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携帯  作者: 桜河
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とりあえず、大まかな設定を決めてみたのですが・・・。

矛盾が多く、ツッコミどころ満載。

付け足し、付け足しでいくと思われますが、あんまりツッコまないで~!

 「あの、そういえば・・・」

 「ん? 何??」

 話しかけたら疲れてしまうことは分かっているのに、どうしても疑問に思ったことを解決せずにはいられない性格なのだ。

 私の向かい側に座っている男は、私のなんとも言えない表情を見ながら、ニコニコと嬉しそうに微笑んでいる。

 その姿を見ていると、無性にため息をつきたくなった。

 その思いを、吐き出そうとした息と共に飲み込み、言葉を紡ぐ。

 「説明だと、あなたの他にもう一人別の人格(?)があるんですよね? それって、多重人格ってことですか?」

 「多重人格とはまた違う気がするけどな。なんて言うか、パソコンにOSが2種類入ってる感じかな」

 「じゃあ、機能も違ったりするんですか?」

 「多少ね。性格は全然違うけど、出来ることはある程度同じ。ただ、得意不得意があるくらいかな」

 男の表情が先程までと違い、若干不機嫌なものになっていることに私は気づいていなかった。

 それよりも、目の前に広がる未知の技術に興味を奪われていたのだ。


 「まさか、会ってみたいとか思ってる?」

 「はい、出来れば」

 「・・・俺はあんまりオススメしないけど? 多分、俺と話すより疲れると思うし」

 (分かってたんだ・・・。分かっててやってたんだ、この人。)

 「でも、気になるので一度会ってみたいです。それに、後でいきなり会ってしまうよりは、一度挨拶をしておいたほうが、驚かないで済みますし・・・」

 そんな、言い訳のような理由を言っていると、男の表情が一層険しくなった。

 先程まで、あまり表情を見せなかったのだが(ずっと人を食ったような笑みを浮かべていた)、傍から見ても悩んでいることが、すぐに分かる表情を浮かべている。

 やがて、その表情は妥協するような、何かを諦めるようなものに変わった。

 「確かに、いきなり俺の頭がおかしくなったと思われるのは嫌だし・・・。今回は、『君が俺の名前を呼ぶ』って条件で折れてあげるよ」

 ・・・やはり、タダでは済まさない気だ。

 「わかりました、条件を呑みましょう。音也さん」

 私は、『自分の興味』と『名前を呼ぶこと』を天秤にかけた結果、『自分の興味』の方に重みがあった。

 「じゃあ、不公平だから俺も名前で呼ばせてもらうよ、美佳ちゃん?」

 (やっぱり、名前も知ってるんですねー。)

 別に、名前を呼んでもらう必要はないのだが、そんな意見を言ってみてももスルーされるのがオチだ。

 「・・・構いませんよ」


 「中身が変わっても、外見は変わらないから。唯一、性格と連動して変化するものがあるとすれば、今俺が首にかけてるヘッドフォンと、このブレスレッドの色くらいかな」

 確かに、黒で統一された服に合わせて、黒いヘッドフォンが首にかかっていた。

 今まで、ファッションの一部だと思っていたのだが、違ったらしい。

 そして、音也の手のひらには、これまた黒一色で作られたブレスレッドが乗っている。

 「これは、美佳ちゃんにあげるから。俺たちを見分けるヒントにして。間違われるなんてありえないからね」

 少し、拗ねたような物言いに吹き出しそうになった。

 それを堪えて、笑顔でブレスレッドを受け取る。

 「じゃあ、もう一人の人格について簡単に説明するから。名前は『遥歌ハルカ』。イメージカラーが、俺が黒なのに対して、遥歌は白。性格は、・・・子供みたいな奴だと思ってればいいよ。ちなみに、時間があるときは服もお互いのイメージカラーに沿ったものを着るようになってるから。性格も、好みも俺と遥歌は真逆だと思ってくれていいよ」

 簡単な説明だけをして、「あとは本人に聞いて」と言われた。

 (投げやりだな・・・。そんなにお互いを嫌っているのだろうか・・・。)

 「俺が瞼を閉じて、次に開いたときには遥歌と交代してるから」

 そう言って、音也は瞼を閉じ始めた。


 「わー、美佳ちゃん! はじめまして。俺ハルカって言うんだ、よろしくねー!」

 まぶたを開けた瞬間、キラキラとした笑顔でそう言われた。

 (姿が変わらないから、すごい違和感だ・・・。)

 180度変わった性格に、戸惑ってしまう。

 「あー、また音也くん黒着てるー。俺、白の方が好きって言ったのにぃー」

 私の戸惑いの原因は、興味の対象が次々と移っていくらしく、不機嫌になったり機嫌が良くなったりと忙しいようだ。

 本当に、子供のようだ。

 「もしかして、美佳ちゃんびっくりしてる? でも、ちゃんとハルカなんだよー。もう、音也くんじゃないんだよ。ほら、色変わってるでしょ? だから、ハルカなの!!」

 そう言って、得意げにヘッドフォンをこちらに差し出す。

 確かに、先程まで黒だったその色は、白に変わっている。

 私の腕にはめているブレスレッドも、黒から白へと色が変わっていた。

 「音也くんはずるいんだよー。俺とあんまり変わってくれないもん。だからね、美佳ちゃんが俺に会いたいって言ってくれたとき、俺すごく嬉しかったんだから!」

 満面の笑でそう告げながら、私に抱きついてくる。

 驚きつつも、引き離そうとは思わなかった。

 (これで、音也さんと同じなんて・・・。)

 そう思い、顔を見上げるとニコリと笑顔を返された。

 (あー、やっぱり顔はいいんだよなー。・・・あ、なんか恥ずかしくなってきた)

眠すぎて、文法その他もろもろ崩壊してます・・・。

すごく、キャラが大変・・・;;

後々書き直すことになる気がします。

毎度毎度、後悔と愚痴ばかりのあとがきな気が。

ですが、あとがきに書くネタを持っていないので毎回この形に落ち着くという負の連鎖!!


お粗末様でした。

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