうですね。エルフは気難しい人が多いって聞きますし」



「いや、あれは気難しいじゃなくて、マイペースとかの部類に入ると思うが」



 まぁ、エルフだから、エルフの森であるマクウエにはなんらかの目的があるのだろう。

 さもないと、アスクムから書類を奪い取って、時間を指定したりはしないはずなんだから。



「とりあえずは僕の方でなんとかコミュニケーションは取るつもりだから、アスクムはキャンプの準備をしろよ」



「うん、わかってるさ。ヤヤちゃん、手伝ってね!」



「はーい!」



「わ、私も手伝うわよ!」



「じゃあ、ディオルー。君も頼んだよ」



「当然よ!」



 まずはあのフォルセピア・アトアグニと言うエルフを追わないと。



『まもなくマクウエ行き急行電車、発車いたします』



「「「「……! 急げー!」」」」



 僕達は電車に乗るために急いで、駅へと走って行った。

ちなみに正解は

レンラ:9時50分

ヤヤ:9時30分

ディオルー:9時10分

アスクム:9時20分

でした!

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