始まりの合図
これは、現実にあった話ではなくフィクションです。
現実には一切関連しておりません。
今ではほとんどの世界が宗教上になっている。
やく、90%セント以上の人たちが天塁宗教というものに信じている。
そして子供もそいうふうにいままで教えられてきていた。どこに行っても宗教ばかりで世の中天塁宗教が中心となっている。
ホームレスの子供は修道院に泊まることになっていていて、三和樹 青戸 14歳 もその一人だった。朝早くに起きて簡単にご飯を食べると制服を着て修道院へと向かった。
いつものあさだ。
かばんには教科書などがぎっしりと詰まっている。教室に入ると時間ぴったりに授業が始まった。
そして休憩時間僕は図書室へと向かっていつも手に取る本をとって机に向かって読み始めた。
もう何回読んだろうか。タイトルには『自由とは』と書かれてある。
「また、その本かい?」と横で声がする。
僕はビクッとする。横にいたのは、静岡先生だった。僕が一番尊敬している先生だ。
「宿題は終わったのかい?」
「はい、もう24番5章の内容も全部も覚えていますし来週のテスト勉強も終わっています。」
「そうかじゃあ、聖書の56番第7章を抑えておくように。2か月後のテストに出てくるよ」
「もうそこは自習時間で押さえました。56章の内容はほとんど頭に入っています。」
「。。自習勉強に出された課題はやってるのか?」
「はい、終わったのでやりました」
「そっそうか。。」
「先生は自由とは何だと思いますか?」と僕は聞く。
先生はクスッと笑って言った。「何回も同じ質問を聞いてくるね。まあやっぱり神様に仕えて一生を終えて得られるものだと思うよ。」と静岡先生は言う。
「君はこの本が好きだね。せっかくの休憩時間なんだから協会にでも行って友達と祈ってたらいいのに、そっちのほうが心が安らぐよ」と先生は言う。
「別に、僕は本が好きじゃなくてこの本が気になるだけです」
僕は簡単に言った。
「君は将来何になるつもりだい?」と先生は聞く。
「先生の。。ような人です」と僕は恥ずかしながらいう。
「いいよな。」とほかの先生が僕たちの会話に割り込んだ。
源先生だ。
「静岡のファンだからね君は。尊敬している先生は静岡先生だっていつも行ってるからね」と源先生は言う。
源先生は僕のクラスの担任の先生だ。ほかの人とは少し違って、ちゃんとしていない。いつもへらへら笑っている。僕は源先生があまり好きではなかった。だがそれとは正反対に静岡先生のことは好きだ。好き。。というよりかはとても尊敬しているといったほうがいいだろうか。休憩時間が終わるベルが鳴る。僕は立ち上がり授業へと戻った。そのあと学校が終り、僕は修道院へと歩き出す。
公園を横切ると上で声がした。「いい子さんは早く家に帰らないと怒られますよー」と僕は上を見上げる。木に僕くらいの同じ年齢の子が座っていた。木に人が座っているところなんて初めて見た。そんな下品な行為をすることにも。「こ、こんにち、わ」僕はびっくりする。すると男の子が下りてきた。
僕はまだ知らなかった。この男子のせいで僕の人生が狂わされることを。。。